最新インタビュー

「生産空間」を守り育てる

旭川開発建設部 高原大橋の架け替え、新富良野大橋の建設などが進捗

国土交通省
北海道開発局
旭川開発建設部長
樺澤 孝人 氏
 旭川開発建設部は管内に4市17町2村を包含し、岐阜県に匹敵する広大な面積の中の幹線道路(11路線773km)を管理している。2016年の台風10号を中心とした豪雨水害では、室蘭、帯広管内と並び大きな被害を蒙った。大損害を蒙った高原大橋の仮橋、本復旧をはじめ、長大橋である新富良野大橋など構造物の進捗状況、維持管理上の課題について樺澤孝人部長に聞いた。(井手迫瑞樹)縦に細長い管理区域 100kmほどの幅の中で2000mのアップダウンを有する ――旭川開発…
大阪湾岸道路西伸、神戸西バイパスの早期開通に期待、市管理道路の渋滞解消に傾注

神戸市 東西に長い市域の交通円滑化を図る

神戸市
建設局
前 道路部長(現 住宅都市局 計画部長)
林 泰三 氏
 神戸市は多様性に富む。南部の狭い平野には人口が密集し、須磨や舞子などの景勝や三宮・元町などの日本屈指の繁華街があり、北野のおしゃれな異人館街が町を彩り、さらに埋立地には工場が軒を並べる。北部には六甲山が聳え、さらに奥には有馬温泉がある。神戸市はしかし、阪神大震災では大きな被害を受けた。家屋は地震ついで火災によって甚大な損傷を蒙り、鉄道や商業施設、道路も大きな被害を生じた。それでもあれから20年余、着実に発展の歩みを進める神戸…

現場を巡る

主桁撤去は中央径間と側径間で別工法を採用

東京都 中央防波堤の廃棄物運搬関連車両専用橋・中潮橋を撤去

 東京都は、東京湾の中央防波堤内側埋立地と同外側埋立処分場を結ぶ中潮橋の撤去工事を平成28年12月から実施した(工期は本年5月末まで)。主桁撤去は、中央径間では撤去用梁材による工法が採用され、側径間では台船併用の引き出し工法が採用された。2種類の工法によって行われた主桁撤去を中心に、撤去工事の現場をレポ…
技術発表会報告 若戸大橋で無機塗料を積極活用

橋塗協 年次総会・技術発表会を開催 会員は漸増傾向

 (一社)日本橋梁・鋼構造物塗装協会は18日、東京・私学会館で第7回定時総会を開催した。定時総会では現在の会員は正会員83社、賛助会員18社と合わせて3桁を回復し、漸増傾向にあることや、新たな顧問として足立敏之参院議員を迎えたことを報告した。 奈良間力会長(右肩写真)は挨拶で「日本塗装工業会の集計によると…
掘割構造部の安全対策などを説明

NEXCO東日本・国交省 外環道三郷南IC~高谷JCT間の現場を公開

 東日本高速道路(NEXCO東日本)関東支社と国土交通省関東地方整備局は15日、6月2日午後4時に開通する東京外かく環状道路(外環道)三郷南IC~高谷JCT間の現場公開を開催した。現場公開では、京葉JCTや高谷JCTの構造物について説明が行われたほか、掘割構造部での安全・防災対策などが紹介された。開通延長15.5kmのうち掘…
③DK-ピタットエイド 現場で点検しながら、30分程度の時間で応急補修

阪神高速技術の新技術・新材料

 阪神高速技術は、倉敷紡績、大日本印刷などと共同で、コンクリート剥落部への点検時における応急的な処置を可能にする剥落防止シート「DK-ピタットエイド」を開発した。現場で点検しながら、30分程度の時間で応急補修ができるコンセプトで開発した材料だ。在来工法より短い時間で施工が可能だ 従来、コンクリート構造物…
アースコート防錆-塗装システム 高耐久性とコスト削減を実現

鳥取県市町村の橋梁損傷傾向と長期防食性を確保する錆転換型防食塗装

 鳥取県建設技術センターでは、管理技術者が不足している県内の市町村に対して橋梁補修アドバイス業務を行っている。その業務のなかでセンターが把握している市町村管理の橋梁の損傷傾向と対策をまとめた。あわせて、塩害地域では鋼橋の塗装塗替えで錆転換型防食塗装が採用されているが、そのうちのひとつであるアースコ…
設計、製作、溶接、架設全てに難易度が高い2連の鋼製アーチ橋

有明海沿岸道路筑後川橋 上部工の架設が進捗

 国土交通省九州地方整備局福岡国道事務所は、有明海沿岸道路において筑後川を渡河する個所に架かる筑後川橋上部工と早津江川を渡河する個所に架かる早津江川橋の上下部工の施工をそれぞれ行っている。両橋について現場を取材した。今回はその第一回目として、筑後川橋の現場をレポートする。(井手迫瑞樹)基部は二又に…

連 載

㉚ 組織のなかで

民間と行政、双方の間から見えるもの

富山市
建設技術統括監
植野 芳彦 氏
1.はじめに  前回の報告に関し、「技術論」に対してクレームが来るのかと思ったが、「私が抜けたら元に戻るという話」に対し、「後ろ向きだ! 後継者は? 対応策は?」という質問が来た。それに関し今回は書く。 地方の実態というのは想像以上に、厳しい。まず、皆さん書くなと言うが「県民性」というものがある。技…
シリーズ「コンクリート構造物の品質確保物語」㉔

ひび割れ抑制の考え方 その①(東北地整のひび割れ抑制のための参考資料(案)の策定)

横浜国立大学
大学院 都市イノベーション研究院
准教授
細田 暁 氏
1.はじめに筆者らの品質・耐久性確保に関する取組みは、土木学会の2016年度(平成28年度)の重点研究課題に採択された。課題名は「コンクリート構造物の品質・耐久性確保と人財育成のためのマネジメントシステムの構築と実践」である。コンクリート委員会、建設マネジメント委員会、土木情報学委員会、教育企画・人材育成…
-分かっていますか?何が問題なのか- ㊲鋼道路橋の耐久性向上(その4)~建設中の歩道橋崩落事故と腐食橋梁の耐荷力について~

これでよいのか専門技術者

(一般財団法人)首都高速道路技術センター
上席研究員
髙木 千太郎 氏
はじめに 前回は、本稿が掲載される5月1日には遠い昔の話となっているであろう“JR西日本新幹線台車亀裂発生事故”と、以前から多くの人に真実を知ってもらおうと思っていた、塗ったばかりの塗装が剥がれる特異な現象について調査結果と資料をもとに説明した。 前回、私があれだけ防食の重要性を細かく説明しても、塗装の…

『工法・材料ライブラリー』『記事』更新履歴

2018年5月25日 業界ニュース PC床版継手工法研究会 年次総会を開催
2018年1月15日 業界ニュース 日本橋梁建設協会が新年交礼会を開催
2018年1月11日 業界ニュース 2017年度鋼道路橋は22万㌧