道路構造物ジャーナルNET

『現場力=技術力(技術者とは何だ?)』

第36回 防護柵の重要性~PARTⅡ~連載

現場力=技術力(技術者とは何だ!)

 昨今の話題といえば、①旧統一教会と政治家の関係、②新型コロナウイルス関連、③東北・北陸・中部地方の豪雨災害、④ウクライナ情勢、であろうか。本ジャーナルNETの8月12日号で東北地方等の被災状況が紹介されていた。道路・鉄道インフラ設備の地震や豪雨災害に対する脆弱性の指摘は今始まったことではない。東北地方は、東日本大震災の津波で壊滅的な被害を被り、今もなお復興作業が続いている。地震と豪雨災…

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第35回 小規模吊橋雑感連載

現場力=技術力(技術者とは何だ!)

 (1)はじめに~最近の話題~7月の参議院選挙は何の盛り上がりもなく、政権与党の圧勝で終わった。ロシア・ウクライナ戦争は7カ月目に突入した。新型コロナの感染者数は累計1,150万人、日あたりの新規感染者数は12万7,000人、東京では2万人から3万人で推移している。政治の世界に戻せば、自民党が参議院選で信任を得たと勘違いして暴走するだろう。外郭団体に湯水の如く血税が流れていくのだろう。2009年に…

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㉞日本の技術力とは 連載

現場力=技術力(技術者とは何だ!)

 土木学会第110代会長に上田多門北大名誉教授が就任された。総会後の記者会見で抱負を述べられた。先生のこれまでの海外経験から「アメリカや中国と日本のインフラには大きな差がある。海外の主要国は優れたインフラを持っている」「建設市場が長期的に縮小傾向にあり、研究分野として土木工学が他の分野と比較して必要性が小さいとみられている」、と危機感を示された。先生と同感なのは私も含めて多数いると…

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第33回 鋼構造物の防食(その3)について連載

現場力=技術力(技術者とは何だ!)

 (1)はじめに~最近の話題~昨年末、海外で計画されている歩行者専用斜張橋の設計について技術支援を依頼された。技術提案の中には、ガラスの床構造もあった。ガラス床だからといって退けるのではなく、前向きに調査・検討をすることにした。ガラスを使用した床構造といえば、大鳴門橋遊歩道「渦の道」(写真-1参照)や明石海峡大橋の「舞子プロムナード」(写真-2参照)が浮かんでくる。写真-1に示す通り…

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㉜鋼構造物の防食(その2)について連載

現場力=技術力(技術者とは何だ!)

 ①橋見学4月9日土曜日の昼過ぎ、大阪市内の東横堀川沿いの桜見物に出かけた。時期は過ぎていたが中々見ごたえがあった。その後、特殊高所技術㈱山脇さん企画の「夜桜クルーズ2022」に。天満橋前の船着き場から総勢10名程が乗り込み、花見酒とあいなった。大川から堂島川と船に揺られながら。天神橋、天満橋、川崎橋、新桜ノ宮橋等々(写真-1参照)。水の都、大阪ならではの名橋の数々。普段は見られない船から…

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㉛鋼構造物の防食について  連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 ①北京2022オリンピックが終了して束の間2月24日にロシア・プーチンのウクライナ侵攻が始まった。かつてのソビエト連邦の共和国が次々と民主化し、NATOに加盟していく。このままでは広大なウクライナまでもがNATOに加わってしまう。クリミアやチェチェン進攻でもアメリカを含む西側諸国は何もしなかった。今回も小規模な武器供与と経済制裁程度である。度々、テレビ放映されるロシアのウクライナ侵攻は、20年…

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㉚北九州空港連絡橋(その7)~コンクリート構造物の長寿命化~連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 (1)はじめに~最近の話題~北京2022オリンピックが2月20日まで盛大に行われた。日本選手団は冬季オリンピックとしては過去最多18個のメダルを獲得した。感動したのはスノーボードの平野選手、スピードスケートの高木選手およびカーリングの日本代表(ロコ・ソラーレ)である。特に、スノーボードハーフパイプの平野選手は圧巻であった。決勝3回の試技で全て同じ演技構成にした。1回目を失敗、2回目は前人未…

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㉙技術者の育成~暗黙知・形式知・実践知~連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 直下型地震としては未曾有の被害を出した阪神大震災から27年が経過した。毎年この時期が来ると震災当時を思い出す。通常であれば四半世紀が過ぎれば記憶が薄れていくものであるが。本誌2020.2.1号「阪神・淡路大震災を振り返って」にも書いたが、震災の翌週の月曜日に神戸市内の商工貿易センタービルにたどり着いた。兵庫県西宮市内の橋梁調査とアドバイスが主たる任務であった。新尾道駅から新幹線で途中駅…

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㉘北九州空港連絡橋(その6)~上部工の架設~連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。まず最初に、前号の「長大橋伸縮装置雑感」では、原稿修正ミスで関係者に多大なご迷惑をおかけしました。ここに深くお詫び申し上げます。引き続き、少しでも自身の「暗黙知・形式知・実践知」がこのジャーナル紙面に残せるように頑張りますのでよろしくお願いします。ところで、岸田内閣が発足してから約2か月が経過した。総裁選や衆議院選…

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㉗長大橋の伸縮装置雑感連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 緊急事態宣言が解除されて2カ月が経った。ワクチン接種率の2回目完了が約79%。この一カ月で10%も進んでいない。それに引き換え、新規感染者数はどんどん減少している。日本各地の商業施設や観光地は以前の状態にはほど遠いが、少しずつ戻りつつある。11月末、出張で1年振りに博多の地に降りた。博多に着いて昼食を何処にするか。長浜ラーメン、かろのうろん、いやいや、うまかもん通りの「真(まこと)」へ直…

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㉖大阪湾岸西伸部斜張橋計画雑感連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 緊急事態宣言が解除されて一カ月が経った。ワクチン接種率の2回目完了が約7割を超えた。それと同時に新規感染者も東京では2桁に落ち着いた。お酒の提供も制限はあるが始まった。東京出張も徐々に増えていっている。政治に目を移せば、岸田さんが第100代内閣総理大臣に。その半月後、衆議院総選挙。11月1日には岸田さんが第101代内閣総理大臣になっているのか。この夏は東京オリンピックで盛り上がった。その…

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㉕北九州空港連絡橋(その5) ~構造と景観~連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 昨今のマスコミの話題は、新型コロナによる緊急事態宣言が10月1日から解除されるのか、自民党総裁選で誰が勝つのか、の二つである。世の中の注目がいつの間にか人命から総裁選にシフトしてしまった感がある。何とか2年前までの日常が戻ってくることを新総裁に期待している。話は替って最近の出来事を紹介する。奈良県内の地公体さんから吊橋(人道)の補修設計業務を頂いた。9月の第二週に現地詳細調査に向か…

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㉔北九州空港連絡橋(その4)連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 大阪府に緊急事態宣言が再発令され、更に9月12日まで延長となった。新型コロナウイルスは終息するどころか息を吹き返した。「人流が変わった」と政府関係者(トップ)が語っていた様な。人流が変わるどころか、従前以上に活発化している。通勤に使用しているJR神戸線の新快速電車も相変わらず満員の盛況である。大阪駅からの大阪メトロ御堂筋線は超満員のコロナ感染危険路線。これ故、朝は本町まで徒歩通勤…

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㉓北九州空港連絡橋(その3)連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 (1)はじめに「どさくさに紛れて」と言っていいのかは分からないが、いよいよ東京オリンピックが始まった。始まったら後には引けない。プロジェクトも同じだ。26年前、1995年5月に新組織が発足して「新北九州空港連絡橋」プロジェクトが始動した。4カ月前の1月17日、未曾有の阪神淡路大震災が発生。阪神間のライフラインがズタズタになった。阪神高速道路では3号神戸線が甚大な被害を受け、5号湾岸線の一部…

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㉒北九州空港連絡橋(その2)連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 6月20日に緊急事態宣言が解除(現在は、まん防)され、3週間後には57年振りの東京オリンピックが開催される。1964年の東京オリンピックは「戦後復興の証し」と大会終了後に叫ばれたのだが、オリンピック開催前の国民感情は違っていたようだ。開催決定直後から、時期尚早論や返上論が語られ、関心を持たない人も多かったようだ。経費の膨大さと財源の確保、施設や道路、ホテルなどの受け入れ態勢、外国人に慣…

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㉑北九州空港連絡橋(その1)連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 東京・大阪など10都道府県に「緊急事態宣言」が発令され、さらに1か月程度の延長が囁かれている。後手後手に回っている政府の新型コロナ対策はもはや誰も信用していないのではないだろうか。4月末、80歳過ぎの義母のところに新型コロナ予防接種券が神戸市から郵送されてきた。私が手続きをするのだが、電話を掛けても一切繋がらない。スマホ予約で何とか1か月後の接種予約が出来た。「行政は何を考えているの…

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⑳設計の再評価と維持管理(その2)~大鳴門橋耐風性再評価~連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 (1)はじめに東京・大阪など10都府県に「まん延防止等重点措置」が適用されてほぼ半月が経った。1日あたりの大阪の新型コロナ新規感染者数は本原稿を書いている4月16日で1,209人となった。あっさりと東京を追い越してしまった後、独走状態である。毎朝、JR大阪駅地下街を抜け、キタ新地の横を通り御堂筋を本町に向け徒歩通勤しているが、そこにはびっくりするような光景が広がっている。4月12日から「まん防…

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⑲設計の再評価と維持管理連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 (1)はじめに首都圏1都3県の緊急事態宣言が解除された。待ちに待った選抜高校野球2021が19日に開幕。26日からは日本プロ野球も開幕。残すは夏のオリンピックだがどうなることか。思い起こせば10年前の3月、東日本大震災が発生し未曾有の大災害となってしまった。福島第一原発では巨大津波の発生により原子炉冷却用の外部電源・非常用電源を消失。1、3、4号機では、その後、水素爆発事故が発生。放射能が広…

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⑱長大斜張橋の橋軸方向変位制御-巨大地震に対してー連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 (1)はじめに緊急事態宣言が再発令されてほぼ2カ月が経とうとしている。飲食店は時短営業で「青息吐息」状態。梅田のJR高架下の有名な立ち飲み屋も店員さんが呼び込みを行っているが誰も入らない。通勤経路である神戸市営地下鉄、JR神戸線(新快速や快速)、大阪メトロの車内は大勢の通勤客。「何で日本人はこれほどまでに勤勉なのか」と思うのは私だけか。最近は、ズーム会議が多くなり、議論世代を突っ走…

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⑰公共工事における権利者-過去の経験を未来にー連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 (1)はじめに公共事業を計画・施行する際に必ず登場するのが「権利者」である。陸上部で言うと「地権者」、「建物所有者」、「周辺居住者」等である。海上部(公有水面)で言うと「漁業権者」、である。地権者は、土地の所有権または借地権(建物所有を目的とした地上権又は借地権)を有する者である。周辺居住者は騒音・振動等の折衝相手である。漁業権者は、当該または周辺海域の操業者であり、漁業を生…

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⑯斜張橋の発展とケーブル連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 (1)はじめに新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。2019年の年末、中国武漢から感染が始まったと噂される「新型コロナウイルス」であるが、今のところ一向に収束する気配がない。願わくは「東京オリンピック2020」迄には収束して欲しいものである。1年前、大阪日中友好協会訪中団の浙江省班長として中国上海、浙江省を経由して陝西省を訪問した。中国の斜張橋・吊橋という範…

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⑮多径間吊橋の可能性連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 (1)はじめに「新型コロナウイルスの第三波襲来か」と巷が騒々しくなってきた。この数か月、大阪市内や神戸市内の繁華街での飲食(飲酒)は一切していないし、思い起こせば7月に親友の病院見舞いに福岡に行った際、博多駅近くで大学の先生達と飲み会をしたくらいである。25年前、北九州空港連絡橋の設計・施工で寝食を共にした盟友と言っても良いメンバー達である。当時は私が37歳、他のメンバーも30代中盤…

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⑭防護柵の重要性~重大事故を教訓として~連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 私の連載記事も10月1日号で2年目に突入した。今回は、少し毛色の変わった「防護柵の重要性」と題して経験談を紹介する。当然の事ながら、現場第一主義をモットーとする私だから、そこは外さないように記述する。何故、今、防護柵?と思われるかもしれないが、道路会社を退職する一因にもなったことであり、忘れないうちに書いておこうと思った次第である。今回の題材は、①阪神高速北神戸線での死亡事故、②福…

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番外編 光学ストランドによるPC橋の載荷試験 ―奈良県川上村管理の林道鳴川線小所橋-連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 (1)はじめに奈良県川上村が㈱日本インシーク(大阪市)に発注した林道鳴川線小所橋(PCポストテンション単純I桁橋)橋梁載荷試験業務がこのほど完了した(写真-1参照)。載荷試験を行ったのは、2019年度に実施した「川上村管内橋梁補修設計業務委託」の損傷調査において、PC鋼材の露出・腐食・グラウト充填不良、遊離石灰、等の損傷(写真-2参照)が確認されたことによるもので、現時点では大型車の通行規…

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⑬国際貢献・ステップ案件・弊害連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 (1)はじめにJICAの国際協力事業(無償援助・円借款・技術協力)については東南アジア、アフリカ及び南米等全世界で行われている。私が直接的に関係したのは、①阪神高速G時代のチュニジア案件(橋梁維持管理能力向上P)やモロッコ案件(点検技術支援)(写真-1~3)、②本四公団時代のフィリピン・ブータン・東ティモール、等の技術協力(研修)である。これ以外に海外コンサルタントの技術顧問として、ある…

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⑫会計検査の重要性~技術者と説明責任~連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 (1)はじめにテレビの「半沢直樹」の視聴率が絶好調である。メガバンクの行員が銀行内外の不正を次々と暴き役員だろうが、上司だろうが、とことんやっつける、実に面白い。この中に出てくる財務省出身で金融庁の統括検査官や証券等取引監視委員会の統括検査官である黒崎。彼は所謂銀行の会計検査院調査官である。金融庁の検査は、銀行等に立入検査に入り、経営内容の検査や不良債権(不正融資)の有無をチ…

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⑪地盤の支持力評価~北九州空港連絡橋~連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 (1)はじめに令和2年5月28日に、本サイトの「現場を巡る」に掲載された「新港・灘浜航路部の2P主塔部において鋼管矢板井筒基礎の杭の鉛直載荷試験を実施」を拝読した。5径間連続斜張橋の主塔基礎で採用が検討されている鋼管矢板井筒基礎の支持力評価のための静的載荷試験である。海上部における杭基礎の支持力評価法については、関西国際空港連絡橋(残念ながら連絡橋の設計係長時代は既に下部工は竣工済み…

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⑩神戸の顔-東神戸大橋を巨大地震から守る-連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 (1)はじめに日本を代表するダブルデッキ長大斜張橋、阪神高速道路5号湾岸線の東神戸大橋について今回は紹介する。平成19年7月、阪神高速道路本社より神戸管理部調査設計課長に異動し、この橋の耐震補強を担当することになった。東神戸大橋との最初の出会いは、平成3年、当時関空本社設計係長の時代である。阪神公団出向係長の紹介で建設中の現場を案内して頂いた。私が阪神高速で最も尊敬している故北沢正…

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⑨吊橋・斜張橋の主塔への思い連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 (1)はじめに昨年10月から連載記事を書き出して今回で第9号となる。また、㈱日本インシークに入社してもうすぐ1年を迎える。この間、地方自治体さんの悩みに応えるべく東奔西走してきた。例えば、構造物ジャーナルNETの現場を巡る(4月27日号)で取り上げて頂いた和歌山県白浜町の車道(歩道)吊橋(写真-1参照)や斜張橋。奈良県国立公園内の歩道吊橋(写真-2参照)。さらには、徳島県の吊橋や斜張橋。こ…

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⑧長大橋技術大国へひた走る-中国雑感-連載

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

 令和2年1月下旬、中国湖北省武漢市から新型コロナウイルスの感染拡大の報が全世界に発信された。それがこの3か月の間に全世界的な感染症に発展した。中国はスケールが大きいだけに怖い。昨年の12月に1週間、上海、浙江省及び陝西省への出張の機会があった。また、2016年の秋には2週間、北京市、河北省石家荘市及び上海への出張の機会があった。忘れないうちに「長大橋技術大国へひた走る」中国についての雑感…

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