道路構造物ジャーナルNET

『大規模更新』

縦横目地とも間詰め材に超高強度繊維補強コンクリートを採用現場を巡る

NEXCO西日本 九州縦貫道宝満川橋で3断面に分割して床版取替

 西日本高速道路九州支社は、九州縦貫道鳥栖JCT~久留米IC間の宝満川渡河部にある宝満川橋上下線の大規模リニューアル工事を進めている。同橋は上下線とも1973年に1964年鋼道路橋設計示方書に準じて設計された橋長154.7m、有効幅員14.5mの鋼3径間連続5主鈑桁橋で、支間長はいずれも48.0+57.5+48.0mである。横断勾配は2%、縦断勾配は-0.11%~0.16%、斜角は60°と非常にきつい。また直下の宝満川はH.W.Lが非常に…

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架設桁は撤去が完了、新設桁の地組も始まる現場を巡る

阪神高速 喜連瓜破高架橋下部工の改良作業が進む

 阪神高速道路が進めている14号松原線喜連瓜破高架橋の橋梁更新における既設PC桁の撤去フローが最終盤を迎えている。同橋梁更新事業は、大阪市平野区喜連西から瓜破西間に架かる橋長154mのPC3径間連続有ヒンジラーメン箱桁橋を鋼3径間連続4主鋼床版細幅箱桁橋に架け替えるものである。既に柱頭部を除き、既設PC桁は撤去され、PC桁撤去のため上部に配置していた仮設桁も引戻しを完了し、現在は中央の2橋脚の柱…

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広島高速1号線の供用から37年経過区間現場を巡る

広島高速道路公社 鮎信橋など3橋を同公社で初の床版取替

 広島高速道路公社は、供用から37年が経過した橋梁のうち、鮎信橋、法道寺大橋、須賀谷上橋の3橋についての床版取替を来年度にかけて進めている。今年度に取替工事を行っているのは鮎信橋である。3橋はいずれも山岳部に位置し、凍結防止剤を散布する頻度が高く、また床版防水が全面施工されていないこともあり、塩害による床版下面までの貫通クラック及びエフロレッセンスの析出や摺り磨き現象による床版上面…

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新設鋼桁を既設PC桁の撤去に活用現場を巡る

NEXCO中日本 手取川橋架替えに日本で初めてステンレスクラッド鋼を採用

 NEXCO中日本は、北陸道手取川橋において塩害で損傷したPC連続箱桁橋を8径間連続鋼開断面箱桁橋(上部はプレキャストPC床版)に架替える工事を進めている。同橋は手取川河口部に位置し、桁下には絶滅危惧種Ⅱ類に指定されているイソコモリグモ、コアジサシの生息する砂浜があり、重機や車両の進入が制限されていることから、本設桁として使用する開断面箱桁に撤去フレームを設置して、PC桁を張出し架設とは逆の…

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北川鉄工所と共同 巻上装置と移動装置が独立し、クレーンに分類されない構造現場を巡る

大成建設 新方式の半断面床版取替機を開発

 大成建設は、北川鉄工所と共同で高速道路リニューアル工事の大幅な工期短縮を実現する新方式の半断面床版取替機を開発した。同取替機は、巻上装置と移動装置が独立し、クレーンに分類されない構造としている。また足回りは架台やレールなどが不要な車輪自走式を採用している。同構造や足回りを採用したことで、床版取替工事の際の床版取替機の組立・解体および検査に要する日数を従来の1/3、週末開放施工の場…

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RC中空床版橋からNYラピッドブリッジに現場を巡る

NEXCO西日本 宝塚ICの国道176号を跨ぐ小浜橋を架替え

 NEXCO西日本関西支社阪神改築事務所は、中国池田IC~宝塚IC間の橋梁更新工事の一環として宝塚ICランプ部に位置する小浜橋(宝塚IC・Iランプ橋(ONランプ)、同・Jランプ橋(OFFランプ))をRC中空床版から鋼桁+合成床版形式の桁(NYラピッドブリッジ®(日鉄エンジニアリング・横河NSエンジニアリング共同開発))に架替える工事を行っている。同橋は供用後約50年を経過しており老朽化が著しいため架替えを行…

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関係機関と膨大な協議を行い、都市部の厳しい現場条件下で事業を着実に推進インタビュー

首都高速道路 更新・建設局 総勢150人で大規模更新事業4件・新設事業1件等を担当

 首都高速道路更新・建設局は、同社唯一の更新・建設部門として「高速大師橋更新」「日本橋区間地下化事業」「東品川桟橋・鮫洲埋立部更新」「池尻・三軒茶屋出入口付近更新・付加車線増設」の4つの大規模更新事業と、「新大宮上尾道路」の新設事業などを所管している。工事事務所の技術者には「愚直に現場に行くこと」を指導しているという諸橋雅之局長に、各事業の詳細を聞いた。2020年7月に発足10課、5工事…

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既設鋼製橋脚は地震時水平力だけ負担、RC橋脚梁を伸ばし支点を一体化現場を巡る

阪神高速 阿波座付近の拡幅桁約530m区間を架替え

 阪神高速道路は、16号大阪港線(西行)阿波座JCT~西船場JCT間にある阿波座付近の拡幅桁延長530mを架け替える工事を進めている。同箇所はそもそも1997年に渋滞対策として拡幅して付加車線を設置している箇所である。路下に大阪市が管理する中央大通が走っており、中央大通も本線4車線、副道1車線の大きな通りになっている。拡幅対象となった大阪港線の橋脚は、中央大通の分離帯に立っていたため、当時は建築…

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PC上部工、大規模リニューアル事業の強化を目指す業界ニュース

大成建設 公開買付けによりピーエス三菱を連結子会社化へ

 大成建設はPC橋梁ファブ大手ピーエス三菱に対して同社を子会社化する公開買い付けを行うと発表した。現在の筆頭株主であるUBE三菱セメントの有する全株式(ピーエス三菱発行済み株式の33.46%)と第2位の株主である太平洋セメントの全株式(同9.48%)を取得する。さらに過半数の株式を取得し、連結子会社化することを目指す。競争が激化するPC上部工の新設分野や高速道路各社の大規模リニューアル事業への競争…

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凍結防止剤・飛来塩分、富山ではASRインタビュー

NEXCO中日本金沢支社 北陸道の塩害・ASRへの対応に苦慮

 中日本高速道路金沢支社が管理する高速道路、とりわけ北陸自動車道は、北陸ならではの厳しい環境にさらされている。海岸縁を走る区間は冬季を中心に厳しい飛来塩分にさらされ、その他の区間は凍結防止剤に含まれる塩分に起因した塩害の影響を受ける。また、富山管内においては骨材起因によるASRが発生し、今なお劣化が進むコンクリート構造物も有している。そうした話題を中心に、大規模更新・大規模修繕、耐…

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1号線から4号線の全25kmを管理 高低差は最大で200m程度あり、凍結防止剤散布地域もインタビュー

広島高速道路公社 床版の取替や高性能防水を本格化

 広島高速道路公社は高速1号線から4号線の約25kmを管理している。山陽道等の高速道路や副都心地区と市街地とを結ぶなど重要な都市高速道路であり、河川及び海岸に沿った市街地と丘陵地などに整備されていることから、橋梁とトンネルの比率が非常に高くなっている。供用から37年が経過した1号線の橋梁は、建設時の床版防水が部分的にしか施工されていないこと、また標高が高い区間では凍結防止剤を多く散布し…

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馬蹄形ジベル部の撤去対策にSMartD工法を採用し、スムーズに上フランジ直上のコンクリートを撤去現場を巡る

NEXCO中日本名神長良川橋 上下2車線を確保しながら3分割で床版取替

 NEXCO中日本が進めている名神長良川橋の大規模更新工事は、上部工の増設桁架設を完了し、床版架設を開始している。同橋は岐阜羽島IC~大垣IC間の長良川渡河部に位置している橋梁であり、傷んだ床版を撤去して取替を行う工事を進めているが、取替に際し、現行の4車線を維持するため、分離構造となっている上下線中間部の空間へ新たに細幅箱桁形式の増設桁を架設し、その上にも床版を配置することにより、常時4…

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落石の危険性のある岩塊表面に防護工施工した上で裏側から除去現場を巡る

NEXCO東日本長野 上信越道北野牧工事 岩塊を10万㎥切り崩していく

 NEXCO東日本長野工事事務所は、上信越道北野牧工事として、碓氷軽井沢ICの近くの北野牧トンネル長野側坑口の大規模落石対策を行っている。1996年の豊浜トンネル崩落事故を受け、当時のJHが、改めてのり面を点検したところ、さらに落石する恐れがあるのではないかと懸念された。自然環境下における風化、中規模以上の地震などによる落石リスクを含んでいることを有識者が参加した調査委員会で明らかになったた…

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NEXCO中日本 現場見学が、建設業に対する理解を進めることになれば業界ニュース

石川高専の学生が新手取川橋工事現場を見学

 NEXCO中日本金沢支社が建設を進めている新手取川橋工事の現場に、20日、石川工業高等専門学校の環境都市工学科の学生22人(指導准教授は新保泰輝氏)が見学に訪れた。金沢保全サービスセンターの松根弘直所長は、訪れた学生に対し、「この現場見学が、建設業に対する理解を進めることになれば」と語った。次いで、同支社の金綱しおり氏のパネルを使った詳細な説明や、現場動画、現場の既設PC桁の撤去状況公開…

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断面交通量は約21,000台で、大型車混入率は約4割現場を巡る

NEXCO中日本 中央道岩の沢橋(上り線) R=300、縦横断勾配5%、斜角も変化する現場で床版取替

 NEXCO中日本名古屋支社が所管する中央道岩の沢橋(上り線)で半断面施工による床版取替が行われている。半断面施工にしたのは対象橋梁の約500m離れた場所に給油施設が設置されている阿智PAがあり、全断面取替を行うと、規制の関係上、同PAが使用できなくなるためだ。施工条件も厳しい。曲線半径は300mと厳しく、斜角も81~99°と変化する。さらに縦横断勾配も5%前後ある。その現場を取材した。(井手迫瑞樹)…

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Hydro-Jet RD工法、UFC床版製作施工も着実に改良、HSPJを初採用現場を巡る

阪神高速神戸線 リニューアル工事の床版取替工で新技術を続々投入

 阪神高速道路は今春(5月19日午前4時~6月7日午前6時)、3号神戸線京橋IC~摩耶IC間約4.2kmの上下線において終日通行止めを行ってのリニューアル工事を行った。同現場では舗装補修を約62,000㎡で行ったほか、床版取替を2箇所(528㎡と198㎡)で行っている。床版補修としては、鋼床版(対象3,768㎡)のうち、亀裂が顕在化している箇所約500㎡でSFRC基層による補強を行った(SFRC補強非対象の鋼床版はグースア…

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NEXCO西日本関西支社管内の中国自動車道吹田JCT~中国池田IC橋梁更新工事の約4km区間で採用現場を巡る

栗本鐵工所 点検しやすく維持管理性向上に寄与する遮音壁と施工効率向上が可能な壁高欄定着部構造を展開

 栗本鐵工所は、点検口付き金属製遮音板とPCa壁高欄の定着アンカーボルト部蓋構造を開発し、既にNEXCO西日本関西支社管内の中国自動車道吹田JCT~中国池田IC橋梁更新工事の約4km区間で採用されるなど実績を上げている。前者は点検の省力化、効率化、後者は施工効率向上に着目した製品である。

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2032年には供用後半世紀を経る路線が全体の5割に達するインタビュー

NEXCO中日本 中井 俊雄 保全企画本部長インタビュー

 中日本高速道路は、2023年度期首で2,183kmの高速道路を管理している。開通後の経過年数が50年以上の路線延長は約1/4におよび、東名・名神の全線、中央道の調布~河口湖、東名阪道の桑名~亀山などがある。また、40年以上を超える路線延長は5割を超え、2032年度には半分以上が開通後50年を迎えることになる。損傷は疲労によるものもあれば凍結防止剤による塩害由来のものもある。また富山県域ではアルカリシリ…

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中京圏におけるリニューアル工事が本格化インタビュー

NEXCO中日本名古屋支社 大規模更新、耐震補強が進捗

 中日本高速道路名古屋支社は延長947kmを管理している。2021年5月には名古屋第二環状自動車道西南部が開通したことによって橋梁延長が増え、259kmと延長に占める橋梁比は27.3%に達している。管理橋梁数は2,207橋、管理トンネル数は205チューブに達している。また供用中橋梁で40年以上を経過している数は940橋と全橋の約4割に達している。大規模更新も中央道、東名阪道、名神などで床版取替を主とした工事を進…

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チーム敦賀で一体となって効率的に道路を維持管理インタビュー

NEXCO中日本敦賀 長大トンネルの抜本的対策に覆工再生工

 中日本高速道路敦賀保全サービスセンターは、北陸自動車道(以降、「北陸道」)の木之本IC~今庄IC間44.7kmと舞鶴若狭自動車道(同「舞若道」)の38.8kmを管理している。北陸地方の南の玄関口に位置しており、山間部が多いため、構造物比率は高い。北陸道の敦賀~今庄は上下線が旧北陸本線に倣ったⅠ期線と完全に新設したⅡ期線に上下線が別線となっており、今後の大規模更新・修繕事業においては、トンネルに…

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総管理延長約1,400km。橋梁は約1,200橋、トンネルは約130チューブを管理インタビュー

NEXCO東日本東北支社 東北道原瀬川橋床版取替工事は同社初の迂回路を設置して施工

 NEXCO東日本東北支社は、高速道路10路線と一般有料道路8路線の合計18路線1,396.1kmを管理している。供用後40年以上経過した区間は3割で、10年後には管内橋梁の約8割が供用後30年以上となる。老朽化が進行するなかで、2023年度にはリニューアルプロジェクトとして21橋の床版取替工事を実施する予定だ。その内容を含めて管内の維持管理状況を、吉原健一管理事業部長に聞いた。経過年数に加えて凍結防止剤散布の…

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継手部に大成建設が開発したHead-barジョイントを採用現場を巡る

NEXCO西日本 九州自動車道思川橋・本名川橋(上り線)を大規模更新

 西日本高速道路九州支社鹿児島高速道路事務所が所管する九州自動車道姶良IC~薩摩吉田IC間に位置する思川橋および本名川橋(いずれも上り線)の床版取替を主とする大規模更新工事が進んでいる。両橋とも1973年12月の供用以来50年が経過しており、床版の疲労損傷に加えて、冬季の凍結防止剤散布に起因する塩害が発生している。加えて建設当時の骨材に十分に脱塩処理されていない海砂を使っていたことからそれ…

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半断面施工で上り線走行車線側を施工中現場を巡る

NEXCO中日本 中央道 深沢橋床版取替工事の現場を公開

 NEXCO中日本名古屋支社は6月23日、中央自動車道の土岐JCT~多治見IC間に架かる深沢橋の床版取替工事の現場を報道陣に公開した。同工事は半断面施工で行われており、現在は同橋上り線走行車線側の工事が進められている。下り線(床版取替面積1546.5㎡)は2022年度に完了し、上り線追越車線側を8月下旬から12月中旬の予定で施工して同橋の床版取替は完了する(上り線の同面積は1489.2㎡)。上り線走行車線側の…

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外面はステンレスクラッド鋼、内面は超厚膜エポキシ樹脂塗装、継目は全断面溶接を採用業界ニュース

NEXCO中日本 北陸道手取川橋 上り線の架替え鋼橋架設が終盤

 NEXCO中日本は、北陸道手取川橋において塩害で損傷したPC連続箱桁橋を鋼開断面連続箱桁橋(上部はPC床版を架設)に架替える工事を進めている。同橋は手取川河口部に位置し、桁下には絶滅危惧種Ⅱ類に指定されているイソコモリグモ、コアジサシの生息する砂浜があり、重機や車両の進入が難しいことから、本設桁として使用する開断面箱桁に撤去フレームを設置して、PC桁を張出し架設とは逆の手順で切断、撤去し…

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計1,006枚の既設床版を撤去し、新設床版に取り替え現場を巡る

NEXCO中日本 東名多摩川橋第2STEPの現場施工について

 NEXCO中日本東京支社は、大規模更新事業の一環として、東名多摩川橋の床版取替工事を行っている。首都圏の重交通区間で現況の上下3車線を供用しながら施工し、交通への影響を最小限にしていることが特徴だ。そうした施工計画を実現するため、様々な新技術・新材料を採用している。(井手迫瑞樹)

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軽量骨材を用いたHSLスラブを採用現場を巡る

兵庫県道路公社 播但道市川大橋で床版取替を実施中

 兵庫県道路公社は播但連絡道路の市川大橋(架橋地:兵庫県姫路市の市川渡河部付近)の一部で床版取替などを中心とした老朽化対策工事を進めている。播但連絡道路は、兵庫県の播磨地域と但馬地域(姫路市~朝来市和田山)間を結ぶ延長65.1kmの自動車専用道路である。市川大橋はその砥堀ICの上下線ランプに位置しており、今回床版取替を行う部分(市川大橋第5・第6橋)は、市川渡河部に架かる橋長222.5mの鋼2+3…

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既設桁の撤去は4基の移動作業車と2基の運搬台車を用いて施工現場を巡る

阪神高速14号松原線喜連瓜破高架橋 桁をどのように架け変えるのか

 阪神高速道路は、14号松原線喜連瓜破高架橋の橋梁更新工事を進めている。同橋は大阪市平野区喜連西から瓜破西間に架かる橋長154mのPC3径間連続有ヒンジラーメン箱桁橋である。同橋は昭和53年道路橋示方書に基づいた設計により、1980年に架設されたが、ヒンジ部の垂れ下がりが顕著になっていることから橋梁の架け替えを行っている。同工事は昨年6月から現場工事に着手し、現在は現橋撤去用の仮設桁の架設を完…

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RC床版を2個所で取替、32,000㎡で複合床版防水工を施工業界ニュース

阪神高速 3号神戸線京橋IC~摩耶IC間約4.2kmでリニューアル工事

 阪神高速道路は、3号神戸線京橋IC~摩耶IC間約4.2kmの上下線において終日通行止めを行ってのリニューアル工事を行っている。24日にその現場を公開した。同現場では舗装補修を約62,000㎡で行うほか、床版取替を2箇所(528㎡と198㎡弱)で行っている。床版補修としては、鋼床版(対象3,786㎡)のうち、亀裂が顕在化している箇所約1,400㎡でSFRC基層による補強を行う(SFRC補強非対象の鋼床版はグースアスファル…

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『Vision2023~進化する技術と社会への貢献 PC建協の未来地図~』を新たに策定業界ニュース

PC建協 2022年度会員受注額は4,186億円、2年連続で4,000億円を突破

 プレストレスト・コンクリート建設業協会(PC建協)は18日、東京都のホテルグランドアーク半蔵門で第11回定時総会を開催した。総会後の記者会見で、森拓也会長は新たに策定した『Vision2023~進化する技術と社会への貢献PC建協の未来地図~』に触れた。「前回のビジョン(2017年)策定時と比べて、現在は高速道路会社が進める大規模更新工事が本格化しており、PC各社の大きな事業の柱となりつつある。そうし…

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全長304m、面積3,655.2㎡に達する床版取替を実施現場を巡る

NEXCO西日本 沖縄道許田高架橋 最大10%の横断勾配で床版架設機を用いる

 NEXCO西日本九州支社沖縄高速道路事務所は、沖縄自動車道の北端に位置する許田高架橋(上り線)の床版取替工事を実施した。同橋は土工部を挟んで橋梁が分離しており、2023年1月から4月に施工したのは北側(名護側)の橋梁で、橋長304mの全区間、床版取替面積は3,655.2㎡に達した。さらに、曲線橋で最大10%の横断勾配、同2.9%の縦断勾配を有し、国道58号と並走および交差していることから厳しい現場条件のな…

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