公開日:2014.09.29
トンネルの掘進が完了
桁架設も着々と進む
――横浜環状線関連は
菅原 横浜環状北線は終盤に差し掛かっており、5.5㌔の本線シールドトンネルの掘進がこのほど完了しました。。高架区間においても港北・鶴見川並行部、新横浜地区、子安台地区、生麦地区で順次、桁架設を進めています。
横浜環状北線本線シールドトンネル工事
横浜環状北線跨線橋部航空写真
横浜環状北線跨線橋部 曲線橋
横浜環状北線跨線橋部は基本的に夜間架設する
生麦入口の夜間架設
横浜環状北西線については、ほとんどがトンネル構造で東名高速道路の横浜青葉ICと第三京浜道路の港北JCT部のみ高架構造です。トンネルを横浜市、橋梁を首都高速道路(株)がそれぞれ発注する予定でしたが、横浜市との協議により、トンネル部で港北行きのシールドトンネル1本を当社が受託し、逆に横浜市に当社の事業区間である土工や高架の一部を委託する協定を締結しました。当社の強みであるシールドトンネル技術を生かすとともに、土工や高架の一部を市発注とすることで、地元業者が受注できるよう配慮しました。今年度は用地取得を進めていきます。
――晴海線は
菅原 晴海出入口~豊洲出入口間約1.2㌔で運河部を跨ぐ個所に橋梁を新設しており、現在基礎工事を実施しています。軟弱地盤であることに加え、東京ガス跡地付近は汚染土壌の課題もあり慎重に施工しています。上部工も連続鋼床版箱桁形式を発注済みです。
晴海線橋梁下部工の施工