最新インタビュー

大規模リニューアル ロッキングピア対策 特殊橋の耐震補強など

中日本高速道路の構造物の保全はどこまで進んでいるか

中日本高速道路株式会社
前 取締役常務執行役員 保全企画本部長
(現 中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社
   代表取締役社長)
猪熊 康夫 氏
 中日本高速道路は、東名、新東名、中央道、北陸道などといった、東西の大動脈を所管している。特に東名、名神、中央道は供用年次が古く、疲労、飛来塩分あるいは凍結防止剤による塩害、北陸道でも飛来塩分、凍結防止剤による塩害、骨材由来によるASR損傷など、様々な劣化が顕在化している。そうした状況に対し、大規模更新・大規模修繕によってどのように手当てしていくのかを猪熊康夫取締役常務執行役員保全企画本部長(6月12日取材時)に聞いた。さらには熊…
世界初、日本初に挑戦していく企業風土

三井住友建設 大規模更新・鋼構造物に対応する設計グループを5月に立ち上げ

三井住友建設株式会社
取締役
専務執行役員 土木本部長
益子 博志 氏
 土木分野の年間売上高約1,200億円を誇る三井住友建設。橋梁部門の売上はその約30~35%を占め、国内一のPC橋施工実績を維持し続けている。最近では、2016年度の田中賞を受賞した新名神高速道路の武庫川橋などの建設をはじめ、大規模更新事業にも積極的に取り組んでいる。また、東南アジアを中心とした海外工事も継続的に展開しており、海外売上高の拡大を図っている。同社の技術開発を含めた事業展開を益子博志取締役に聞いた。関越道永井川橋の現場では約400…
平成16年度以降、改訂されていないのは異常な事態

支承便覧改訂の進捗状況を高橋良和教授に聞く

京都大学大学院工学研究科 
社会基盤工学専攻 構造材料学分野
教授
高橋 良和 氏
 日本道路協会が進める支承便覧の改訂が大詰めを迎えている。平成16年以来の改訂となる今回は、道路橋示方書の変化や、16年以降に起きた各種地震の知見も踏まえてどのようなものになるのか、中心的な役割を担っている高橋良和京都大学大学院教授に、個人的な思いも含めて聞いた。(井手迫瑞樹)コントロールできない様々な事象 東日本大震災、熊本地震…… ――今回、道路橋支承便覧では何が改訂されるのでしょうか。性能の検証、品質管理試験をどう行うのでしょ…
御堂筋線の全面歩行者空間化目指す 阪堺大橋の鋼部材疲労対策を検討

大阪市 淀川左岸線2期が端緒 堂島大橋をスレンダーに更新

大阪市建設局
道路部長
尾崎 滋 氏
 大阪市は、淀川、神崎川、大和川など大規模な河川が多く、平坦な地形を有している。そのため765橋の橋梁を所管しているが、15m以上の橋梁が約500橋と比較的長い橋が多い。供用経過年数も50年以上が30%と全国平均(20%)の5割増しの状況だ。しかし2014年度から2016年度までで法定点検を約8割実施し、健全度Ⅲ・Ⅳの橋梁はなく、比較的健全性を保っている。淀川左岸線2期工事などの新設プロジェクトや、堂島大橋のリニューアル、阪堺大橋の補修事業なども含め、大…

現場を巡る

水系塗膜剥離剤は『バイオハクリX-WB』を採用、1種ケレンに近い2種ケレンを実現

鳥取県中部塗装協会 東大山大橋でPCB、鉛含む既存塗膜除去工法の現場見学会を開催

 鳥取県中部塗装協会(会長:阪本寿博・エスエー塗装工業)は、鳥取県中部総合事務所が所管している県道45号の倉吉市内を走る東大山大橋(鋼アーチ橋、1971年3月竣工)の塗り替え工事(元請:中野塗装工業)で、水系塗膜剥離剤と各種ケレン工法を適用したPCBや鉛を含有する既設塗膜除去工法の現場見学会を開催した。実技…
今夏には東西水路横断橋も施工

東京都港湾局 臨海道路横断橋を夜間架設

 東京都港湾局は現在、東京港臨港道路整備事業南北線および接続道路を整備中だ。総延長は6.6kmで10号その2埋立地~第2航路の下をトンネルで通し、中央防波堤内側埋立地~東西水路を橋梁で跨ぎ、さらに東京港臨海道路とランプで接続する。事業は国と都が分かれて実施しており、海中の沈埋管トンネルと陸上トンネル部が国(…

連 載

㉜負の遺産

民間と行政、双方の間から見えるもの

富山市
建設技術統括監
植野 芳彦 氏
1.はじめに 先日の大阪地震そして、西日本豪雨では、大変な状況であったと思います。お悔やみ申し上げます。富山でも、連日雨が降り続き、職員は夜も待機状態でした。災害が続くと、職員の負担も大きく、悲壮感が漂い疲弊していくのが分かります。私は、地理が完璧では無いので、改めて役に立たないなと感じました。 6…
-分かっていますか?何が問題なのか- ㊴コンクリート橋の健全度分析と耐久性向上

これでよいのか専門技術者

(一般財団法人)首都高速道路技術センター
上席研究員
髙木 千太郎 氏
1.崩落した2つの橋梁のその後 私が技術者として常日頃から嫌っているヒューマンエラー、想定内の事象といえる橋梁崩落事故が、2度も連続して起こってしまった。私が2つの事故に落胆し、嘆いても何ら課題解決には繋がらないので、本稿を読まれている方々に、再び同様な事故が起ることが無いように、注意を喚起すること…

『工法・材料ライブラリー』『記事』更新履歴

2018年6月6日 業界ニュース SEEE協会が年次総会を開催
2018年5月28日 業界ニュース 橋建協 安全の徹底を誓う
2018年5月25日 業界ニュース PC床版継手工法研究会 年次総会を開催