道路構造物ジャーナルNET

『2022年8月3日豪雨』

大規模な崩落個所は『トライアス』で飛ばす業界ニュース

不通になっている国道121号大峠道路の応急復旧方針固まる

 国土交通省東北地方整備局山形河川国道事務所は、13日、8月3日からの前線に伴う大雨により、道路崩落の被害が発生し全面通行止めとなっている、国道121号山形県米沢市入田沢地内(大峠付近)において、国の権限代行により1車線片側通行の応急復旧を行う際の応急復旧方針を固めた。対策延長170mの仮設道路のうち、橋梁区間は中央部の70mとし、両側径間の18mずつは1スパン6mの3径間の桟橋構造とした。大きな崖…

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小白川渡河部 下流側に線形を振って応急復旧業界ニュース

8月の豪雨で被災した大巻橋で、山形県に国交省が応急組立橋を貸与

 国土交通省東北地方整備局は、8月初頭に東北地方を襲った豪雨により落橋した山形県主要地方道長井飯豊線の大巻橋について早期の応急復旧を図るため、応急組立橋を貸与すると発表した。応急組立橋は橋長36m、幅員6.5mの下路式ワーレントラス橋でT-25に対応している。東北地方整備局が保有する2橋の応急組立橋は、昨夏に被災した国道279号小赤川橋(青森県むつ市)、7月に被災した丸山橋(宮城県大崎市)の両橋…

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業界ニュース

JR東日本 8月3日豪雨で磐越西線喜多方駅~山都駅間の濁川橋梁が流失

 JR東日本によると、8月3日からの豪雨で、福島県内の磐越西線喜多方駅~山都駅間の濁川渡河部に架かる濁川橋梁の流失が確認された。同橋は1910年1月に建設された橋長252mの11径間の単線上路プレートガーダー橋で下部工は切石積構造。写真から洗掘で下部工が傾き、上部工が流失している状況が見える。古い橋梁であっても河床が高い箇所は洗堀対策を行っているケースが多いが、豪雨によって流心が変わると、河床…

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