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光ファイバセンサ BOTDR法を使い計測 将来的には事務所から点検

SmARTストランド張力センサ PC構造物やグラウンドアンカーの健全性を局部・全体の別なく把握

SmARTストランド張力センサ技術研究会
会長

山本 徹 氏

 鹿島建設とリテックエンジニアリング、住友電気工業ら28社は1年前、SmART(スマート)ストランド張力センサ技術研究会を立ち上げて、PC構造物やグラウンドアンカーへの普及を進めている。同センサは全長にわたるひずみ分布を計測できる光ファイバセンサをPCストランドに組込み、張力が作用した際に生じる光ファイバのひずみ分布を計測することで、PCケーブルやグラウンドアンカーのひずみ及び張力分布を遠隔…

公開日:2021.06.14

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100m近いハイピア、2層RCアーチなど様々な形式

NEXCO西日本新名神大津 新設が8橋、拡幅が27橋 全てで難易度高し

西日本高速道路株式会社
関西支社 新名神大津工事事務所
所長

大城 壮司 氏

 NEXCO西日本関西支社新名神大津事務所は、新名神大津JCT(仮称)~城陽JCT・IC間(延長約25km)のうち、滋賀県域の延長12.2kmの建設事業(京都府域は新名神京都事務所担当)と、甲賀土山IC~大津JCT(仮称)間(延長28.5km)の6車線拡幅事業を担当している。橋梁は新設が8橋、4車線から6車線への拡幅対応をしなければいけない橋梁は27橋に上る。新設部は波形鋼板ウェブはもちろん、2層アーチ形式の橋梁なども…

公開日:2021.05.24

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現場を巡る現場を巡る一覧

ひび割れ幅0.2mm以下、1.0~5.0mmにも対応

圧力調整注入技術研究会・栄組 圧力調整注入工法「SAPIS」の現場見学会を開催

 圧力調整注入技術研究会(佐々木孝彦会長・栄組)と栄組は5月19日、千葉県睦沢町が所管する森長橋(橋長30m、1978年建設)で、圧力調整注入工法「SAPIS(サピス)」によるコンクリートひび割れ補修の現場見学会を開催した。当日は、近隣自治体の職員、施工業者など約35人が参加した。有機系から無機系まで多様な補修材料を注入可能注入機は繰り返し使用で産業廃棄物を大幅減少「SAPIS」は、低圧から高圧まで…

公開日:2021.06.10

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制震・免震的な補強を選択、塗膜除去および素地調整は循環式エコクリーンブラストを採用

NEXCO西日本 中国道千種川橋で耐震補強と塗装塗替えが進捗

 西日本高速道路関西支社が大規模更新を進めている中国道千種川橋は、床版の取替などを完了し、上部工の耐震補強および塗装の塗替えを行っている。同橋は1975年10月に供用された橋長上り線210.1m(下り線191.6m)の鋼2径間連続上路式トラス橋+単純合成鈑桁橋であり、供用から45年が経過している。依拠した設計示方書は昭和47年道路橋示方書でありH24道示に基づく耐震性能を照査した結果、①橋軸方向の移動量超…

公開日:2021.06.07

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三菱電機、ベイシスコンサルティングと共同で

NEXCO中日本 トンネル点検の省力化とデータクレンジングによる蓄積情報の効率的な利活用を実用化へ

 中日本高速道路は三菱電機と「3次元データを活用した道路の点検や省力化」、ベイシスコンサルティングと「点検データに基づく、劣化予測や健全度の可視化による補修計画策定の省力化」について実用化を進めている。実証試験の結果、前者はトンネルの点検および解析を省力化する手法として、後者は、データサイエンスの分野で取得した点検データを効率的に利活用する手法として、いずれも有望であることから実…

公開日:2021.05.31

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建設で依拠した示方書もわからず、図面や履歴も残っていない

国土交通省 奈良市所管の鶴舞橋を直轄診断

 国土交通省近畿地方整備局は、奈良市が所管する鶴舞橋(1960年供用、97m、単純PCプレテン床版×11連)において直轄診断を実施している。同橋は近鉄奈良線学園前駅と同けいはんな線学研奈良登美ヶ丘駅を結ぶ市道登美ヶ丘中町線上に位置しており、第2次緊急輸送道路指定されている道路で、1日約1,000台のバスが通る重要路線であり、さらに1日当たりの交通量は平成27年度センサスで1万7千台を超える事から、市…

公開日:2021.05.27

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落橋防止機能付き粘性ダンパーとダイス・ロッド式摩擦ダンパーを設置

首都高速道路 11号台場線 ロッキング橋脚を有する橋梁の耐震補強工事

 首都高速道路は、1号羽田線と11号台場線の分合流区間である浜崎橋JCT~芝浦JCT間にある11号台場線の橋梁のロッキング橋脚に対する耐震補強工事を実施している。同工事では、ロッキング橋脚の転倒防止対策以外に、日本初となる落橋防止機能付き流動抵抗型粘性ダンパーとダイス・ロッド式摩擦ダンパーの設置や支承交換などを行っている。狭隘な現場に加え、高架下の街路ではインフラ関係の工事が輻輳しているた…

公開日:2021.05.27

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西日本高速道路メンテナンス九州とビルドメンテックが共同開発

REJ工法 伸縮装置の止水機能を回復させるだけで取替の必要なし

 西日本高速道路メンテナンス九州とビルドメンテックが共同開発した簡易鋼製ジョイントを対象とした漏水補修工法「REJ(リフレッシュジョイント)工法」が実績を伸ばしている。同工法は止水材を撤去して鋼材部をブラストにより1種ケレンしたのち、フラッシュラストを防ぐための防錆剤を塗布し、その上に相性の良いプライマーを塗布した上でシリコーン系の伸縮性および付着性に優れた弾性シール材を充てんして…

公開日:2021.05.26

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従来の伸縮装置と比較して耐荷力は約1.4倍向上

山王・日本橋梁メンテナンス協会 荷重分散型橋梁用伸縮継手「ジョイント和」を開発

 山王は、日本橋梁メンテナンス協会(阿部忠会長・日本大学名誉教授)と共同で、荷重分散型橋梁用伸縮継手「ジョイント和」を開発した。同ジョイントの適用範囲は、伸縮量60mm以下、床版遊間120mm以下、設置箱抜き高さ100mm以上となっている。供試体を用いた静荷重実験では、「ジョイント和」は荷重集中型伸縮装置と比較して耐荷力が約1.4倍に向上する結果が得られた。NETISにも登録済みで、登録番号は、QS-20…

公開日:2021.05.24

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施工コストを4割強縮減、LCCを6割強縮減

秩父市 下路式ランガー桁橋の塗替え塗装で「アースコート防錆-塗装システム」を採用

 秩父市は、市道荒川幹線5号線の荒川に架かる平和橋の塗替えを行っている。塗替えには、1種ケレン以外の素地調整工でRc-1塗装系相当以上の防錆力を発揮する錆転換型防食システム「アースコート防錆-塗装システム」を採用した。同システムでは、通常の塗替えと比較してイニシャルコストは4割強縮減でき、LCCも60年換算で5割強縮減が可能だ。最大膜厚は633μmに達する塗替え面積は2,025㎡同橋は、市道荒川幹線5…

公開日:2021.05.24

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新設は3橋、改築は3橋(事業)、技術は1件

土木学会 2020年度土木学会賞発表 「田中賞」作品部門は別埜谷橋、新阿蘇大橋などが受賞

 土木学会は17日、2020年度土木学会賞を発表した。応募件数268件のうち、功績賞、技術賞など133件を選定した。「田中賞」作品部門では新設3橋、改築3橋(事業)、技術1件が受賞した。新設は「別埜谷橋」「新阿蘇大橋」「中橋」、改築は「森村橋」「堂島大橋の長寿命化対策」「常磐橋修復事業」、技術は「水性塗料を用いた鋼橋の塗装」だ。表彰式は、6月11日午前10時から、東京・千代田区のホテルメトロポリタ…

公開日:2021.05.22

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奈良国道事務所管内 大和御所道路の曲川高架橋(P29-33)上部工事で

高田機工 MRデバイス『Microsoft Hololens2』を用いた現場研修会を開催

 高田機工は、自社が施工する大和御所道路の曲川高架橋(P29-33)上部工事で、MR(MixedReality、複合現実)デバイス『MicrosoftHololens2』を用いた現場研修会を開催した。研修会には同社の技術職員のほか、国土交通省近畿地方整備局奈良国道事務所のインハウスエンジニアも数人参加した。インフォマティクス社の『GyroEyeHolo』というアプリケーションをニコン・トリンブル社の『TrimbleXR10』上で操作し、…

公開日:2021.05.17

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連 載連載一覧

-分かっていますか?何が問題なのか-
第58回 鈴木俊男さんから学んだこと ‐突桁式吊補剛桁橋にチャレンジした恐ろしい胆力は何か‐

これでよいのか専門技術者

(一般財団法人)首都高速道路技術センター
上席研究員

髙木 千太郎 氏

 1.はじめにとうとう私の在宅勤務生活も2年目に突入し、未だに出口の見えない全世界に広がるCOVID-19感染。新聞もテレビも連日、朝から晩までCOVID-19感染関連の話題ばかりで、見る気もしなくなった。最近は、眠っていた携帯ラジオを引っぱり出し、就寝前にミュージックを聞くことで、何とか気を収めている。それはそれとして、第3回目の緊急事態宣言下の東京飲食店ではアルコール飲料禁止、声高に言われて…

公開日:2021.06.01

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㉒東京駅に至る中央線の重層化の工事

次世代の技術者へ

土木学会コンクリート委員会顧問
(JR東日本コンサルタンツ株式会社)

石橋 忠良 氏

 はじめに道路橋として前回、青森ベイブリッジを紹介しました。今回、鉄道構造物として中央線の東京駅付近の重層化の工事を紹介します。この工事を紹介するのは、私自身直接、構造に深くかかわった工事だからです。東京駅につながる中央線は、建設位置が東京駅の丸の内側に面しています。北陸新幹線の開業にともない、新幹線のホームを1面増やす必要が生じました。そのため、在来線のホームを新幹線用に改造す…

公開日:2021.06.01

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㉑北九州空港連絡橋(その1)

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

株式会社日本インシーク
技術本部 技師長

角 和夫 氏

 東京・大阪など10都道府県に「緊急事態宣言」が発令され、さらに1か月程度の延長が囁かれている。後手後手に回っている政府の新型コロナ対策はもはや誰も信用していないのではないだろうか。4月末、80歳過ぎの義母のところに新型コロナ予防接種券が神戸市から郵送されてきた。私が手続きをするのだが、電話を掛けても一切繋がらない。スマホ予約で何とか1か月後の接種予約が出来た。「行政は何を考えているの…

公開日:2021.06.01

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第64回 あえての、トリアージ

民間と行政、双方の間から見えるもの

富山市
政策参与

植野 芳彦 氏

 まだまだ、新型コロナウイルスが猛威を振るってます。緊急事態宣言も出てますし、非常に動きづらいですね。温泉にでも行って、のんびりしたいのに。ここにきて、講演の依頼が増えてきた。だいぶ時間差はあるが、さすがNHK効果である。それを期待して発信したのであるが、コロナの影響と世の中の感覚のずれであろうか、反応はまだまだである。また、「植野塾」を地方でやってほしいという要望もあるが、なかな…

公開日:2021.05.16

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