道路構造物ジャーナルNET

『大規模更新』

既設桁・新設桁とも約33m横取り現場を巡る

首都高 高速1号大師橋の架替え準備完了状況を現場公開

 首都高速道路は16日、高速1号羽田線の多摩川渡河部に架かる大師橋の現場をマスコミ公開した。同橋は27日から2週間かけて、多摩川渡河部の3径間約300m、鋼重約4,000tを横取りする形で架け替えるが、今回の公開はその架替え準備が整った状況にある橋桁の上を公開したもの。既に橋面上は一部を除いて、設備工および舗装基層(50mm厚)まで完了しており、今後は既設桁を約33m横にスライドさせ、新設桁を現在既設…

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万博までに14号松原線喜連瓜破付近高架橋の架替えと16号大阪港線阿波座付近における縦目地撤去工事を完了させる業界ニュース

阪神高速道路 吉田社長会見 同グループの中期経営計画(2023~2025)について説明

 阪神高速道路は21日、吉田光市社長の会見を行い、同グループの中期経営計画(2023~2025)について説明した。2025年は万博開催年ということもあり、「万博までの我々が行うアクションプラン」(吉田社長)として位置付けている。そのうち土木分野における方針をまとめた。(井手迫瑞樹)基本的にはグループビジョン2030で示している「6つのありたい姿」について、2025年度までに進める目標といえる。「①最高…

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合成桁の桁上床版切断で「走行台車付きダブルワイヤーソー工法」を初採用現場を巡る

NEXCO中日本 東名高速 所領橋で約2,070㎡の床版を2カ月半で取替え

 NEXCO中日本東京支社は、東名高速道路大井松田IC~御殿場IC間の下り線右ルートに位置する所領橋の床版取替工事を本年1月から3月にかけて実施した。橋長約170mの同橋の床版全面約2,070㎡の施工を右ルート閉鎖期間内の2カ月半で完了しなければならず、さらに1径間(38m)が合成桁で撤去に時間のかかる馬蹄形ジベルが用いられていたため、工程的に非常に厳しい工事となった。その合成桁の桁上既設床版撤去作業で…

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土木分野では橋梁床版防水、地下防水、剥落防止工などで定評インタビュー

シーカ・ジャパンが4月1日に誕生!

 2023年4月1日、日本シーカ、ダイフレックス、ディックプルーフィング、シーカ・ハマタイト、シーカハマタイト販売の5社が統合した新たな会社『シーカ・ジャパン』が誕生した。同社は建設および自動車を中心とした産業に強みを持つ樹脂製品を中心とした産業資材を供給する会社として、統合のシナジーを生かして、ワンストップ・ソリューションサプライヤーを合言葉に積極的に各分野への自社製品の浸透を図って…

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30日から新名神亀山西JCT~甲南ICの甲賀土山IC付近約7.4kmで片側3車線運用を開始業界ニュース

NEXCO中日本社長会見 大規模更新事業 今年度は継続も含め30区間以上で実施

 NEXCO中日本は29日、定例社長会見を開催した。会見には小室俊二社長の他、中井俊雄保全企画本部長なども出席した。小室俊二社長は、30日から新名神亀山西JCT~甲南ICの甲賀土山IC付近約7.4kmで片側3車線運用を開始(上り線は11時、下り線は17時)することに言及した。今後も同社では。亀山西JCT~甲賀土山IC間の残り区間について6車線化を進めていく。一方、2023年度も大規模更新事業を着実に進めていく。北…

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鹿島道路、NIPPO、ショーボンド建設、フタミ、範多機械などと共同現場を巡る

阪神高速技術 鋼床版上面に設置したSFRCを容易に剥がせる  『解体性接着技術を用いたSFRC舗装撤去工法』を開発

 阪神高速技術は、鹿島道路株式会社、株式会社NIPPO、ショーボンド建設株式会社、株式会社フタミ、範多機械株式会社と共同で、解体性接着技術を用いた鋼繊維補強コンクリート(以下、SFRC)舗装撤去工法を開発した。近年、鋼床版の疲労き裂対策として、鋼床版上面舗装の基層(約40mm厚)をグースアスファルト舗装からSFRC舗装に置き換える工法が増えている。阪神高速道路における鋼床版上のSFRC舗装の施工面積…

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新設床版の耐久性は既設ループと同等かつ、薄層・軽量化現場を巡る

NEXCO西日本 池島川橋床版取替であご付きスイングループ継手を採用

 NEXCO西日本は、宮崎自動車道池島川橋(上り線)の大規模更新工事を進めている。塩害や輪荷重により経年劣化などで損傷が進んでいることから、床版の取替や鋼部材の塗替え等を進めているもの。施工の効率化、床版厚、死荷重の抑制を目的としてプレキャストPC床版の継手にあご付きスイングループ継手を採用している同現場を取材した。(井手迫瑞樹)工事概要(NEXCO西日本提供、以下注釈なきは同)

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1か所20分程度で、専門性を必要とせず設置が可能 1か所5万円程度とコストも低く抑える現場を巡る

エスイー 法面グラウンドアンカーの飛び出し防止装置『APPOD(エイポッド)』を製品化

 エスイーは、主に法面の安定化に用いられるグラウンドアンカーの飛び出し防止装置『APPOD(エイポッド)』を製品化した。1991年以前に施工された旧タイプのグラウンドアンカーが主対象。頭部部材をアンカーキャップに取り付け、ワイヤロープを反力体等に連結するだけの簡易な構造であるため、1か所20分程度で、専門性を必要とせず設置が可能だ。標準スペックの場合、1か所5万円程度とコストも低く抑えること…

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橋梁形式は合成鈑桁+トラス+非合成鈑桁。1橋で3橋分の対応を求められる現場を巡る

NEXCO中日本 中央道深沢橋床版取替工事 移動機構に新設橋の技術を用いた半断面施工用床版取替機を採用

 NEXCO中日本名古屋支社は、中央自動車道の土岐IC~多治見IC間に架かる深沢橋の床版取替工事を進めている。同橋は、橋長が上り線143.4m、下り線149mの鋼単純合成鈑桁橋+鋼単純上路トラス橋+鋼2径間連続非合成鈑桁橋。床版取替えは上下線計4車線のうち、常時3車線を確保するために半断面施工で行われており、トラス橋部と非合成鈑桁部では本現場用に施工者のIHIインフラ建設が新たに開発した半断面施工用床版…

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橋梁は約80kmで約7千億円、土工・舗装は約878kmで約3千億円が必要業界ニュース

NEXCO3社 更新事業において約1兆円の追加を計画

 NEXCO3社(東・中・西)は、高速道路の更新計画において、新たに約500km(上下線別のべ延長約960km)において約1兆円の概算事業費が必要になると発表した。定期点検及び変状箇所における点検技術の高度化を踏まえた詳細調査の結果、著しい変状が確認されたものが対象。詳細点検やこれまでと異なる損傷が生じている状況を踏まえて「高速道路資産の長期保全および更新のあり方に関する技術検討委員会」(長期保…

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トンネル内のPC舗装、鋼床版、鋼製高欄などの補強、取替が対象業界ニュース

阪神高速 約22kmを約2,000億円かけて追加更新

 阪神高速道路は27日、新たに更新が必要な箇所として約22kmについて、約2,000億円をかけて追加で更新事業を行う中間とりまとめを発表した。現在は総延長258kmのうち約91kmで更新事業を進めており、現在の事業費ベースの進捗率は約3割となっている。主な内容は新神戸トンネルで採用されているトンネル内のPC舗装の抜本的な更新、損傷した鋼製高欄の取替、鋼床版のSFRC基層による補強など。また、残りの約145km…

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軽量骨材、ハイブリッド繊維、混和材などを混ぜた高強度軽量コンクリートを用いて、鉄筋量を5~7割減現場を巡る

カナフレックス 『カナクリート床版』を開発 PC床版並みの性能を確保しながら約3割軽量化

 カナフレックスは、同社の保有する軽量高強度繊維補強コンクリート『カナクリート』を用いた床版『カナクリート床版』を実用化した。同コンクリート床版は無機系の繊維と有機系の繊維を用いた高強度繊維補強コンクリートを用いたRC床版であり、さらに特殊な混和剤を用いることでコンクリート内に不連続な独立した気泡を作り出すことや、鉄筋量を従来のRC床版に比べて3~5割程度の量にすることで、単位面積当…

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スギノマシン協力 上フランジ上面の残コンの撤去からケレンまでを一括して行える現場を巡る

川田建設 床版取替時の鋼桁上面のケレン作業に用いる自走式WJ工法を開発

 川田建設は、スギノマシンの協力のもと、高速道路の床版取替え工事において、鋼桁上面のケレン作業に用いることが出来る自走式ウォータージェット(WJ)工法を開発し、北陸自動車道などでの床版取替え工事に実用している。この自走式WJは、遠隔操作によって台車の走行やWJの噴射が出来る装置で、上フランジ上面の残コンの撤去からケレンまでを一括して行えるため、現場での工期や工数を大きく削減することが…

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PC縦締めによる床版接合を北海道支社管内で初採用現場を巡る

NEXCO東日本 札樽道神威橋床版取替工事 床版取替機を用いて施工

 東日本高速道路(NEXCO東日本)北海道支社は、札樽自動車道朝里IC~銭函IC間に架かる神威橋(上り線)の床版取替工事を本年8月から10月にかけて実施した。本工事では、施工会社の安藤・間が開発し、本現場が初適用となった床版取替機を用いるとともに、床版接合において同支社管内で初めてPC縦締めを採用した。その現場を取材した。供用後50年以上が経過床版下面にひび割れなどが発生神威橋(上り線)は、小…

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年度内にもあみだ池筋~なにわ橋筋間の撤去が完了見込み業界ニュース

阪神高速 阿波座拡幅部鋼桁の桁撤去が進む

 阪神高速道路は、13号東大阪線および1号環状線から神戸・天保山方面へ向かう交通の合流部である阿波座付近で、交通渋滞対策のため縦目地(ゴムジョイント)を設けて1車線拡幅した箇所の桁撤去、縦目地を解消する形での再架設を行う鋼桁修繕事業を行っている。事業延長はあみだ池筋からなにわ筋を超えて四ツ橋筋手前までの約600mで幅員2~2.5mの拡幅桁が対象だ。桁撤去、架設に先立ち、桁を支える鋼製橋脚、RC…

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鋼製橋脚板厚は最大100mm 基礎はアーバンリング工法を採用現場を巡る

阪高神戸線湊川 鋼床版疲労と耐震対策のため橋脚7基を新設

 阪神高速道路は、大規模更新事業として神戸線湊川付近の鋼床版対策と耐震対策を兼ねた新設橋脚の増設を進めている。橋脚は全部で7基増設する予定だ。国道2号を規制することや既設の高速道路の高架橋の桁下での作業となるため、設計・施工両面において気を遣わねばならない。その内容について取材した。(井手迫瑞樹)事業概要図(阪神高速道路提供、以下注釈なきは同)

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鋼管圧着工法を採用 金沢工業大学、中日本高速道路金沢支社と共同開発現場を巡る

オリエンタル白石 施工性に優れたPC合成桁の床版取替工法『SPクランプ工法』が実績重ねる

 オリエンタル白石は、鋼管圧着工法によるPC合成桁の床版取替工法『SPクランプ工法』を金沢工業大学、中日本高速道路金沢支社と共同開発実験や検討を行い共同で特許権を取得した。同工法はPC合成桁が対象で、単純PC合成桁において既設の主桁スターラップ筋の先端に定着鋼管を圧着させることで、スターラップの機能を保持させ、またPC床版切欠き部には鋼管圧着によってスターラップを延伸させ、主桁ウェブの首…

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(一財)災害科学研究所 社会基盤維持管理研究会 11月25日に大阪市のドーンセンター 7階ホールで業界ニュース

「橋梁の維持・更新に関する最新技術」講演会を開催

 (一財)災害科学研究所社会基盤維持管理研究会(松井繁之委員長、右肩写真)は、11月25日13時から大阪市中央区大手前1丁目3番49号のドーンセンター7階ホールで「橋梁の維持・更新に関する最新技術」講演会を開催する。橋梁の長寿命化に向けた現状と最新技術について様々な立場から携わる識者・技術者が講演を行う。新型コロナの影響により4年ぶりの開催となる今回は、各発注者で進む大規模更新が主体となる…

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凍結融解と凍結防止剤由来の塩害で床版が損傷現場を巡る

NEXCO東日本 中曽根川橋 グレートセパレート区間のため床版取替を幅員分割施工で実施

 NEXCO東日本関東支社長野工事事務所は、長野自動車道の更埴IC~麻績(おみ)IC間の千曲市八幡付近の中曽根川渡河部に位置する中曽根川橋の床版取替工事を進めている。同橋は平成2年(1990年)道路橋示方書に基づき設計された橋で、1993年に供用された。上下線に分かれており、橋長は上り線が57m、下り線が56mの鋼2径間連続非合成鈑桁橋である。現在までに大きな補修補強履歴はないものの、全長に渡ってエフロ…

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機械、工法、施工体制を工夫することで施工日数を短縮現場を巡る

NEXCO東日本長野工事 一本松TNでインバート設置進める

 NEXCO東日本関東支社長野工事事務所は、長野道、上信越道のトンネル対策区間を抱えており、交通に配慮して半断面ずつの施工で行わなくてはならない。また、トンネル内に添架しているインフラ設備にも配慮しながら施工を進めなくてはいけないなど、対策工事は困難なものとなっている。こうした課題に対し、現在対策工事が進捗中の一本松トンネル(今次の施工延長は160m)では、元請の西松建設が施工技術や施工…

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橋梁、トンネルの更新だけでなく、耐震や巨大岩塊の除去も担うインタビュー

NEXCO東日本長野工事 上信越・長野道のリニューアル専門事務所

 NEXCO東日本長野工事事務所は、上信越道富岡IC~信濃町IC間約147kmおよび長野道安曇野IC~更埴JCT間約43kmのリニューアル専門の工事事務所として昨年10月に新設された事務所である。この種の工事事務所は関東支社では初めての事務所で、NEXCO東日本全体でも札幌工事事務所に次いで2例目となる。現在は橋梁の床版取替工事やトンネルのインバート設置工事に加えて、蓬平地区においては脆弱な法面に面する切土に…

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国道2号線を一部夜間完全通行止めして新設P3橋脚の梁部を架設業界ニュース

阪神高速道路 神戸線湊川付近高架橋で新設橋脚7基設置

 阪神高速道路は、大規模更新事業として神戸線湊川付近の鋼床版対策と耐震対策を兼ねた新設橋脚の増設を進めている。橋脚は全部で7基増設する予定で、8月20日の深夜から21日の未明にかけて国道2号線の一部を夜間全面通行止めして、クレーンの相吊りによる橋脚梁部の架設を行った。(井手迫瑞樹)国道2号線を夜間全面通行止めして施工(井手迫瑞樹撮影、以下注釈なきは同)

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IHIインフラシステムが現場に最適化した門型床版取替機を設計・運用現場を巡る

NEXCO西日本 中国道川西高架橋 伊丹空港の高さ制限を回避しつつ床版取替

 NEXCO西日本関西支社は中国自動車道中国池田IC~宝塚IC間の大規模更新工事の一つとして、川西高架橋(橋長643m、4径間連結合成鈑桁×7連+2径間連続非合成鈑桁+3径間連続非合成鈑桁)において既設RC床版部のPCaPC床版への取替えを行っている。床版取替については、川西高架橋は特殊な事情を有する。伊丹空港が間近にあるため約24mの高さ制限があり、クレーンでの施工が困難であった。そのため、IHIインフラシス…

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揚重機を3箇所に設置し、レール付き台車、ハイウェイストライダーで現場を徹底して機械化現場を巡る

NEXCO中日本 弥富高架橋で約19,800㎡の床版を取替え

 中日本高速道路桑名保全・サービスセンターは、同事務所が所管する東名阪道初の大規模リニューアル工事として、弥富高架橋(下り線)の床版取替工事を行っている。同工事は床版取替面積が約19,800㎡にも及ぶ膨大なものであり、従来工法のように床版を本線から搬出入すると、現道交通に大変な影響を与えてしまう。そのため、本工事では下り線2車線に活用できる場外搬出入のための揚重機を3箇所に設置し、それ…

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大規模更新は切土法面の補強工事など施工中。耐震補強も紫川や遠賀川渡河部などで対策進めるインタビュー

NEXCO西日本北九州高速 関門橋リニューアルが補剛桁を完了し、終盤へ

 NEXCO西日本九州支社北九州高速道路事務所は、高速道路4路線と一般有料道路2路線、合計6路線135.8kmの管理を行っている。その中には関門海峡をつなぐ構造物である関門トンネルと関門橋があり、関門橋については現在リニューアル工事を進めており、補剛桁までが完了し、現在はケーブル補修工を施工中だ。管理対象が本州と九州をつなぐ箇所であるため。維持管理についてはより細心の対応が必要であり、耐震補強…

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自走式門型床版架設機『ハイウェイストライダー』を使用業界ニュース

NEXCO中日本東京支社 東名多摩川橋の大規模更新現場を公開

 NEXCO中日本東京支社は、大規模更新工事の一環として、東名多摩川橋の床版取替工事を行っており、その現場を公開した。同橋は床版全幅員31mを5分割して施工する手法を取っており、上下3車線を極力確保して交通への影響を最小限にしていることが特徴だ。そうした施工計画を実現するため、様々な新技術・新材料を採用している。(井手迫瑞樹)東名多摩川橋、4機のハイウェイストライダーを使っている(井手迫瑞…

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施工中にモノレール上空を侵すことを回避現場を巡る

首都高速道路 高速1号羽田線更新工事に川田工業製合成床版     『SCデッキ スタッドレス』が全面採用

 首都高速道路が進めている高速1号羽田線東品川桟橋・鮫洲埋立部更新工事の橋梁区間(橋長1,300m、6径間連続鈑桁×4+3径間連続鋼桁(2径間:鈑桁、1径間:箱桁))の2期線部分において川田工業の合成床版『SCデッキスタッドレス』が全面採用されている。東京モノレールから極めて近接しており、施工時にクレーンのブーム旋回によってモノレール上空をできるだけ侵さずに済む軽量な合成床版(底鋼板のみ)を用い…

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宝満川橋、許田高架橋などで大規模更新工事も進むインタビュー

NEXCO西日本九州支社 12箇所78kmの4車線化を推進

 西日本高速道路九州支社は、12箇所78kmの4車線化事業及びPAやICの新設事業、さらには大規模更新事業、橋梁の耐震補強など多くの案件を進めている。その内容について詳細を同支社建設・改築事業部長の大久保良和氏に聞いた。(井手迫瑞樹)

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大規模更新や大型伸縮装置、PC橋の支承交換などを進めるインタビュー

NEXCO中日本桑名 「とにかく補修しまくる」がコンセプト

 NEXCO中日本桑名保全・サービスセンターは東名阪、新名神、伊勢湾岸、東海環状の4路線の一部124.3kmを管理している。とりわけ伊勢湾岸道では伸縮装置の損傷、東名阪道では床版の損傷が著しく、「とにかく補修しまくる」というキャッチフレーズの元、その対応に全力を挙げている。そうした話題を中心に、事務所内に作った4つのプロジェクトチームについての詳細や、その他、野登トンネルの盤膨れやPC橋の一部…

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橋長398m、床版取替面積は3,772.5㎡におよぶ現場を巡る

NEXCO西日本 中国道・坂原橋 床版取替工事

 NEXCO西日本中国支社では、供用から約40年経過した中国自動車道の戸河内IC~吉和IC間に架かる上萩原橋他8橋の床版取替工事を進めている。工期は、2020年8月から2024年9月までで、2021年度は、橋長が398m(床版取替面積3,772.5㎡)となる坂原橋(下り線)をはじめ、絵堂橋(下り線)、上大井橋(下り線)の施工が完了した。本工事では、床版取替工事を対面通行規制により実施しているが、現場が降雪地域であ…

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