道路構造物ジャーナルNET

『大規模更新』

NEXCO中日本 現場見学が、建設業に対する理解を進めることになれば業界ニュース

石川高専の学生が新手取川橋工事現場を見学

 NEXCO中日本金沢支社が建設を進めている新手取川橋工事の現場に、20日、石川工業高等専門学校の環境都市工学科の学生22人(指導准教授は新保泰輝氏)が見学に訪れた。金沢保全サービスセンターの松根弘直所長は、訪れた学生に対し、「この現場見学が、建設業に対する理解を進めることになれば」と語った。次いで、同支社の金綱しおり氏のパネルを使った詳細な説明や、現場動画、現場の既設PC桁の撤去状況公開…

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断面交通量は約21,000台で、大型車混入率は約4割現場を巡る

NEXCO中日本 中央道岩の沢橋(上り線) R=300、縦横断勾配5%、斜角も変化する現場で床版取替

 NEXCO中日本名古屋支社が所管する中央道岩の沢橋(上り線)で半断面施工による床版取替が行われている。半断面施工にしたのは対象橋梁の約500m離れた場所に給油施設が設置されている阿智PAがあり、全断面取替を行うと、規制の関係上、同PAが使用できなくなるためだ。施工条件も厳しい。曲線半径は300mと厳しく、斜角も81~99°と変化する。さらに縦横断勾配も5%前後ある。その現場を取材した。(井手迫瑞樹)…

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Hydro-Jet RD工法、UFC床版製作施工も着実に改良、HSPJを初採用現場を巡る

阪神高速神戸線 リニューアル工事の床版取替工で新技術を続々投入

 阪神高速道路は今春(5月19日午前4時~6月7日午前6時)、3号神戸線京橋IC~摩耶IC間約4.2kmの上下線において終日通行止めを行ってのリニューアル工事を行った。同現場では舗装補修を約62,000㎡で行ったほか、床版取替を2箇所(528㎡と198㎡)で行っている。床版補修としては、鋼床版(対象3,768㎡)のうち、亀裂が顕在化している箇所約500㎡でSFRC基層による補強を行った(SFRC補強非対象の鋼床版はグースア…

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NEXCO西日本関西支社管内の中国自動車道吹田JCT~中国池田IC橋梁更新工事の約4km区間で採用現場を巡る

栗本鐵工所 点検しやすく維持管理性向上に寄与する遮音壁と施工効率向上が可能な壁高欄定着部構造を展開

 栗本鐵工所は、点検口付き金属製遮音板とPCa壁高欄の定着アンカーボルト部蓋構造を開発し、既にNEXCO西日本関西支社管内の中国自動車道吹田JCT~中国池田IC橋梁更新工事の約4km区間で採用されるなど実績を上げている。前者は点検の省力化、効率化、後者は施工効率向上に着目した製品である。

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2032年には供用後半世紀を経る路線が全体の5割に達するインタビュー

NEXCO中日本 中井 俊雄 保全企画本部長インタビュー

 中日本高速道路は、2023年度期首で2,183kmの高速道路を管理している。開通後の経過年数が50年以上の路線延長は約1/4におよび、東名・名神の全線、中央道の調布~河口湖、東名阪道の桑名~亀山などがある。また、40年以上を超える路線延長は5割を超え、2032年度には半分以上が開通後50年を迎えることになる。損傷は疲労によるものもあれば凍結防止剤による塩害由来のものもある。また富山県域ではアルカリシリ…

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中京圏におけるリニューアル工事が本格化インタビュー

NEXCO中日本名古屋支社 大規模更新、耐震補強が進捗

 中日本高速道路名古屋支社は延長947kmを管理している。2021年5月には名古屋第二環状自動車道西南部が開通したことによって橋梁延長が増え、259kmと延長に占める橋梁比は27.3%に達している。管理橋梁数は2,207橋、管理トンネル数は205チューブに達している。また供用中橋梁で40年以上を経過している数は940橋と全橋の約4割に達している。大規模更新も中央道、東名阪道、名神などで床版取替を主とした工事を進…

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チーム敦賀で一体となって効率的に道路を維持管理インタビュー

NEXCO中日本敦賀 長大トンネルの抜本的対策に覆工再生工

 中日本高速道路敦賀保全サービスセンターは、北陸自動車道(以降、「北陸道」)の木之本IC~今庄IC間44.7kmと舞鶴若狭自動車道(同「舞若道」)の38.8kmを管理している。北陸地方の南の玄関口に位置しており、山間部が多いため、構造物比率は高い。北陸道の敦賀~今庄は上下線が旧北陸本線に倣ったⅠ期線と完全に新設したⅡ期線に上下線が別線となっており、今後の大規模更新・修繕事業においては、トンネルに…

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総管理延長約1,400km。橋梁は約1,200橋、トンネルは約130チューブを管理インタビュー

NEXCO東日本東北支社 東北道原瀬川橋床版取替工事は同社初の迂回路を設置して施工

 NEXCO東日本東北支社は、高速道路10路線と一般有料道路8路線の合計18路線1,396.1kmを管理している。供用後40年以上経過した区間は3割で、10年後には管内橋梁の約8割が供用後30年以上となる。老朽化が進行するなかで、2023年度にはリニューアルプロジェクトとして21橋の床版取替工事を実施する予定だ。その内容を含めて管内の維持管理状況を、吉原健一管理事業部長に聞いた。経過年数に加えて凍結防止剤散布の…

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継手部に大成建設が開発したHead-barジョイントを採用現場を巡る

NEXCO西日本 九州自動車道思川橋・本名川橋(上り線)を大規模更新

 西日本高速道路九州支社鹿児島高速道路事務所が所管する九州自動車道姶良IC~薩摩吉田IC間に位置する思川橋および本名川橋(いずれも上り線)の床版取替を主とする大規模更新工事が進んでいる。両橋とも1973年12月の供用以来50年が経過しており、床版の疲労損傷に加えて、冬季の凍結防止剤散布に起因する塩害が発生している。加えて建設当時の骨材に十分に脱塩処理されていない海砂を使っていたことからそれ…

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半断面施工で上り線走行車線側を施工中現場を巡る

NEXCO中日本 中央道 深沢橋床版取替工事の現場を公開

 NEXCO中日本名古屋支社は6月23日、中央自動車道の土岐JCT~多治見IC間に架かる深沢橋の床版取替工事の現場を報道陣に公開した。同工事は半断面施工で行われており、現在は同橋上り線走行車線側の工事が進められている。下り線(床版取替面積1546.5㎡)は2022年度に完了し、上り線追越車線側を8月下旬から12月中旬の予定で施工して同橋の床版取替は完了する(上り線の同面積は1489.2㎡)。上り線走行車線側の…

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外面はステンレスクラッド鋼、内面は超厚膜エポキシ樹脂塗装、継目は全断面溶接を採用業界ニュース

NEXCO中日本 北陸道手取川橋 上り線の架替え鋼橋架設が終盤

 NEXCO中日本は、北陸道手取川橋において塩害で損傷したPC連続箱桁橋を鋼開断面連続箱桁橋(上部はPC床版を架設)に架替える工事を進めている。同橋は手取川河口部に位置し、桁下には絶滅危惧種Ⅱ類に指定されているイソコモリグモ、コアジサシの生息する砂浜があり、重機や車両の進入が難しいことから、本設桁として使用する開断面箱桁に撤去フレームを設置して、PC桁を張出し架設とは逆の手順で切断、撤去し…

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計1,006枚の既設床版を撤去し、新設床版に取り替え現場を巡る

NEXCO中日本 東名多摩川橋第2STEPの現場施工について

 NEXCO中日本東京支社は、大規模更新事業の一環として、東名多摩川橋の床版取替工事を行っている。首都圏の重交通区間で現況の上下3車線を供用しながら施工し、交通への影響を最小限にしていることが特徴だ。そうした施工計画を実現するため、様々な新技術・新材料を採用している。(井手迫瑞樹)

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軽量骨材を用いたHSLスラブを採用現場を巡る

兵庫県道路公社 播但道市川大橋で床版取替を実施中

 兵庫県道路公社は播但連絡道路の市川大橋(架橋地:兵庫県姫路市の市川渡河部付近)の一部で床版取替などを中心とした老朽化対策工事を進めている。播但連絡道路は、兵庫県の播磨地域と但馬地域(姫路市~朝来市和田山)間を結ぶ延長65.1kmの自動車専用道路である。市川大橋はその砥堀ICの上下線ランプに位置しており、今回床版取替を行う部分(市川大橋第5・第6橋)は、市川渡河部に架かる橋長222.5mの鋼2+3…

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既設桁の撤去は4基の移動作業車と2基の運搬台車を用いて施工現場を巡る

阪神高速14号松原線喜連瓜破高架橋 桁をどのように架け変えるのか

 阪神高速道路は、14号松原線喜連瓜破高架橋の橋梁更新工事を進めている。同橋は大阪市平野区喜連西から瓜破西間に架かる橋長154mのPC3径間連続有ヒンジラーメン箱桁橋である。同橋は昭和53年道路橋示方書に基づいた設計により、1980年に架設されたが、ヒンジ部の垂れ下がりが顕著になっていることから橋梁の架け替えを行っている。同工事は昨年6月から現場工事に着手し、現在は現橋撤去用の仮設桁の架設を完…

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RC床版を2個所で取替、32,000㎡で複合床版防水工を施工業界ニュース

阪神高速 3号神戸線京橋IC~摩耶IC間約4.2kmでリニューアル工事

 阪神高速道路は、3号神戸線京橋IC~摩耶IC間約4.2kmの上下線において終日通行止めを行ってのリニューアル工事を行っている。24日にその現場を公開した。同現場では舗装補修を約62,000㎡で行うほか、床版取替を2箇所(528㎡と198㎡弱)で行っている。床版補修としては、鋼床版(対象3,786㎡)のうち、亀裂が顕在化している箇所約1,400㎡でSFRC基層による補強を行う(SFRC補強非対象の鋼床版はグースアスファル…

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『Vision2023~進化する技術と社会への貢献 PC建協の未来地図~』を新たに策定業界ニュース

PC建協 2022年度会員受注額は4,186億円、2年連続で4,000億円を突破

 プレストレスト・コンクリート建設業協会(PC建協)は18日、東京都のホテルグランドアーク半蔵門で第11回定時総会を開催した。総会後の記者会見で、森拓也会長は新たに策定した『Vision2023~進化する技術と社会への貢献PC建協の未来地図~』に触れた。「前回のビジョン(2017年)策定時と比べて、現在は高速道路会社が進める大規模更新工事が本格化しており、PC各社の大きな事業の柱となりつつある。そうし…

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全長304m、面積3,655.2㎡に達する床版取替を実施現場を巡る

NEXCO西日本 沖縄道許田高架橋 最大10%の横断勾配で床版架設機を用いる

 NEXCO西日本九州支社沖縄高速道路事務所は、沖縄自動車道の北端に位置する許田高架橋(上り線)の床版取替工事を実施した。同橋は土工部を挟んで橋梁が分離しており、2023年1月から4月に施工したのは北側(名護側)の橋梁で、橋長304mの全区間、床版取替面積は3,655.2㎡に達した。さらに、曲線橋で最大10%の横断勾配、同2.9%の縦断勾配を有し、国道58号と並走および交差していることから厳しい現場条件のな…

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既設桁・新設桁とも約33m横取り現場を巡る

首都高 高速1号大師橋の架替え準備完了状況を現場公開

 首都高速道路は16日、高速1号羽田線の多摩川渡河部に架かる大師橋の現場をマスコミ公開した。同橋は27日から2週間かけて、多摩川渡河部の3径間約300m、鋼重約4,000tを横取りする形で架け替えるが、今回の公開はその架替え準備が整った状況にある橋桁の上を公開したもの。既に橋面上は一部を除いて、設備工および舗装基層(50mm厚)まで完了しており、今後は既設桁を約33m横にスライドさせ、新設桁を現在既設…

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万博までに14号松原線喜連瓜破付近高架橋の架替えと16号大阪港線阿波座付近における縦目地撤去工事を完了させる業界ニュース

阪神高速道路 吉田社長会見 同グループの中期経営計画(2023~2025)について説明

 阪神高速道路は21日、吉田光市社長の会見を行い、同グループの中期経営計画(2023~2025)について説明した。2025年は万博開催年ということもあり、「万博までの我々が行うアクションプラン」(吉田社長)として位置付けている。そのうち土木分野における方針をまとめた。(井手迫瑞樹)基本的にはグループビジョン2030で示している「6つのありたい姿」について、2025年度までに進める目標といえる。「①最高…

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合成桁の桁上床版切断で「走行台車付きダブルワイヤーソー工法」を初採用現場を巡る

NEXCO中日本 東名高速 所領橋で約2,070㎡の床版を2カ月半で取替え

 NEXCO中日本東京支社は、東名高速道路大井松田IC~御殿場IC間の下り線右ルートに位置する所領橋の床版取替工事を本年1月から3月にかけて実施した。橋長約170mの同橋の床版全面約2,070㎡の施工を右ルート閉鎖期間内の2カ月半で完了しなければならず、さらに1径間(38m)が合成桁で撤去に時間のかかる馬蹄形ジベルが用いられていたため、工程的に非常に厳しい工事となった。その合成桁の桁上既設床版撤去作業で…

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土木分野では橋梁床版防水、地下防水、剥落防止工などで定評インタビュー

シーカ・ジャパンが4月1日に誕生!

 2023年4月1日、日本シーカ、ダイフレックス、ディックプルーフィング、シーカ・ハマタイト、シーカハマタイト販売の5社が統合した新たな会社『シーカ・ジャパン』が誕生した。同社は建設および自動車を中心とした産業に強みを持つ樹脂製品を中心とした産業資材を供給する会社として、統合のシナジーを生かして、ワンストップ・ソリューションサプライヤーを合言葉に積極的に各分野への自社製品の浸透を図って…

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30日から新名神亀山西JCT~甲南ICの甲賀土山IC付近約7.4kmで片側3車線運用を開始業界ニュース

NEXCO中日本社長会見 大規模更新事業 今年度は継続も含め30区間以上で実施

 NEXCO中日本は29日、定例社長会見を開催した。会見には小室俊二社長の他、中井俊雄保全企画本部長なども出席した。小室俊二社長は、30日から新名神亀山西JCT~甲南ICの甲賀土山IC付近約7.4kmで片側3車線運用を開始(上り線は11時、下り線は17時)することに言及した。今後も同社では。亀山西JCT~甲賀土山IC間の残り区間について6車線化を進めていく。一方、2023年度も大規模更新事業を着実に進めていく。北…

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鹿島道路、NIPPO、ショーボンド建設、フタミ、範多機械などと共同現場を巡る

阪神高速技術 鋼床版上面に設置したSFRCを容易に剥がせる  『解体性接着技術を用いたSFRC舗装撤去工法』を開発

 阪神高速技術は、鹿島道路株式会社、株式会社NIPPO、ショーボンド建設株式会社、株式会社フタミ、範多機械株式会社と共同で、解体性接着技術を用いた鋼繊維補強コンクリート(以下、SFRC)舗装撤去工法を開発した。近年、鋼床版の疲労き裂対策として、鋼床版上面舗装の基層(約40mm厚)をグースアスファルト舗装からSFRC舗装に置き換える工法が増えている。阪神高速道路における鋼床版上のSFRC舗装の施工面積…

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新設床版の耐久性は既設ループと同等かつ、薄層・軽量化現場を巡る

NEXCO西日本 池島川橋床版取替であご付きスイングループ継手を採用

 NEXCO西日本は、宮崎自動車道池島川橋(上り線)の大規模更新工事を進めている。塩害や輪荷重により経年劣化などで損傷が進んでいることから、床版の取替や鋼部材の塗替え等を進めているもの。施工の効率化、床版厚、死荷重の抑制を目的としてプレキャストPC床版の継手にあご付きスイングループ継手を採用している同現場を取材した。(井手迫瑞樹)工事概要(NEXCO西日本提供、以下注釈なきは同)

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1か所20分程度で、専門性を必要とせず設置が可能 1か所5万円程度とコストも低く抑える現場を巡る

エスイー 法面グラウンドアンカーの飛び出し防止装置『APPOD(エイポッド)』を製品化

 エスイーは、主に法面の安定化に用いられるグラウンドアンカーの飛び出し防止装置『APPOD(エイポッド)』を製品化した。1991年以前に施工された旧タイプのグラウンドアンカーが主対象。頭部部材をアンカーキャップに取り付け、ワイヤロープを反力体等に連結するだけの簡易な構造であるため、1か所20分程度で、専門性を必要とせず設置が可能だ。標準スペックの場合、1か所5万円程度とコストも低く抑えること…

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橋梁形式は合成鈑桁+トラス+非合成鈑桁。1橋で3橋分の対応を求められる現場を巡る

NEXCO中日本 中央道深沢橋床版取替工事 移動機構に新設橋の技術を用いた半断面施工用床版取替機を採用

 NEXCO中日本名古屋支社は、中央自動車道の土岐IC~多治見IC間に架かる深沢橋の床版取替工事を進めている。同橋は、橋長が上り線143.4m、下り線149mの鋼単純合成鈑桁橋+鋼単純上路トラス橋+鋼2径間連続非合成鈑桁橋。床版取替えは上下線計4車線のうち、常時3車線を確保するために半断面施工で行われており、トラス橋部と非合成鈑桁部では本現場用に施工者のIHIインフラ建設が新たに開発した半断面施工用床版…

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橋梁は約80kmで約7千億円、土工・舗装は約878kmで約3千億円が必要業界ニュース

NEXCO3社 更新事業において約1兆円の追加を計画

 NEXCO3社(東・中・西)は、高速道路の更新計画において、新たに約500km(上下線別のべ延長約960km)において約1兆円の概算事業費が必要になると発表した。定期点検及び変状箇所における点検技術の高度化を踏まえた詳細調査の結果、著しい変状が確認されたものが対象。詳細点検やこれまでと異なる損傷が生じている状況を踏まえて「高速道路資産の長期保全および更新のあり方に関する技術検討委員会」(長期保…

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トンネル内のPC舗装、鋼床版、鋼製高欄などの補強、取替が対象業界ニュース

阪神高速 約22kmを約2,000億円かけて追加更新

 阪神高速道路は27日、新たに更新が必要な箇所として約22kmについて、約2,000億円をかけて追加で更新事業を行う中間とりまとめを発表した。現在は総延長258kmのうち約91kmで更新事業を進めており、現在の事業費ベースの進捗率は約3割となっている。主な内容は新神戸トンネルで採用されているトンネル内のPC舗装の抜本的な更新、損傷した鋼製高欄の取替、鋼床版のSFRC基層による補強など。また、残りの約145km…

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軽量骨材、ハイブリッド繊維、混和材などを混ぜた高強度軽量コンクリートを用いて、鉄筋量を5~7割減現場を巡る

カナフレックス 『カナクリート床版』を開発 PC床版並みの性能を確保しながら約3割軽量化

 カナフレックスは、同社の保有する軽量高強度繊維補強コンクリート『カナクリート』を用いた床版『カナクリート床版』を実用化した。同コンクリート床版は無機系の繊維と有機系の繊維を用いた高強度繊維補強コンクリートを用いたRC床版であり、さらに特殊な混和剤を用いることでコンクリート内に不連続な独立した気泡を作り出すことや、鉄筋量を従来のRC床版に比べて3~5割程度の量にすることで、単位面積当…

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スギノマシン協力 上フランジ上面の残コンの撤去からケレンまでを一括して行える現場を巡る

川田建設 床版取替時の鋼桁上面のケレン作業に用いる自走式WJ工法を開発

 川田建設は、スギノマシンの協力のもと、高速道路の床版取替え工事において、鋼桁上面のケレン作業に用いることが出来る自走式ウォータージェット(WJ)工法を開発し、北陸自動車道などでの床版取替え工事に実用している。この自走式WJは、遠隔操作によって台車の走行やWJの噴射が出来る装置で、上フランジ上面の残コンの撤去からケレンまでを一括して行えるため、現場での工期や工数を大きく削減することが…

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