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JR東日本 8月3日豪雨で磐越西線喜多方駅~山都駅間の濁川橋梁が流失

公開日:2022.08.04

 JR東日本によると、8月3日からの豪雨で、福島県内の磐越西線喜多方駅~山都駅間の濁川渡河部に架かる濁川橋梁の流失が確認された。同橋は1910年1月に建設された橋長252mの11径間の単線上路プレートガーダー橋で下部工は切石積構造。写真から洗掘で下部工が傾き、上部工が流失している状況が見える。古い橋梁であっても河床が高い箇所は洗堀対策を行っているケースが多いが、豪雨によって流心が変わると、河床が高く対策を施していない箇所が洗堀されることがある。(井手迫瑞樹)


下部工が損壊し、上部工の一部が落橋・流失した磐越西線濁川橋梁(JR東日本仙台支社提供)

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