『大規模更新』

規制期間の制約により床版73枚を8日間で撤去・架設現場を巡る
NEXCO東日本 東北道・磐井川橋床版取替工事
東日本高速道路(NEXCO東日本)東北支社は、昨秋に東北自動車道の若柳金成IC~一関IC間に架かる磐井川橋(下り線)の床版取替工事を実施した。本工事では、終日対面通行規制期間の制約により「急速施工が求められた」(NEXCO東日本)ことが課題となった。そのため、2班体制による24時間施工や雨天による工程遅延を防ぐ取り組みを行い、同橋全面1,700m2の床版取替を、準備工や防水・舗装工を除き約3週間で完了…
詳細ページへ
アラミドFRPロッドを鉄筋やPC鋼材に替わる材料として採用現場を巡る
NEXCO西日本 中国道蓼野第二橋 非鉄製床版「Dura-Slab®」を高速道路橋に初採用
NEXCO西日本中国支社は、昨秋に実施した中国自動車道の六日市IC~鹿野IC間に位置する蓼野第二橋(下り線)の床版取替工事において、同社と三井住友建設が共同開発した超高耐久床版「Dura-Slab®」を高速道路橋に初採用した。Dura-Slab®は、鉄筋やPC鋼材に替わる材料としてアラミドFRPロッドを緊張材として用いた非鉄製床版で、腐食劣化の可能性を排除するとともに、耐久性の向上により長寿命化が図れることが…
詳細ページへ
ロードジッパーを用いて上下線合わせて4車線を確保しながら施工現場を巡る
NEXCO西日本 中国池田IC~宝塚IC間の大規模更新現場に着手
NEXCO西日本は、2021年8月23日から中国池田IC~宝塚IC間について交通混雑期を避け、約3年間の終日車線規制下で施工する大規模リニューアル工事を行っている。同区間4.9kmで対象となるのは、本線橋10橋とランプ橋1橋だが、昨秋のシーズン(~2021年12月中旬)は、安倉高架橋P9~P12、荒牧高架橋P5~P10、P21~P26、P36~P41のRC連続中空床版桁の鋼鈑桁への取替(約300m)施工を行った。同区間は新名神開通前(…
詳細ページへ
間詰幅は約1/3に短縮 軸方向鉄筋の配置も不要で3割弱の工期縮減現場を巡る
大成建設 大規模更新でHead-barジョイントを実適用
大成建設が開発したプレキャスト(以降、PCa)PC床版接合技術『Head-barジョイント』が大規模更新事業の床版取替工事で採用された。同ジョイントは、PCaPC床版の接合部に着目して、床版の設置や間詰部の施工性を向上させ、さらに間詰材に高強度繊維補強モルタルを採用することで疲労や塩害に対する耐久性を向上させたもの。Head-barと高強度繊維補強モルタルを用いた間詰材の併用により、PCaPC床版接合部での…
詳細ページへ
床版接合部にサスティンクリートを採用 橋脚補強をまず施工現場を巡る
NEXCO中日本 名神道長良川橋の大規模リニューアルが進む
中日本高速道路は、名神高速道路長良川橋の床版取替を含む大規模リニューアル工事を行っている。同橋は岐阜県羽島市~大垣市間の長良川渡河部にかかる昭和39年に供用された鋼3径間連続合成鈑桁橋×3連(上下線合わせて計6連)の橋梁である。橋長は630m、現況の有効幅員は上下線それぞれ10.4mで、平均断面交通量は約53,000台、大型車混入率は約22%に達している。名神高速道路の岐阜羽島IC~大垣IC間は開通後50…
詳細ページへ
弾性合成桁という考え方を取り入れ連続合成桁の床版取替えを容易にするインタビュー
「連続合成桁橋における床版取替え技術の現状と展開」を発刊
土木学会複合構造委員会床版取替えにおける既設合成桁橋の設計・施工技術に関する研究小委員会(委員長=ものつくり大学大垣賀津雄教授)は、複合構造レポート17「連続合成桁橋における床版取替え技術の現状と展開」を発刊した。単純合成桁の床版取替えは徐々になされているものの、連続合成桁における床版取替えは、中間支点付近のプレストレスの有無などの課題もあり、解析や設計上の計算が難しく、手を付け…
詳細ページへ
豊中高架橋、宮の前高架橋、蛍池高架橋、御堂筋橋などの一部現場を巡る
NEXCO西日本 中国道宝塚IC~吹田JCTで9連の桁を取替
西日本高速道路関西支社は5月19日0時から6月27日5時まで宝塚IC~吹田JCT間で桁や床版を取替えるリニューアル工事を行った。その間、宝塚IC~中国池田IC間は終日車線規制(全6車線を4車線)、中国池田IC~吹田JCT間は終日通行止めを行った。宝塚IC~中国池田IC間は主に床版の取替を行うが今回は防護柵設置などの準備工で、本格的な施工は8月中旬の規制期間内から始まっている。一方、中国池田IC~吹田JCT間は…
詳細ページへ
中分に仮設RC床版を配置し3車線確保、ロードジッパーで朝夕車線を変動現場を巡る
NEXCO東日本 北陸道 栄橋・貝喰川橋の床版取替工
NEXCO東日本新潟支社は、北陸道中之島見附IC~三条燕IC間の栄橋及び貝喰川橋で橋梁リニューアル工事を進めている。同区間は日平均39,300台(大型車混入率23%)が通る北陸道でも指折りの重交通路線である。床版取替時も対面3車線(通常は上下2車線ずつの4車線)を確保するため、上下線の間の隙間を利用して、隣接する両側の桁のウエブに止める形で横梁を渡し、その上に仮設のRC床版(版厚220mm、幅約5m)を設…
詳細ページへ
東北支社初の鋼箱桁橋でのプレキャスト床版取替 小型・軽量化したコッター式継手を初採用現場を巡る
NEXCO東日本 東北道・天狗橋床版取替工事
東日本高速道路(NEXCO東日本)東北支社は、「東北自動車道十和田管内高速道路リニューアル工事」の一環として、安代IC~鹿角八幡平ICに位置する天狗橋(上り線)の床版取替工事を本年5月から7月にかけて実施した。同橋は鋼箱桁橋で、箱桁橋でのプレキャスト床版への取替は、東北支社としては初施工となる。施工は「コッター床版工法」を用いて、小型・軽量化したコッター式継手を初採用するとともに、端部床…
詳細ページへ
斜角が小さい端部は4枚のプレキャストPC床版を縦割りで配置現場を巡る
NEXCO西日本 中国道志路原川橋・壬生橋で床版取替
NEXCO西日本中国支社では、供用から約40年経過した中国自動車道の千代田IC~高田IC間の志路原川渡河部に架かる志路原川橋と、隣接する壬生橋の大規模リニューアル工事を進めている。工事は志路原川橋の上下線および壬生橋の下り線の鋼鈑桁RC床版で、両橋のRCホロー桁及び壬生橋の上り線鋼鈑桁部RC床版、PCT桁は、今回断面修復などの補修を実施する。志路原川橋は橋長191mのRC3径間連続中空床版橋+鋼3径間連続…
詳細ページへ
曲線橋であり横断勾配は最大5%、さらにR=600mに対応するため、プレキャストPC床版の形状を工夫現場を巡る
NEXCO中日本 北陸自動車道橘高架橋床版取替工事
NEXCO中日本金沢支社では北陸自動車道の金津IC~加賀IC間に架かる橘高架橋の床版取替工事を進めている。同橋は橋長151.8m(有効幅員10m)の鋼連続非合成鈑桁橋(床版取替後は鋼連続合成鈑桁橋)で、今回取材した上り線が2+3径間連続、今秋に施工する下り線が3+3径間連続となっている。既設RC床版の取替の他塗替塗装、支承取替などを行う。本橋は曲線橋であり横断勾配は最大5%、さらにR=600mに対応するため、…
詳細ページへ
制震・免震的な補強を選択、塗膜除去および素地調整は循環式エコクリーンブラストを採用現場を巡る
NEXCO西日本 中国道千種川橋で耐震補強と塗装塗替えが進捗
西日本高速道路関西支社が大規模更新を進めている中国道千種川橋は、床版の取替などを完了し、上部工の耐震補強および塗装の塗替えを行っている。同橋は1975年10月に供用された橋長上り線210.1m(下り線191.6m)の鋼2径間連続上路式トラス橋+単純合成鈑桁橋であり、供用から45年が経過している。依拠した設計示方書は昭和47年道路橋示方書でありH24道示に基づく耐震性能を照査した結果、①橋軸方向の移動量超…
詳細ページへ
門型油圧リフターで床版を上下に移動現場を巡る
NEXCO中日本 東名高速富沢第二橋更新工事で全断面床版架設機を採用
中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社は、東名高速道路の裾野IC~沼津IC間の大規模更新事業を進めており、昨秋に富沢第二橋(下り線)床版取替工事を実施した。同工事では一部施工区間が高圧線下となり、クレーンでの施工が不可能だったため、全断面での床版取替が可能な床版架設機を採用したことが特徴だ。また、床版間の接合には天候による工程遅延リスク低減と疲労耐久性向上を図るために2方向PC構造を…
詳細ページへ
UFCとコンクリートの複合構造床版現場を巡る
NEXCO東日本 宮城白石川橋 防水性能を有するプレキャストPC床版を初採用
東日本高速道路(NEXCO東日本)東北支社は、東北自動車道の国見IC~白石IC間に位置する宮城白石川橋(上り線)の床版取替工事を、2020年10月2日から11月12日までの42日間、終日車線規制および終日対面通行規制を行って実施した。同工事では、NEXCO東日本と大林組が共同開発したUFCとコンクリートとの複合構造により防水性能を有するプレキャストPC床版が初採用され、工程遅延リスクの回避や耐久性向上に寄与…
詳細ページへ
エンドバンド継手とPC縦締めを併用現場を巡る
NEXCO西日本千種川橋 トラス橋上の床版取替
NEXCO西日本は中国道千種川橋の大規模リニューアルを進めている。同橋は橋長上り線210.1m(下り線191.6m)の鋼2径間連続上路式トラス橋+単純合成鈑桁橋で、鋼トラス橋部上面のグレーチング床版の取替、耐震補強、塗替えなどを行うものだ。床版取替はエンドバンド継手を有するSLJスラブを採用するが、一部、曲げ耐力が不足している個所でPC縦締めも併用している。その現場について取材した。(井手迫瑞樹)貫…
詳細ページへ
追越車線規制期間も撤去 壁高欄一体で撤去および架設現場を巡る
NEXCO中日本 北陸道常願寺川橋 橋長400m超の床版を取替え
中日本高速道路金沢支社は、北陸自動車道の富山IC~立山IC間の常願寺川渡河部に架かる常願寺川橋(下り線)の更新工事を進めている。同橋は1980年12月に供用された。今回対象となるA1~P9間の上部工形式は鋼4+2+3径間連続非合成鈑桁橋で、各連続部の長さは127.25+116.2+173.75m、総幅員は11.15m(有効幅員10.26m)だ。支間長はA1~P4までは30mピッチで、P4~P9の河川内は50mピッチとなっている。1日交通量…
詳細ページへ
プレキャストPC床版を全面採用、継手部は「スリムファスナー」を用いる現場を巡る
NEXCO東日本 東北道 宮城白石川橋で約2500m2の床版取替
東日本高速道路(NEXCO東日本)東北支社は、東北自動車道の国見IC~白石IC間の一級河川白石川渡河部に架かる宮城白石川橋の床版取替工事を実施している。5月14日から7月22日までの70日間、終日車線規制および終日対面規制を行い、同橋下り線のPA1~A2までの床版全面積約2,500m2を取替えた。新型コロナウイルス感染症対策を行いながら、プレキャストPC床版の全面採用や超高強度繊維補強コンクリート(UFC)を…
詳細ページへ
人力で動かせる仮設屋根、クレーン・撤去・運搬・架設業者を統一化現場を巡る
NEXCO中日本 北陸道庄川橋 床版取替現場を効率化
中日本高速道路金沢支社は、北陸自動車道の砺波IC~小杉IC間の庄川渡河部に架かる庄川橋(上り線)の更新工事を進めている。同橋は1973年10月に供用された。今回対象となるP5~A2間の橋長は275m、総幅員は11.45m(有効幅員10.51m)の鋼3+2径間連続非合成鈑桁橋だ。1日交通量は約31,000台で大型車混入率は26.9%となっている。床版上面の土砂化など塩害を起因とする損傷が生じており、抜本的な対策として、床…
詳細ページへ
「コッター床版工法」を初採用現場を巡る
NEXCO東日本東北支社 東北道・小坂川橋で床版取替工事
東日本高速道路(NEXCO東日本)東北支社は、東北自動車道の十和田IC~小坂IC間に位置する小坂川橋(上り線)の床版取替工事を実施した。同工事は「東北自動車道十和田管内高速道路リニューアル工事」のひとつで、同橋下り線の床版取替は昨年秋に完了している。上り線の工事では、コッター式継手を用いた「コッター床版工法」が高速道路リニューアルプロジェクトとして初採用された。その現場を取材した。鉄筋…
詳細ページへ
上フランジ厚12mmの薄い個所も 地組して壁高欄を打設現場を巡る
NEXCO中日本 北陸道清水谷橋 鋼トラス橋の床版取替
中日本高速道路金沢支社は、北陸自動車道の金沢市清水谷町に架かる清水谷橋(上り線)の更新工事を進めている。同橋は1974年10月に供用され、橋長は158.38m、総幅員は11.4m(有効幅員10.51m)の鋼2径間連続トラス+PCI桁橋だ。1日交通量は約33,000台で大型車混入率は約25%となっている。北陸道全般に言えることであるが、特に本現場は山間部にあり、谷間に架かっている橋梁であるため凍結防止剤を多量に散布す…
詳細ページへ
縦締めPC、乾式ワイヤーソーなどを採用現場を巡る
NEXCO中日本金沢 九頭竜川橋で大規模リニューアル
中日本高速道路金沢支社は、北陸自動車道の福井北JCTから約1km北にある、福井市北野上町の九頭竜川渡河部に架かる九頭竜川橋上り線の更新工事を進めている。昨年度までにA1-P5の床版取替を完了し、現在はP5-A2間の取替(1,773m2)を進めている。現場へは3月中旬に入り、足場養生を実施した後、5月21日から7月28日までの68日間、下り線を対面通行規制にして、上り線床版の取替など行っている。同現場を取材し…
詳細ページへ
JR中央本線を横架する神領橋 合成鈑桁の庄内川橋現場を巡る
NEXCO中日本 東名道 庄内川橋・神領橋(下り線)の床版を取替
中日本高速道路名古屋支社は、東名高速道路の春日井市・名古屋市境に架かる庄内川橋とJR中央本線と引き込み線を跨ぐ個所にある神領橋(両橋とも下り線)の更新工事を進めている。現場へは7月中旬に入り、足場を設置した後、1月24日から3月12日までの50日間、上り線を対面通行規制にして、下り線床版の取替など行っている。両橋はいずれも1969年に供用されたのであるが、重交通(2018年の名古屋IC~春日井ICは…
詳細ページへ
合成鈑桁やPC合成桁の施工に新工法・材料を積極適用現場を巡る
NEXCO中日本名古屋支社 中央道中津川IC~園原IC間の3橋を70日弱で床版取替
中日本高速道路名古屋支社は、昨年10月15日から12月20日にかけて、中津川IC~園原IC間で昼夜連続対面通行規制による床版取替を主としたリニューアル工事を行った。同工事では、サブマリンスライサーやキャップスラブ、クロスリンクステージ、スリムクリート、スリムファスナー、フルプレキャスト壁高欄といった新技術を活用し、工期短縮と品質向上を両立させるべく工夫が施された。今工期内の工事対象は、落…
詳細ページへ
160t吊仕様クレーンで1日3~4枚の床版を撤去・架設現場を巡る
NEXCO中日本 酒匂川橋で同社初となるトラス橋での床版取替を実施
中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社は、東名高速道路の大井松田IC~御殿場IC間に架かる酒匂川橋床版取替工事を実施した。同工事は、9月9日から12月20日まで行われた「2019年東名リニューアル工事」の一環として、9月30日から下り線(左ルート)を閉鎖して施工されたもので、NEXCO中日本ではトラス橋での初めての床版取替工事となる。床版取替延長は226.3mで、工程遅延リスク回避のためにプレキャスト壁高…
詳細ページへ
端部は延長床版を活用現場を巡る
NEXCO西日本 中国道寺河内橋など4橋の床版を取替
西日本高速道路中国支社山口高速道路事務所が所管する中国道の寺河内橋など他3橋の上り線側の床版取替工事がこのほど完了した。いずれも中国道の山深い個所にあり、凍結防止剤の影響による塩害で鉄筋の腐食や床版の損傷を招いていたため、4橋とも全面的に床版を打ちかえたもの。4橋のうち、長野第一橋は合成桁であり、撤去や架設の際は特に細心の注意を払っている。寺河内橋、下渋川橋、長野第二橋の端部には…
詳細ページへ
端部のプレキャスト化、「EQ-WALL」の採用で現場省力化と工程短縮を図る現場を巡る
NEXCO東日本 関越道松川橋 上下線全面の床版取替工事を実施中
東日本高速道路(NEXCO東日本)新潟支社は、関越自動車道の水上IC~湯沢IC間の一級河川魚野川渡河部に位置する松川橋床版取替工事を実施している。5月17日から7月19日には64日間の終日対面通行規制を実施して、同橋・下り線のA1~P5間(236.7m)の床版2,400m2を取り替えた。同工事では、プレキャスト壁高欄の採用に加えて、床版端部も現場打ちからプレキャストPC床版に変更して省力化と工程短縮の取組みを行…
詳細ページへ
昼夜連続追越車線規制期間中に地覆撤去のための吊孔と切断を先行で施工現場を巡る
NEXCO西日本 広島道 烏帽子第一橋で床版取替工事
西日本高速道路(NEXCO西日本)は、広島自動車道の広島北JCT~広島北ICに架かる烏帽子第一橋(下り線)で床版取替工事を実施した。同橋は1983年の供用から36年が経過し、既設RC床版にひび割れや鉄筋露出などの損傷が発生していることから、広島道では初めてとなる高速道路リニューアルプロジェクトとして、床版取替を行う。その現場をレポートする。橋梁概要と損傷状況烏帽子第一橋(下り線)は橋長293.9m、…
詳細ページへ
クレーンとの2箇所同時施工で工期短縮図る現場を巡る
NEXCO中日本 風祭高架橋床版取替工事で床版取替機を初採用
中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社は、小田原厚木道路の風祭高架橋床版取替工事を実施した。同橋は1969年の開通から50年が経過し、既設RC床版に損傷が発生していることから、高速道路リニューアルプロジェクトとしてP4~P4-6間の床版取替(面積920.7m2)を行った。床版取替機とクレーンを用いて床版の撤去・架設を2箇所同時に行い、工期短縮を図った同工事をレポートする。橋梁概要と損傷状況施工対象区…
詳細ページへ
床版防水工は7061㎡、塗装塗替えは2万2455㎡施工現場を巡る
NEXCO西日本 沖縄道億首川橋・明治山第一橋 約6300㎡の床版を取り替え
西日本高速道路が所管している沖縄高速道路の北部区間(石川IC~許田IC間)にある億首川橋(上り線)と明治山第一橋(下り線)の床版取替を含む大規模更新事業が行われている。億首川橋(上り線)は、A1~P3、P5~P11をH19~H20にSCBR工法で架け替えており、今回はP3~P5の鋼2径間連続非合成4主鈑桁部89.8m(幅員10.45m)とP11~A2の鋼3径間連続トラス非合成桁部288.4m(幅員10.45m)の床版を取り替えた。…
詳細ページへ
現場を巡る
NEXCO西日本 本名川橋・思川橋 曲線および勾配の激しい箇所の床版取替
西日本高速道路九州支社鹿児島高速道路事務所が所管する九州道姶良IC~薩摩吉田IC間に位置する思川橋(下り線)および、本名川橋(下り線)の床版取替を主とする大規模更新工事が進んでいる。両橋とも1973年12月の供用以来45年が経過しており、床版の疲労損傷に加えて、冬季の凍結防止剤散布に起因する塩害が発生している。加えて建設当時の骨材に十分に脱塩処理されていない海砂を使っていたことからそれに…
詳細ページへ