道路構造物ジャーナルNET

『地方自治体』

橋梁4348橋、トンネル130本を管理インタビュー

山口県 小郡萩道路の整備事業や荒神大橋架替事業が進捗

 山口県は約6,112km2の面積を有し、3,438kmの道路を管理している。改良率は63%で全国平均と比較して低い水準にあり、県央の交通拠点・小郡と山陰の萩を結ぶ地域高規格道路「小郡萩道路」の整備をはじめ、線形不良箇所の改良事業などを進めている。橋梁は4,348橋を管理しており、20年後には供用後50年以上となる橋梁が約7割に達することから、継続的かつ効率的な維持管理が必要となっている。コンクリート橋が…

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劣化した床版をグリッドメタル+接着塗布型PCMによって補強現場を巡る

栃木県日光土木事務所所管 国道120号乳の木橋の補修補強

 栃木県日光土木事務所は、所管する国道120号乳の木橋について大規模な補修補強を進められている。補修・補強工の内容は、ゲルバーを伴う鋼桁の補強を行い、その後、劣化したRC床版の下からの補強を施すものあり、今後は上面からの増厚補強も検討されている。今回の補強工事は、鋼桁の当て板補強や防錆処理の塗装、ゲルバーの連結、劣化したRC床版の下面からの補強である。RC床版の当初の補強法は、上下両面に…

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橋面補修と橋面コンクリート舗装を両立現場を巡る

富山市所管の新屋橋で、超速硬型高靭性繊維補強コンクリートを用いた橋面コンクリート舗装を施工

 「橋面コンクリート舗装の設計・施工マニュアル」の実橋試験施工床版の補強だけでなく、舗装の耐久性向上・LCCの向上にも期待富山市が管理する新屋(あらや)橋の橋面補修工事において、超速硬型高靭性繊維補強コンクリート『オートモルスーパーG』を用いた橋面補修と橋面コンクリート舗装を行った。施工面積は99m2。土木学会鋼構造委員会道路橋床版の点検診断の高度化と長寿命化技術に関する小委員会の橋…

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シールドトンネル セグメント坑内搬送ではタイヤ式搬送台車を使用現場を巡る

首都高速道路・横浜市 来年3月開通の横浜北西線の現場を公開

 首都高速道路と横浜市は9日、来年3月に開通する横浜北西線の現場を報道陣に公開した。同線は横浜北線と直結し、東名高速道路(横浜青葉JCT)と第三京浜道路(横浜港北JCT)を結ぶ延長約7.1kmの路線で、そのうち約4.1kmがトンネル構造となっている。横浜北西線概要図(首都高速道路提供)公開されたのは、横浜青葉JCTと、横浜青葉本線料金所、横浜北西トンネルの3箇所。横浜青葉JCTでは、地上約30mの出口ラン…

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2500t積みの台船上に上下2段積みのテーブルリフトを3点に配置し、昇降操作して撤去・架設現場を巡る

兵庫県 昨年の台風21号で被災した鳴尾橋が9月復旧へ

 兵庫県阪神南県民センター西宮土木事務所は、7月2日および17日の両日、昨年9月4日の台風21号により漂流した船の激突によって被災した県道芦屋鳴尾浜線鳴尾橋(P2~P3間、単純鋼床版箱桁橋、橋長60m、幅員10.65m、撤去重量420t)の損傷した橋桁の撤去・および復旧桁の架設を行った。同橋は阪神高速5号線の甲子園浜~鳴尾浜に至る海上部に並行して走る道路で、阪神高速と同一の橋脚上に架橋されている。2,500t…

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離島中心に塩害やASRに対応インタビュー

鹿児島県 50年以上経過している橋梁が全体の約3割占める

 鹿児島県は、2,437の橋梁、97のトンネルを管理している。離島が多いためか橋長が長い橋梁も多く、100m以上の橋梁は156橋に及ぶ。トンネルも山がちな地形を反映して約100箇所に達する。離島が多いことから塩害やASR対策も必要だ。こうした鹿児島県の道路構造物の保全状況(平成30年度時点)について同県土木部道路維持課の橘木竜一課長に聞いた。(井手迫瑞樹)橋梁2437橋を管理PC橋がほぼ半数を占める橋長15m…

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北薩横断道路も整備が進むインタビュー

鹿児島県 藺牟田瀬戸架橋が大詰め

 鹿児島県は本州の最南端に位置する。古代は薩摩隼人と呼ばれ、独自の文化を誇った。鎌倉時代以降は、島津氏が入植、南北朝・戦国を経て、領国を掌握し、江戸時代には島津斉彬、小松清廉、大久保利通、西郷隆盛などの名士を輩出して討幕を果たし、明治には薩長政府の一端を担った。鹿児島市内にはその遺構がたくさん存在し、その伝統を垣間見せている。現在は日本有数の食糧基地として豚、肉用牛、ブロイラー…

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厳しい塩害に対応するためSSI工法により断面修復現場を巡る

千葉県 仲原橋にグリッドメタルを採用して増厚量を減らして補修

 千葉県安房土木事務所が所管する仲原橋(カルバートボックス)で実工事としては初めて補強鉄筋の代わりにグリッドメタルを用いた補修を行っている。補修により桁下の水路容積をできるだけ減らさないようにするため、補修の際の増厚を従来のRCによる補修に比べ半分程度に減らすことができる同手法を採用したものだ。配筋の際の手間や増厚量を減らせるため1工程当たりの施工日数を10日から7日に短縮できる。海…

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管理延長は 1253km 672橋、17トンネルを管理インタビュー

沖縄県 厳しい塩害、ASRにどのように対応していくか

 沖縄県は、日本の最南西端に属する。県土は東西約1,000km、南北約400kmに及ぶ海域に49の有人島が点在する。亜熱帯の島々は、美しい自然を形成し、現在では年間約1,000万人の観光客が訪れている。現在では、沖縄本島や石垣島はもちろん、宮古地方にもその余波は及んでおり、来間大橋、池間大橋そして2015年に開通した伊良部大橋がその振興に寄与していることは言うまでもない。しかし、常夏の楽園は台風の常襲…

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約1000万人の観光人口をどのようにさばくかインタビュー

沖縄県 ハシゴ道路ネットワークの構築を急ぐ

 沖縄県は、我が国の南西部に位置し、東西約1,000km、南北約400kmの広大な海域に49の有人離島を含む大小160の島々からなる島嶼県である。近年では、観光人口でハワイに肉薄するなど観光産業の隆盛に伴い、沖縄本島や宮古島などではホテルラッシュが続く。その反面、二次交通が比較的弱く、米軍基地の存在がはしご道路ネットワークの建設を阻害している感は否めない。そうした状況の中、リピーターを逃さないた…

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東風平大橋、識名大橋の大規模補修も進めるインタビュー

沖縄県南部土木 南部東道路の整備、那覇大橋の架替えを推進

 沖縄県でも那覇市を中心とする本島南部地域は60万の人口が集中し、とりわけ交通需要が多くなっている。さらに近年は、観光面でも発展が著しい。リピーターを多く獲得するためにも二次交通のさらなる整備が望まれている。また、南端地域は国内唯一の戦跡国定公園があるほか、豊かな海浜も多くある。これらをどのようにつなげていこうとしているのか、沖縄県南部土木事務所の我那覇生雄所長に聞いた。(井手迫…

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潮流、風、冬季波浪の影響受ける全国でも指折りの難しい現場現場を巡る

鹿児島県甑島列島 橋長1533mのPC橋である藺牟田瀬戸架橋の架設が終盤

 鹿児島県は、甑島列島の下甑島と中甑島間の藺牟田瀬戸に両島を繋ぐ延長1,533mのPC橋の建設を進めている。同橋付近は浅瀬と水深の深い海域が錯綜しており、喫水の深い船が入ることのできる区域は限定されている、風速も強く、台風時はもちろん、橋梁中央部では冬季波浪の影響による施工休止期間も設けられるなど全国でも指折りの難しい架設現場だ。海洋架橋の塩害対策も含め、2020年度の完成を目指す藺牟田瀬…

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伊良部大橋などで培った塩害・ひび割れ対策を援用現場を巡る

沖縄県中部土木事務所 泡瀬人工島連絡橋下部工が終盤

 沖縄県中部土木事務所は、沖縄市の泡瀬干潟内に建設を進める泡瀬人工島に繋がる連絡橋の建設を進めている。同橋は橋長810m、幅員22.5~23.5mの上下4車線のPC橋であり、伊良部大橋開通以降では最大規模の橋梁だ。伊良部大橋で培った塩害対策技術をふんだんに使っている。現場を取材した。橋梁概要①同橋は、泡瀬干潟の一部に建設されている人工島に連絡するための海上架橋だ。同埋立地は95haにおよび、その中に…

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ショットブラストの施工および舗装工事が進捗現場を巡る

東京都港湾局 臨港道路南北線および接続道路事業の橋梁工事が終盤

 東京都港湾局が建設を進め臨港道路南北線および接続道路事業の橋梁工事が終盤を迎えている。主構造物である東西水路横断橋(仮称)及び臨海道路横断橋(仮称)、また東側ランプ橋(西行)及び同(東行)の2橋は既にほぼ上部工工事を完了し、西側ランプ橋(西行)及び同(東行)の2橋の上部工も5割程度まで工事が進捗している。現在、進捗が早い4橋については舗装工事に入っており、記者が取材した2月18日…

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水中梁はボルト・ナットを含めすべて二相ステンレス鋼を採用現場を巡る

鳥取市 擬宝珠橋 水中梁の上に木造橋を乗せる日本初の工法で復元

 鳥取市は、国指定史跡である鳥取城跡の内堀に架かる擬宝珠橋の復元工事を行い、2018年10月8日に完成式を行った。堀底に残る橋脚の遺構を保全するために、既設コンクリート橋の基礎の上にステンレス製の水中梁を設置して、その上に木造橋を復元するという日本初の工法を採用したことが特徴だ。文化庁が認めた城郭の復元橋としては国内最長となる橋長36.652m(幅員6m)の同橋復元工事をレポートする。3世代にわ…

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山地が7割を占める県土 構造物比率は高いインタビュー

愛媛県 橋梁は2735橋、トンネルは171橋を管理

 愛媛県は、南は石鎚山など四国山地が広がり、西は佐田岬半島が豊予海峡に突き出し、宇和海のリアス式海岸が広がる。藤原純友が根拠地にした日振島もこの海にある。北は瀬戸内海が広がり、冬でも暖かい日差しが広がる。松山は言わずもがな夏目漱石、正岡子規、秋山兄弟など文武の名士を輩出した土地で、神代から続く道後温泉は至福の名湯だ。今治や新居浜、四国中央市には工業地帯が広がり、段丘には糖度の高…

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防食・耐風もケアし、岩城島と生名島をつなぐ斜張橋現場を巡る

愛媛県 島民の期待高い「岩城橋」主塔部の建設が進捗

 愛媛県は、上島町の岩城島と生名島を結ぶ岩城橋の建設を進めている。平成16年度に複数の離島自治体が合併した上島町の主要4島(弓削島、佐島、生名島、岩城島)で唯一架橋されていない岩城島と生名島を結ぶもの。橋長は斜張橋である本体橋部だけで735m、取り付け高架部を含めると実に1,050mに達する。現在は下部工および、主塔部を施工中だ。両島民からの期待も高い現場を取材した。(文、写真:井手迫瑞樹)…

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下塩原第一橋梁(仮称)ではメラン架設工法を県内初採用インタビュー

栃木県 常総・宇都宮東部連絡道路、下塩原バイパスなどの事業を推進

 関東1都6県で最も広い面積を有する栃木県では、県央部・東部・西部の各南北軸と県央部・北部・南部の各東西軸のネットワーク強化に取り組んでいる。その県央部南北軸のひとつとして常総・宇都宮東部連絡道路の整備を推進している。県央部の鬼怒川東側には工業団地が集積し、産業活動の一大拠点となっているため、その活力維持とさらなる発展を目指してのものだ。また、西部や北部の山岳部では自然災害に強い…

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鋼重6千tを超える鋼単純ニールセンローゼ桁を多軸式特殊台車で移動させ、台船にロールオンし一括架設現場を巡る

東京都港湾局 東西水路横断橋現場ルポ

 東京都港湾局は、中央防波堤付近の埋立地間の水路に架かる東西水路横断橋(仮称、以下略)の架設を行った。鋼重6千tを超える鋼単純ニールセンローゼ桁を多軸式特殊台車(以下、多軸台車)で移動させ、台船にロールオンし一括架設するという例を見ない施工を行った同橋について、現場を取材レポートする。(井手迫瑞樹)東西水路横断橋概要東京都港湾局は現在、東京港臨港道路南北線事業および接続道路を整備中…

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床版の点検・補修に関わる製品も展示 現場で公開施工も現場を巡る

宮崎県で橋梁床版維持補修に関する講習会を開催

 NPO宮崎社会基盤保全技術研究所が主催し、約200人が参加宮崎県、宮崎大学などが講演NPO宮崎社会基盤保全技術研究所は9月27日、宮崎大学創立330記念交流会館コンベンションホールで「橋梁床版維持補修に関する講習会」を開催し、約200人が参加した(宮崎大学工学部社会環境システム工学科など共催、宮崎県県土整備部、土木学会西部支部後援)。中澤名誉教授が県内橋梁床版を詳細に調査表面被覆を全面的に行う…

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既設巻き立て鋼板を活用して鋼製ブラケット設置現場を巡る

横浜市 第三和泉原橋の補強・補修工事を進める

 横浜市は、泉区にある東海道新幹線を跨ぐ第三和泉原橋の補強・補修を東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)への委託工事として進めている。事業期間は2015年度から2019年度(予定)。同工事は、側径間のゲルバー部の受桁の損傷に対する抜本的な対策、および桁と床版の補強・補修などを実施するものである。ゲルバー部受桁のき裂損傷が進行き裂は鈍角部に集中して発生1963年に竣工した同橋は橋長38.62m、有効…

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観光客に歴史的名所をスムーズに回ってもらいたいインタビュー

奈良県 国道168、169号のアンカールートを整備

 奈良県は、県土の80%以上を山間部が占める。北西の奈良盆地などに人口が密集しており、観光資源も集中している。一方で県南にも吉野郡、高市郡の町村が風光明媚かつ歴史的な名所を遺している。そうした町村を南北に貫く国道168、169号は紀伊半島のアンカールートとして、改良が進められている。その話題を中心に、耐震補強や維持管理面の話題も含めて、奈良県県土マネジメント部長の山田哲也氏に詳細を聞いた…

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塗装塗り替え総計2万8610㎡ 支承取替366基現場を巡る

堺市 大浜高架橋のリニューアル工事が大詰め

 堺市が大規模な耐震補強および塗装の塗り替えを進めている大浜高架橋のリニューアル工事が大詰めを迎えている。同橋は鉛を含有する塗膜を抱えているため、その塗装の塗り替えに配慮する必要がある他、桁下の交通量も多いため、下部工の耐震補強も細心の注意を払って行う必要があり、それぞれ塗膜剥離剤を使用した塗装の塗り替えやPAE系ポリマーセメントモルタル(以下、SPCM工法)による橋脚巻き立て補強を行…

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御堂筋線の全面歩行者空間化目指す 阪堺大橋の鋼部材疲労対策を検討インタビュー

大阪市 淀川左岸線2期が端緒 堂島大橋をスレンダーに更新

 大阪市は、淀川、神崎川、大和川など大規模な河川が多く、平坦な地形を有している。そのため765橋の橋梁を所管しているが、15m以上の橋梁が約500橋と比較的長い橋が多い。供用経過年数も50年以上が30%と全国平均(20%)の5割増しの状況だ。しかし2014年度から2016年度までで法定点検を約8割実施し、健全度Ⅲ・Ⅳの橋梁はなく、比較的健全性を保っている。淀川左岸線2期工事などの新設プロジェクトや、堂島大橋…

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今夏には東西水路横断橋も施工現場を巡る

東京都港湾局 臨海道路横断橋を夜間架設

 東京都港湾局は現在、東京港臨港道路整備事業南北線および接続道路を整備中だ。総延長は6.6kmで10号その2埋立地~第2航路の下をトンネルで通し、中央防波堤内側埋立地~東西水路を橋梁で跨ぎ、さらに東京港臨海道路とランプで接続する。事業は国と都が分かれて実施しており、海中の沈埋管トンネルと陸上トンネル部が国(東京港湾事務所)、平面道路と橋梁部を都が担当している。現状は国が担当する区間では沈…

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大浜高架橋の大規模耐震補強、塗装塗り替えも終盤インタビュー

堺市 大和川線の2019年度末完成目指す

 堺市は、2006年に政令指定都市となり、今年で13年目を迎えた。古くは会合衆に代表される商業都市と知られたが、それゆえに兵家必争の地であり、三好松永の争いや織豊政権を乗り越えたものの、その末尾たる大阪の陣で堺の街は全焼を経験した。再建された堺は、江戸時代には大和川の付け替えが行われるなどした結果、港の機能が減退したが、新しい堺港(現在の堺旧港)を切り開くなどして繁栄を維持し、今日で…

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主桁撤去は中央径間と側径間で別工法を採用現場を巡る

東京都 中央防波堤の廃棄物運搬関連車両専用橋・中潮橋を撤去

 東京都は、東京湾の中央防波堤内側埋立地と同外側埋立処分場を結ぶ中潮橋の撤去工事を平成28年12月から実施した(工期は本年5月末まで)。主桁撤去は、中央径間では撤去用梁材による工法が採用され、側径間では台船併用の引き出し工法が採用された。2種類の工法によって行われた主桁撤去を中心に、撤去工事の現場をレポートする。全体工程中潮橋は、平成8年度に供用された橋長250m、幅員24mの3径間連続鋼床版…

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大阪湾岸道路西伸、神戸西バイパスの早期開通に期待、市管理道路の渋滞解消に傾注インタビュー

神戸市 東西に長い市域の交通円滑化を図る

 神戸市は多様性に富む。南部の狭い平野には人口が密集し、須磨や舞子などの景勝や三宮・元町などの日本屈指の繁華街があり、北野のおしゃれな異人館街が町を彩り、さらに埋立地には工場が軒を並べる。北部には六甲山が聳え、さらに奥には有馬温泉がある。神戸市はしかし、阪神大震災では大きな被害を受けた。家屋は地震ついで火災によって甚大な損傷を蒙り、鉄道や商業施設、道路も大きな被害を生じた。それ…

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アースコート防錆-塗装システム 高耐久性とコスト削減を実現現場を巡る

鳥取県市町村の橋梁損傷傾向と長期防食性を確保する錆転換型防食塗装

 鳥取県建設技術センターでは、管理技術者が不足している県内の市町村に対して橋梁補修アドバイス業務を行っている。その業務のなかでセンターが把握している市町村管理の橋梁の損傷傾向と対策をまとめた。あわせて、塩害地域では鋼橋の塗装塗替えで錆転換型防食塗装が採用されているが、そのうちのひとつであるアースコート防錆-塗装システムの特徴と施工事例を紹介する。8市町185橋で橋梁補修のアドバイスを…

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新技術の民間公募で点検・維持管理の効率化を目指すインタビュー

広島県 道路整備計画2016で7つの施策に取り組む

 広島県は人口約283万人(平成30年1月推計)で、面積は全国11位の8,479km2となっている。県土は北部の雪寒地域から南部の温暖な沿岸・島嶼部まで広がり、「日本の縮図」とも言われている。構造物においても全国で課題になっているほとんどのことがあてはまる広島県の道路整備方針と維持管理の取り組みを同県土木建築局長の三上幸三氏に聞いた。社会資本を未来につなぐために適正なマネジメントが必要定期点検…

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