道路構造物ジャーナルNET

東日本高速道路 維持管理リレー連載③

東北地方の高速道路における橋梁の劣化と維持管理

東日本高速道路㈱東北支社
技術部 上席構造物指導役

山田 金喜 氏

公開日:2015.01.16

4.新技術・新工法の展開

(1)鋼橋
  ①RC床版の健全度診断(FWD)
 舗装下のRC床版の損傷度を、たわみ計測により判定することを目的に、舗装上から広範囲にわたって比較的容易に計測可能なFWD測定車を使用する診断方法を試行検討している。(図‐4、5)


                        図‐4 FWD計測位置

図‐5  FWDの計測状況

 ②ポータルラーメン隅角部の構造合理化
 ノージョイント化の一つの方策として、ポータルラーメン橋がある。常磐道の新設橋の一部中小橋で採用されている。維持管理上に優れ、かつ耐震性も向上する。ただし、ポイントとなる隅角部(橋台への鋼桁の埋め込み部分、)の構造が複雑になり、施工性が悪いという短所があった。従前の方法では橋台に鋼桁を大きく埋め込むため、鋼桁と鉄筋が密に配置されるため、配筋・コンクリート打設の作業性が非常に困難であったが、この課題を新たに開発した「支圧板方式」により解決した。(写真‐15、図‐6)


          (a)桁埋込方式                (b)支圧板方式
                 写真‐15 桁埋込方式と支圧板方式の比較(その1)

          (a)桁埋込方式                (b)支圧板方式
                図‐6 桁埋込方式と支圧板方式の比較(その2)

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