『地方自治体』

新橋は橋長約360mの鋼2径間連続アーチ橋を採用現場を巡る
岐阜国道 川島大橋上部工の撤去が完了 架設桁を用いて既設桁を撤去
岐阜国道事務所が、岐阜県からの権限代行として進められている川島大橋災害復旧事業における旧上部工の撤去がこのほど完了した。下部工もA2橋台およびP3橋脚の撤去が全て完了し、P2、P4橋脚の撤去も基礎部を除き完了している。現在は、新設橋のP1橋脚、A1橋台、A2橋台の施工を進めている状況だ。また、歩行用仮橋(橋長395m(歩道幅員4m)については設置を完了し、令和4年8月26日に供用を開始している。その…
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ランドマークとなり、かつ景観面で配慮し、色や継手などを様々に工夫現場を巡る
富山市 呉羽丘陵フットパスを繋ぐ吊橋の補剛桁までが完了
富山市は、市民の憩いの散策路である呉羽丘陵フットパスが県道で分断されている個所に主塔間隔124mの鋼単純補剛吊橋形式を用いた呉羽丘陵フットパス連絡橋を建設中だ。同丘陵は立山連峰、歴史的な構造物や新幹線などを眺望する景観に優れた観光スポットであり、フットパスはその緑豊かな自然の散策路として市民に親しまれている。しかし、同フットパスは、市内有数の交通量を誇る県道富山高岡線により分断さ…
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シリーズ「コンクリート構造物の品質確保物語」㊼インタビュー
高岡市、ひいては全国の地公体の橋梁維持管理の合理化をどのように進めていくのか
高岡市と横浜国立大学、新日本コンサルタントは1月16日、高岡市をフィールドとした「橋梁維持管理の合理化に関する研究協力協定」を締結した。高岡市が進める橋梁維持管理の高度化・効率化の一環として、市が管理する橋梁約1,150橋(2m以上)で横浜国立大学と新日本コンサルタントが橋梁維持管理の合理化に関する共同研究(細田教授の言葉で言えば、協働研究)を行う。本研究では、1,150橋を構造形式と健全性…
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塩害の影響大きく、鋼・コンクリートとも対策必要インタビュー
愛媛県 1巡目の修繕は橋梁・トンネルとも着実に進捗
愛媛県は2,672橋、172トンネルを管理している。橋梁は約4割、トンネルは約2割が50年を経過しており、塩害による損傷が起きている構造物も少なからずあり、その維持管理に努めている。また、先の西日本豪雨では大きな被害を受け、橋梁も大成橋が流され、このほど架け替えが完了した。さらに同橋が架かる肱川においては4橋の架け替えが計画されている。そうした課題や耐震補強の進捗状況、歴史的鋼橋である長浜…
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供用後50年を経過、海に近く厳しい塩害環境現場を巡る
静岡県企業局 由比川水管橋の塗膜除去にスケルトン®AQSを採用
静岡県企業局東部事務所は、静岡市清水区由比の由比川渡河部に架かる由比川水管橋の塗替え塗装を行っている。同橋は国道1号富士由比バイパス(BP)と東名高速道路の間に架かっている橋長131.4mの水管橋(鋼橋)で、それらの橋梁や、そのさらに上流に架かるJR東海道線と同じく、飛来塩分どころか、波浪による飛沫をもろに受ける橋梁であり、腐食や孔食も生じている。また、供用は1968年12月であり、既設塗膜に…
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管理総延長は約1,086km 橋梁1,219橋とトンネル87箇所を管理インタビュー
神奈川県 道路ネットワークの強化や交通混雑緩和を図る座間荻野線Ⅱ期工区や上郷立体などの事業を推進
神奈川県は、135路線約1,086kmの道路を管理している。道路ネットワークの強化や交通混雑の緩和を目的とした道路整備事業のうち、橋梁およびトンネルを有する事業としては、厚木市内では座間荻野線Ⅱ期工区を、海老名市内では上郷立体を、小田原市内では城山多古・小田原山北線などを行っている。これら事業の概要と構造物の詳細、および保全事業の取組みについて、大島伸生県土整備局長に聞いた。自動車専用道…
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「重点化」、「効率化」、「連携・協働」を推進姿勢として道路整備進めるインタビュー
愛媛県「3つのミッシングリンク」の早期解消が最重要施策
愛媛県は東西に160kmと長い県土を有しており、松山地区などを中心とする平野は僅かで、約7割は林野が占めている。また、離島も多く、本四架橋を中心に離島同士の交通を円滑化するため、県独自でも離島架橋を進めており、ごく最近では岩城島と生名島を結ぶ岩城橋が供用された。一方で、県内では西南部の宇和島、八幡浜などで未だ高速道路のミッシングリンクを有しており、とりわけ八幡浜地域は現行の高速道路…
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雉子橋 景観・耐震・塩害対策を施す現場を巡る
千代田区 お茶の水橋、後楽橋、雉子橋の歴史的橋梁を補修補強③
千代田区は、神田川渡河部に架かるお茶の水橋と後楽橋、日本橋川渡河部に架かる雉子橋の補修補強を進めている。いずれも関東大震災後の復興に伴い架けられた橋梁で、昭和40年に東京都から千代田区に移管されたものだ。お茶の水橋は既に耐震補強を終え、床版の補修などを行っている。また、後楽橋は、鋼材の補修や変形部材の取替の他、塗装の塗替え、歩道床版の勾配を緩和するための床版の取替を行う。雉子橋…
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後楽橋 イベント時は、一時的に最大10,000人以上が利用現場を巡る
千代田区 お茶の水橋、後楽橋、雉子橋の歴史的橋梁を補修補強②
千代田区は、神田川渡河部に架かるお茶の水橋と後楽橋、日本橋川渡河部に架かる雉子橋の補修補強を進めている。いずれも関東大震災後の復興に伴い架けられた橋梁で、昭和40年に東京都から千代田区に移管されたものだ。お茶の水橋は既に耐震補強を終え、床版の補修などを行っている。また、後楽橋は、鋼材の補修や変形部材の取替の他、塗装の塗替え、歩道床版の勾配を緩和するための床版の取替を行う。雉子橋…
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お茶の水橋 ただ補修補強するだけでなく、建設当時の景観に戻す現場を巡る
千代田区 お茶の水橋、後楽橋、雉子橋の歴史的橋梁を補修補強①
千代田区は、神田川渡河部に架かるお茶の水橋と後楽橋、日本橋川渡河部に架かる雉子橋の補修補強を進めている。いずれも関東大震災後の復興に伴い架けられた橋梁で、昭和40年に東京都から千代田区に移管されたものだ。お茶の水橋は既に耐震補強を終え、床版の補修などを行っている。また、後楽橋は、鋼材の補修や変形部材の取替の他、塗装の塗替え、歩道床版の勾配を緩和するための床版の取替を行う。雉子橋…
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橋梁1,968橋とトンネル139本を管理インタビュー
山梨県 整備中の新山梨環状道路(東部区間2期)の橋梁比率は83%
山梨県は、181路線1,841.7kmの道路を管理している。整備事業では、甲府都市圏の環状道路が完成していないことから、県担当区間の延長7.1kmの内1.6kmを供用開始し、残り5.5kmについて工事を進めているほか、現存する最古のRCアーチ橋である長潭橋の架替え事業などを行っている。保全事業では、周囲を急峻な地形に囲まれていることから構造物比率が約7%と高く、その老朽化対策が課題となっている。これらの現…
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間詰部は超速硬コンクリート、高性能床版防水も採用現場を巡る
岩手県 国道395号猿越橋でプレキャストRC床版を用いて床版取替
岩手県県北広域振興局土木部二戸土木センターがリニューアル工事を進めている国道395号猿越橋は、耐震補強および床版取替工事を進めている。同橋は岩手県九戸郡軽米町の猿越峠付近に、昭和39年道路橋設計示方書に拠り1972年に供用された橋長61.2m、幅員7.5m(有効幅員6.5m)の鋼単純上路式トラス橋(非合成)である。下部工は重力式橋台で直接基礎を採用している。長年にわたる凍結防止剤散布に伴う塩害、ASR…
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橋長61.2mの鋼単純上路式トラス橋現場を巡る
岩手県 国道395号猿越橋を制震・免震的に耐震補強
岩手県県北広域振興局土木部二戸土木センターがリニューアル工事を進めている国道395号猿越橋は、耐震補強および床版取替工事を進めている。同橋は岩手県九戸郡軽米町の猿越峠付近に、昭和39年道路橋設計示方書に拠り1972年に供用された橋長61.2m、幅員7.5m(有効幅員6.5m)の鋼単純上路式トラス橋(非合成)である。下部工は重力式橋台で直接基礎を採用している。長年にわたる凍結防止剤散布に伴う塩害、ASR…
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塗膜剥離剤は環境配慮型の中性型水系塗膜剥離剤「STRIPPER」を採用現場を巡る
岩手県 大荒沢スノーシェッドで塗替え塗装工を中心とした補修工事を進める
岩手県県南広域振興局土木部北上土木センターは、一般国道107号の和賀郡西和賀町杉名畑地内に位置する大荒沢スノーシェッドの補修工事を進めている。鋼材の防食機能の劣化や腐食が進展していることから、塗替え塗装を主に支柱補修や沓座モルタル補修、高力ボルト交換、塗膜防水などを施工するものだ。今年度は2期工事を実施しており、塗替え塗装工では塗膜剥離剤(STRIPPER)を用いて既設塗膜除去を行い、塗…
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耐久性の高い床版に更新しつつ死荷重を軽減現場を巡る
群馬県 国道254号16号橋で床版取替に高強度軽量プレキャストPC床版『スーパーHSLスラブ』を採用
群馬県は長野県との県境である内山峠近くにある国道254号16号橋で、劣化した床版の取替を進めている。同橋は昭和39年鋼道路橋設計示方書に基づいて設計され、1973年10月に建設された橋長107m(32.1m+42m+32m)、全幅9.9m(有効幅員9.1m)の単純合成鋼I桁(3主桁)+鋼方杖ラーメン(合成鈑桁橋)+単純合成鋼I桁橋(3主桁)。I桁と方杖ラーメンとの間はゲルバーヒンジで繋がっており、下部工は控壁式橋脚、基礎…
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八幡浜や佐田岬半島にも「高速道路」の恩恵もたらすインタビュー
愛媛県 大洲・八幡浜自動車道「八幡浜道路」が2022年度末に開通
愛媛県南予地方局八幡浜土木事務所は、大洲・八幡浜自動車道の建設を進めている。愛媛県では、松山自動車道の南予延伸や4車線化が国やNEXCOによって進められているが、半島部に位置する八幡浜市域はそのルートから外れる状況となっている。一方で、八幡浜市や佐田岬半島は、フェリー航路を通じて、九州の玄関口となっている。八幡浜市と別府の距離はフェリーを使えば2時間半であり、愛媛県(とりわけ南予地域…
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送出し、ジャッキダウンとも6回に分けて実施現場を巡る
愛媛県八幡浜土木 JR予讃線や国道197号を跨ぐ郷高架橋A1~P1間の架設が完了
愛媛県八幡浜土木事務所は、大洲市と八幡浜市を結び、松山自動車道とつながる大洲・八幡浜自動車道の建設事業を進めているが、そのうち2022年度内の供用を目指して、八幡浜IC(八幡浜市大平)~八幡浜市郷までの「八幡浜道路」3.8kmの建設を進めている。そのうち最大の橋梁である郷高架橋(橋長200m、鋼2径間連続鋼床版箱桁橋)のA1~P1間約130mの架設をJR四国に委託しており、5月上旬には昨年9月から6回に分…
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桁下の鉄道に配慮し足場を構築 塗膜剥離は循環式ブラスト工法を採用現場を巡る
滋賀県 JR在来線・新幹線を跨ぐ米原跨線橋のトラス塗替え
滋賀県長浜土木事務所は、JR北陸本線、東海道本線、東海道新幹線など鉄道の大動脈を跨ぐ箇所に架かる米原跨線橋の補剛桁を除くトラス部の塗替工事(2,200㎡)を進めている。同橋は1965年に旧米原町(現米原市)道として供用し、2007年に滋賀県管理となって以来、初の塗り替えとなる。いかに、直下を走る鉄道や通行車両への影響を抑えながら施工しているか、現場を取材した。(井手迫瑞樹)
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送出し長160mを8日間にわたり送出し現場を巡る
熊本県 (仮称)第二天草瀬戸大橋 桁長90m、R=550mの曲線桁を送出し架設
熊本県は、熊本天草幹線道路の一部である「本渡道路」の(仮称)第二天草瀬戸大橋の建設を進めている。本渡道路は2022年度の開通を目指しており、同橋では5月21日にすべての桁が連結され、上部工事は大詰めを迎えている。天草上島と下島に挟まれた本渡瀬戸航路を跨ぐP14~P15径間は送出しにより桁架設を行ったが、支間長100m、送出し長が160mにおよんだ大規模なものとなった。その現場を取材した。送出し部材…
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橋梁残部の撤去方法および新橋の設計はこれから現場を巡る
岐阜県・国交省 川島大橋の撤去・架替えへの軌跡
国土交通省中部地方整備局岐阜国道事務所は、各務原市内の木曽川渡河部に架かる川島大橋において、国の権限代行による災害復旧事業を進めている。川島大橋は、各務原市川島松原町~川島笠田町の木曽川渡河部に架かる橋長343.5mの鋼5径間連続下路トラス橋で、岐阜県が管理している橋梁である。下部工は壁式橋台、壁式橋脚でケーソン基礎(支持地盤は砂礫層)が採用されている。また、下流側には、ほぼ同じ長さ…
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JR四国に委託 支間長は130m 曲線、勾配も有し、ジャッキダウン量は7mに及ぶ業界ニュース
愛媛県八幡浜土木事務所 国道とJR予讃線を跨ぐ郷高架橋を4回に分けて送り出し
愛媛県八幡浜土木事務所は、大洲市と八幡浜市を結び、松山自動車道とつながる大洲・八幡浜自動車道の建設事業を進めているが、そのうち2022年度内の供用を目指して、八幡浜IC(八幡浜市大平)~八幡浜市郷までの「八幡浜道路」3.8kmの建設を進めている。そのうち最大の橋梁である郷高架橋(橋長200m、鋼2径間連続鋼床版箱桁橋)のA1~P1間約130mの架設をJR四国に委託しており、5月上旬には昨年9月から3回に分…
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撤去作業の安全性を高めるため橋脚上および足場上からブロックで解体業界ニュース
新濃尾大橋(仮称)の桁架設で手延べ桁撤去用に『桁回転装置』を開発
愛知県が事業を進める新濃尾大橋(仮称)上部工事の左岸側(愛知県側、P5~A2間336m)では手延べ機を用いた送出し架設が行われており、現在手延べ機はP5橋脚に到達している。P5橋脚上では、手延べ機1ブロック分を送り出し、張り出した状態で手延べ機を撤去する送出しの最終局面に入っている。手延べ機の撤去に用いる機械は、施工時期が出水期であり河川部で桟橋が使えないこと、また、撤去作業の安全性を高…
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橋梁点検体験を含めたインフラツーリズムも企画現場を巡る
愛媛県 開通した岩城橋と生名橋・弓削大橋の3斜張橋で地域振興を
愛媛県が建設を進めていた瀬戸内海の岩城島と生名島に架かる岩城橋が3月20日に開通した。同橋の開通により、同県上島町の岩城島、生名島、佐島、弓削島の4島を3つの斜張橋で結ぶ「ゆめしま海道」が全線開通し、同県では地域の一体化や産業活性化などとともに、観光道路としての役割も期待している。岩城橋を中心とした3つの斜張橋の特徴に加え、整備したインフラを魅力あるコンテンツとして活用していくため…
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台船上にユニットジャッキを配置 潮位変化に対応現場を巡る
愛知県 衣浦大橋上り線左折専用橋 6径間を1ヵ月で連続架設
愛知県は、衣浦港に架かる衣浦大橋で上り線左折専用橋の建設を進めている。同橋は橋長413m、幅員10mの6径間連続鋼床版箱桁橋で、高圧送電線および供用中の既設橋梁との近接という現場条件の中で海上から架設を行う必要があった。そのため、同工事を施工する瀧上工業と日本車輌製造では台船+ユニットジャッキによる架設工法を採用して、無事、1ヵ月での全径間架設を果たした。上り線左折専用橋の新設で渋滞緩…
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セパレートの手延べ桁を採用し送り出し 中間の隙間を使って支承設置業界ニュース
愛知県 新濃尾大橋の上部工が佳境
愛知県・岐阜県が共同で事業を進める新濃尾大橋の架設が佳境を迎えている。基礎及び下部工は、すべて完了し、上部工も左岸側(愛知県側、A2~P5間336m)の架設を進めている状況だ。P8~A2は2台の200t吊クレーンを用いたベント架設。P5~P8は手延べ桁を用いた送出し架設で施工している。(井手迫瑞樹)3月1日撮影(井手迫瑞樹)
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グースは、品質確保のため一部で2層打ち業界ニュース
川崎市 多摩川スカイブリッジの建設が大詰め
川崎市と東京都の多摩川スカイブリッジの建設が、3月中の供用を目指し急ピッチで進んでいる。現在は主に舗装、標識、車両用防護柵等を施工しており、今後は、国道409号のオーバーレイ等の施工を予定している。工事進捗率は95%に達している。(文、写真=井手迫瑞樹)同橋は、川崎市の国道409号と、東京都の都市計画道路環状8号線を結ぶ。工事延長は約870mであり、そのうち675mが橋梁形式で、その中でも600m強…
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産官学の連携で高耐久への取組み現場を巡る
福島県 一ノ俣橋の架替えに県発注橋梁工事初のフライアッシュ混入コンクリートを採用
福島県は、喜多方市山都町一ノ木地内一般県道383号熱塩加納山都西会津線の一ノ戸川に架かる一ノ俣橋の架替えを進めている。同架替え工事においては、福島県発注の橋梁上部工事としては初めてとなるフライアッシュ(東北電力原町火力発電所産)を混入したコンクリート(セメントメーカーは住友大阪セメント、混和剤は山宗化学)による現場打ちRC床版の打設が行われた。フライアッシュを混入したコンクリートに…
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PC橋部施工ではヤード確保に苦心現場を巡る
熊本県 鋼・PC混合の長大橋・第二天草瀬戸大橋の上部工が進捗
熊本県は、熊本天草幹線道路の一部である「本渡道路」の(仮称)第二天草瀬戸大橋(以下、「(仮称)」省略)の建設を進めている。本渡道路は天草上島と天草下島をつなぐ延長約1.3kmの道路で、橋長1,148m(幅員9.5m)の同橋がその大部分を占める。下部工は橋台2基、橋脚27基ですべての施工が完了し、上部工施工が進捗中だ。今回は、鋼・PC混合橋である同橋の設計上の特徴とPC橋部の施工を中心にレポートする…
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多摩川に架かる日野橋では架替え事業を展開インタビュー
東京都 都心部の環状線整備を重点的に推進
東京都では、延長2,245km(2020年4月1日現在)の道路を管理している。道路整備では、区部・多摩地域の幹線道路ネットワークの完成に向けた事業などを推進しており、区部では臨海部と都心部を結ぶ交通・物流ネットワークの強化などに資する環状第2号線や、羽田空港やリニア中央新幹線の玄関口となる品川駅周辺で環状第4号線の整備に取り組んでいる。多摩地域では、完成から90年以上が経過し老朽化が進行し、20…
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切望していた2本の縦横軸が概成インタビュー
岩手県 「距離の壁」を乗り越えて県土をさらに発展
岩手県は、全都道府県のうち、北海道に次ぐ面積を誇っている。沿岸部は漁業が盛んであり、内陸部では主に北上川流域で自動車産業などを中心とする工業や農業が盛んである。観光面でも、三陸沿岸のリアス式海岸の風景は目を楽しませ、三陸鉄道は震災など災害を乗り越え復旧を果たし、「あまちゃん」効果も相まって、訪れる客は増加傾向にある。内陸部では平泉の中尊寺金色堂などの観光客増は言うに及ばない。…
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