道路構造物ジャーナルNET

『長大鋼橋の建設』

多くの橋脚で回転杭工法を採用現場を巡る

国交省岐阜国道 東海環状自動車道の養老IC~岐阜・三重県境9kmの下部工が終盤 

 国土交通省中部地方整備局岐阜国道事務所と中日本高速道路名古屋支社岐阜工事事務所が工事を進めている、東海環状自動車道の岐阜県西南部の工事が佳境を迎えている。岐阜県西部における東海環状自動車道は大野神戸(ごうど)IC~養老ICまでが暫定2車線で供用されており、現在は山県IC~大野神戸IC間18.5kmと養老IC~岐阜・三重県境9kmの暫定2車線整備を進めている。山県IC~大野神戸IC間は2024年度、養老IC~…

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パンタグラフ式ジャッキでたわみ取りを効率化現場を巡る

NEXCO西日本 新名神吉祥寺川橋 P5付近で上下勾配が変わる難易度の高い送り出し

 西日本高速道路は、現在、新名神の城陽JCT・IC~大津JCT(仮称)間の新設工事を進めている。その中で、難易度の高い吉祥寺川橋他2橋(鋼上部工)工事と大戸川橋他2橋(PC上部工)工事について、スポットを当てた。今回はそのうち吉祥寺川橋他2橋(鋼上部工)工事をレポートする。(井手迫瑞樹)

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東京貿易テクノシステムが運用 3次元座標計測により取得した計測データを現場にて3Dモデル上で視覚的に確認現場を巡る

三井住友建設鉄構エンジ 橋梁製作工場の計測工程にLeicaレーザートラッカーAT960および計測ソフトウェア(『REGALIS GO!』)を導入

 東京貿易テクノシステム(以降「TTS」)が運用しているLeicaレーザートラッカーAT960および計測ソフトウェア(『REGALISGO!』)が、橋梁製作工場の計測工程において大きな変革をもたらしている。これまでの鋼製メジャーや下げ振り等を使用した寸法計測(1次元)においては各製品の出来形を確認するのみであった。これに対し、3次元座標計測では、製品の出来形のみならず、各ブロック間の取合い等の確認も可…

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スパット台船を利用して桁を安定化 P2~P3間114.79mの架設を完了現場を巡る

阪神高速 淀川左岸線(2期)豊崎入路 一括架設ブロックは合計8本のPC鋼より線を使って吊上げ

 阪神高速道路は、2025年大阪・関西万博に向け建設中の淀川左岸線(2期)豊崎ICのうち豊崎入路等鋼桁工事にて桁架設を進めている。最大支間となるP2~P3間の施工法を中心に記事をまとめた。新淀川大橋に隣接していることや、河川の特徴から従来の台船を繋留しての桁架設は行えず、また、阪神なんば線などの橋梁が下流にあることから桁ブロックの移動を台船では行えず、右岸側ヤードまで全て陸送し、ヤード内で…

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新御堂筋の既設橋脚(新淀川大橋)に極めて接近する位置で施工現場を巡る

阪神高速 淀川左岸線(2期)豊崎IC 豊崎入路淀川渡河部において特殊型枠・支保工ユニットを用いて橋脚梁部のコンクリートを打設

 阪神高速道路は、2025年大阪・関西万博に向け建設中の淀川左岸線(2期)豊崎ICのうち豊崎入路淀川渡河部に位置する、2径間連続鋼床版箱桁橋のP1~P3の橋脚工の施工を完了した。同橋脚は張り出し部が鋼管矢板の外側に伸びる構造であり、隣接する新御堂筋の既設橋脚(新淀川大橋)に極めて接近する位置で施工する必要があり、通常の支保工は設置できない状況にあった。また、施工ヤードも台船上に限られていた…

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既設桁・新設桁とも約33m横取り現場を巡る

首都高 高速1号大師橋の架替え準備完了状況を現場公開

 首都高速道路は16日、高速1号羽田線の多摩川渡河部に架かる大師橋の現場をマスコミ公開した。同橋は27日から2週間かけて、多摩川渡河部の3径間約300m、鋼重約4,000tを横取りする形で架け替えるが、今回の公開はその架替え準備が整った状況にある橋桁の上を公開したもの。既に橋面上は一部を除いて、設備工および舗装基層(50mm厚)まで完了しており、今後は既設桁を約33m横にスライドさせ、新設桁を現在既設…

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送出し、ジャッキダウンとも6回に分けて実施現場を巡る

愛媛県八幡浜土木 JR予讃線や国道197号を跨ぐ郷高架橋A1~P1間の架設が完了

 愛媛県八幡浜土木事務所は、大洲市と八幡浜市を結び、松山自動車道とつながる大洲・八幡浜自動車道の建設事業を進めているが、そのうち2022年度内の供用を目指して、八幡浜IC(八幡浜市大平)~八幡浜市郷までの「八幡浜道路」3.8kmの建設を進めている。そのうち最大の橋梁である郷高架橋(橋長200m、鋼2径間連続鋼床版箱桁橋)のA1~P1間約130mの架設をJR四国に委託しており、5月上旬には昨年9月から6回に分…

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橋長759m、有効幅員11.5mの鋼連続箱桁現場を巡る

愛知・岐阜県境の新濃尾大橋左岸の上部工架設が佳境

 愛知県・岐阜県が共同で事業を進める新濃尾大橋(仮称)(橋長759m、有効幅員11.5mの5+4径間連続鋼箱桁(2BOX)橋)の架設が佳境を迎えている。同橋は愛知県と岐阜県をつなぐ新たな交通軸として木曽川渡河部に架けられているもので、交通混雑が著しい濃尾大橋の渋滞緩和を図るとともに、発生が危惧されている南海トラフ巨大地震に備えた広域的な防災ネットワークの形成からも重要な役割を担う。基礎及び下部…

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