道路構造物ジャーナルNET

工法・材料ライブラリー

発注機関の皆様やコンサルタント、施工元請の皆様が必要な「一芸に秀でた」工法・材料を集めたライブラリーです。

橋梁

「RTワンガード」〜ポリウレタン樹脂刷毛・ローラー塗り工法〜

 ダイフレックスは、コンクリート構造物のコンクリート片剥落防止工法として、1成分型高強度ウレタン樹脂を塗布することによりコンクリートの表面保護とコンクリート片剥落防止の機能を付与する「RTワンガード」工法を展開している。同社の「レジテクトRT」工法は速硬化性に優れた吹付け工法だが、立体交差部など、スプレーの少しの飛散も許されない箇所があることから刷毛やローラー塗りでも施工可能なよう…

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「レジテクトRT」~ポリウレタン樹脂吹付け工法~

 ダイフレックスは、コンクリート構造物にポリウレタン樹脂を吹付け、樹脂膜を形成させるだけでコンクリート表面保護、剥落防止性能を獲得できる「レジテクトRT」工法を展開している。2004年に営業を開始して以来、既に220件約16万平方㍍の実績を有している。RT工法は、高強度なスプレーウレタンをコンクリートに塗布することで、水、塩素、炭酸ガスを遮断し、コンクリート片の剥落を防止するもの。超速硬化…

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「DNT水性重防食システム」~VOCを大幅に削減することにより、地球環境および人への負荷を低減できる環境配慮形の塗装工法~

 大日本塗料は、鋼橋など鋼構造物の塗装において環境負荷を大きく低減できる「DNT水性重防食システム」を開発、営業を進めている。従来同様の防食性能を有しつつ、有機溶剤系の重防食塗料と比較してVOC量を新設で90%、既設でも85%程度削減できることが特徴だ。DNT水性重防食システムは、重防食塗装が下地のジンクリッチペイントから変性エポキシ、トップコートのポリウレタンまたはふっ素まですべて水性であ…

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「セラマックス♯1000AL」~亜鉛めっき面ワンコート仕上げ可能で長期耐久性も有する~

 無機質コーティング協会は、亜鉛めっき面や既設・新設の鋼構造物の重防食用の無溶剤・無機質のコーティング材「セラマックス♯1000AL」、上塗材「セラマックス#2000」の工法展開している。亜鉛めっき面を塗り替える場合はワンコート(1回塗り)仕上げが可能である。新設・既設鋼構造物の重防食塗装においても塗り重ね時間が2時間であり、1日2回塗りが可能。「ワンコート仕上げは10から15年、2回塗りは30年…

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「機能内蔵型SNゴム支承」を高面圧化~荷重支持性能が面積当たり1.5倍に向上~

 ショーボンド建設は、「機能内蔵型SNゴム支承」のバージョンアップである高面圧タイプを開発、営業を進めている。ゴム支承の単位面積当たりの荷重支持力を従来の18Nmm2/から25N/mm2に向上させ、より荷重支持性能を高めた。「機能内蔵型SNゴム支承」は、本体の上沓と下沓の鋼部材に凹凸をつけて、その間にゴムを挟み込む構造を採用。上下部材の噛み合わせにより水平力支持機能を持たせ、密閉されたゴムの効果…

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「HBコート」~一液タイプで施工が簡単~

 ビービーエムは大気中のオゾンに起因するクラックなどゴム支承の経年劣化の予防および劣化進行の抑制を目的として、ゴム支承用耐候性表面保護材「HBコート」を展開している。クロロプレンゴム系の一液型コート剤で、これをゴム支承本体の側面被覆ゴムに生じた傷や劣化に伴うクラックへ塗布することで劣化の予防、もしくは進行を抑制できる。ゴム支承のオゾンクラックは近年損傷事例が多く報告されている。そ…

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「緩衝ベルト」~重量を2割低減し、コンパクト化、経済性を向上~

 ショーボンド建設の落橋防止用桁連結装置「緩衝ベルト」は、引張材としてアラミド繊維を使用することで従来品(PCケーブル)に比べ、重量を20%強軽量化、衝撃吸収性能を4倍以上向上させたもの。定着部の構造もアラミド繊維のフレキシブル性を生かしてPCケーブルとブラケットの半ヒンジ構造(ヒンジ構造よりも回転・変形能力が小さい)から、アラミドベルトとブラケットのヒンジ構造に変えたことで素材そのも…

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「パワーチェーン」~優れた衝撃力緩衝機能を有するチェーン型落橋防止構造~

 横河ブリッジは、従来のPCケーブル式落橋防止装置に代わるものとして、チェーン間に緩衝機能部を配置した鋼製チェーン型落橋防止装置「パワーチェーン」を開発、展開している。パワーチェーンは許容荷重・地震時許容荷重に応じて10のタイプ(最小タイプのC150がそれぞれ150kN・225kN、最大のC1050が同1050kN・1575kN)を用意しており要求性能に応じて提供することが可能。従来工法に比べてブラケットをコン…

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「パワーストッパー」~1基で2方向の変位を制限できるコンパクトな装置~

 横河ブリッジは、1基の装置で2方向(橋軸・橋軸直角)の変位制限機能を持つ「パワーストッパー」を開発、展開している。落橋防止システムとして変位制限構造、横変位拘束構造のほか、桁の浮き上がり防止、支承水平方向補強などを目的に幅広く適用可能な耐震装置であり、従来の変位制限装置のように橋軸、橋軸直角方向2個所に付けずに済むため、コストは6%程度縮減、工期を4割程度短縮できる。パワーストッ…

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「パワーダンパー」~従来比コストを45%縮減、工期を3分の1程度短縮~

 横河ブリッジは支承部周辺に設置する耐震性能に優れた粘性型ダンパー「パワーダンパー」を展開している。地震時には内部の粘性オイルにより振動エネルギーを吸収し,上部構造の揺れを抑制できる。従来技術では地震時水平力が大きいため基礎補強と橋脚の補強が必要となるが、パワーダンパーは必要な個所に自由に減衰力を付加することにより、地震時水平力を低減させることができるため、基礎の補強を省略する…

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「リフレドライショット工法」~画期的な乾式吹付け断面修復工法~

 ケミカル工事、住友大阪セメント、エステックなど7社は、水平200m程度の長距離圧送と1層200mm程度の厚付けが可能な乾式吹付け工法「リフレドライショット工法」を開発し、橋梁や桟橋、トンネルといった構造物の補修用途に展開している。リフレドライショット工法は、乾式吹付け専用のロータリーガンが脈動なく粉体の安定供給を行い、最適設計されたプレミックス材料『リフレドライショット』(粉体)とポリ…

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「プロポキシファイバー工法」~独自のエポキシ樹脂プロポキシで安定品質を確保~

 アオイ化学工業の「プロポキシファイバー工法」は、エポキシ系接着剤『プロポキシ』を用いて補修・補強工法に用いられる軽くて強靭な炭素繊維シートを貼り付ける工法。炭素繊維シートと構造物をプロポキシで一体化させることにより、劣化したコンクリート構造物を長期的に補強できる。プロポキシは手作業で施工できるので、安全性、施工性に優れ、また、鋼板巻き立てなどの補強工法と比較しても短期間で施工…

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「太平洋ハイパーネット60」

 太平洋マテリアルのコンクリート構造物ひび割れ低減用耐アルカリ性ガラス繊維ネット「太平洋ハイパーネット60」が橋梁下部工や地覆・高欄、伸縮継手部を中心に実績を伸ばしている。平成18年に販売開始以来、採用案件は3000件を超えた(平成26年7月現在)。耐アルカリ性ガラス繊維を網状に織り上げ、アクリル樹脂を塗布し固化させているひび割れ防止ネット。新設マスコンクリート工事などのひび割れが予想され…

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「SRS工法」~巻立て厚が1/5に~

 RC構造物のポリマーセメントモルタル吹付け協会(吹付け協会)のSRS工法は橋脚耐震補強時の巻立て厚をRC巻立て工法の1/5程度に薄くできる工法だ。モルタル薄層巻立てにしたことにより、建築限界・河積阻害率および基礎負担が問題となる橋脚への適用が可能になる。また型枠の設置解体が不要なため工期を4割弱短縮でき、省人化も10?20%縮減可能だ。2007年の初適用以来、関係官庁を中心に160橋と多くの橋梁で…

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「SCB工法」~PC橋の新設やRC橋の架替えでのコスト縮減、耐久性向上、工期短縮を図る~

 オリエンタル白石は,PC橋の新設やRC橋の架替えでのコスト縮減,耐久性向上,工期短縮が図れるプレテンション方式PC連続桁橋「SCB工法」を展開している。従来のプレテンション方式PC連続桁橋は,プレキャスト主桁を単純桁として架設した後に,中間支点上で主桁をRC構造で連結する構造である。したがって,中間支点上では,プレキャスト主桁の本数の2倍の支承数が必要となる。これに対し,SCB(SmartConnected…

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「橋梁プロテクト技術」~FRPグリッドとジェットコンクリートの採用により、素早く施工でき、長期耐久性能も向上~

 ケミカル工事は、床版増厚やジョイント部の連結工において、鉄筋の代わりにFRPグリッドを用いて施工する「橋梁プロテクト工法」を展開している。耐荷性、耐震性、走行性の向上など床版増厚やジョイント連結における所定の性能に加えて、鉄筋に比べて非常に軽く、かつ錆びないFRPグリッドを使うことで工期の短縮、竣工後の鉄筋腐食による再劣化がない、などの効果を有している。ジョイント連結工の施工手順は…

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「摩擦素子コート工法」~摩耗しても新たな摩擦素子が下層から浮き上がる~

 中井商工は伸縮装置上面の鋼材部分の滑り止めおよび防錆効果向上を目的として、アルミナ結晶粒子を積層する滑り止め機構『摩擦素子コート工法』の営業を展開している。従来の溶射などの工法以上の高性能を有する上に、施工時間の短縮や施工機材の簡素化により、従来よりコストが削減できることが特徴。基本構造は高硬度アルミナ結晶粒子(モース硬度9以上、粒子径180?425μ)を転圧する事で高密度状態…

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「側方充填型桁端部防水」~全て桁下からの施工が可能~

 中井商工は、RC桁やPC桁の比較的遊間が狭い個所(遊間量50~75mm)に適用できる新しい桁端部止水工法「側方充填型桁端防水」を開発した。簡易鋼製ジョイントの下に2液混合型のポリブタジエン樹脂を現場で側面から型枠を使って流し込み硬化させるもので最下部は充填用スティックバルーンを配置する機構。遊間部の清掃も含めて全て桁下で施工できるため交通規制の必要がないのが特徴だ。また洗浄用の高圧洗浄機…

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「スーパーブラスター工法」~道路に特化したブラスト技術~

 フタミのスーパーブラスター工法は、鋼床版やRC床版の下地処理、半たわみ性舗装・アスファルト舗装の洗い出し等で日本一の実績を有するスチールショットブラスト工法だ。同工法は①インペラーの遠心力から生じる大きなエネルギーでショット玉を処理面に打ちつけ②ショット玉を打ちつけることにより、表面を剥離・研掃③強力な吸引力の集塵機の使用によって、床面の研掃くず・ショット玉も完全に回収し④回収さ…

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「アクテスワン」~1台に超高圧ポンプと全ての機材を積載~

 フタミはウォータージェット(WJ)の超高圧ポンプを車両のエンジンで駆動させることで軽量化を測り、他機材(ハイウォッシャーや水タンク、はつり装置など)まで1台で積載可能とし、車両と一体のシステム化を可能にしたWJのはつり・表面処理専用車両「アクテスワン」を開発、既に現場で使用している。WJの少量のはつり作業ならアクテスワンだけで施工可能だ。WJの一作業である劣化コンクリートなど…

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