『NEXCO中日本』

曲線橋であり横断勾配は最大5%、さらにR=600mに対応するため、プレキャストPC床版の形状を工夫現場を巡る
NEXCO中日本 北陸自動車道橘高架橋床版取替工事
NEXCO中日本金沢支社では北陸自動車道の金津IC~加賀IC間に架かる橘高架橋の床版取替工事を進めている。同橋は橋長151.8m(有効幅員10m)の鋼連続非合成鈑桁橋(床版取替後は鋼連続合成鈑桁橋)で、今回取材した上り線が2+3径間連続、今秋に施工する下り線が3+3径間連続となっている。既設RC床版の取替の他塗替塗装、支承取替などを行う。本橋は曲線橋であり横断勾配は最大5%、さらにR=600mに対応するため、…
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日進機工と共同で「ウォータージェット“はつり”装置」を開発現場を巡る
NEXCO中日本 ボックス型防音養生パネルでWJ装置を覆って
約65dB以下の低騒音を実現
中日本高速道路(NEXCO中日本)は、日進機工と共同で「ウォータージェット“はつり”装置」を開発した。同装置は、ウォータージェット(WJ)装置をボックス型の防音養生パネルで覆って一体化することで施工中の民地境界線近傍の騒音を65dB以下に抑えられることが特徴だ。密閉された空間での自動施工が可能で、作業員や走行中の車両に対する安全性にも寄与する。今後、NEXCO中日本では同装置をコンクリート床版…
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三菱電機、ベイシスコンサルティングと共同で現場を巡る
NEXCO中日本 トンネル点検の省力化とデータクレンジングによる蓄積情報の効率的な利活用を実用化へ
中日本高速道路は三菱電機と「3次元データを活用した道路の点検や省力化」、ベイシスコンサルティングと「点検データに基づく、劣化予測や健全度の可視化による補修計画策定の省力化」について実用化を進めている。実証試験の結果、前者はトンネルの点検および解析を省力化する手法として、後者は、データサイエンスの分野で取得した点検データを効率的に利活用する手法として、いずれも有望であることから実…
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清水高架橋では板厚を70mmまで上げて2主I桁を採用現場を巡る
東海北陸道4車線化 旅川橋、山田川橋など長大橋架設が終盤
中日本高速道路金沢支社は、建設を進めている東海北陸自動車道の4車線化について、清水高架橋、旅川橋、山田川橋の上部工の施工を進めている。旅川橋は橋長805m、山田川橋も橋長373mでそれぞれPC・鋼の混合桁橋であり、剛結部は鋼殻セルでつなぐ構造になっている。清水高架橋は、橋長48.2mと短いながらも2主I桁となっているため、桁高を抑制するために板厚を70㎜程度まで上げて製作するなど工夫を凝らしてい…
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鋼部材の疲労・防食 塩害対策も待ったなしインタビュー
NEXCO中日本 東京支社 大規模更新・耐震補強をいかにスムーズに進めるか
中日本高速道路東京支社は、東名、新東名などで1498橋の橋梁・高架橋(総延長344km)と129チューブのトンネル(同143km)を管理している。40年以上経過している橋梁は50%を超えている。特殊・長大橋の数も40橋と多く、大規模更新や大規模修繕、長大・特殊橋の耐震補強など対応しなければいけないことがたくさんある。浦敦保全・サービス事業部長にその詳細を聞いた。(井手迫瑞樹)
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新東名高速と中央道が自動車専用道路で接続現場を巡る
NEXCO中日本・国土交通省 新東名高速と国道138号バイパスの4月10日開通区間を現場公開
中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社と国土交通省中部地方整備局沼津河川国道事務所は19日、4月10日に開通する新東名高速道路の新御殿場IC~御殿場JCT間と国道138号須走道路・御殿場バイパス(西区間)の須走口南IC~ぐみ沢IC間の現場を報道陣に公開した。開通区間の概要新東名高速道路開通区間は延長7.1kmで、橋梁高架部が5.7km、土工部が1.4kmだ。完成6車線の用地買収は完了しているが、暫定4車線(設計…
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千福橋 360tクレーン2台を使って撤去現場を巡る
NEXCO中日本 東名本線上を跨ぐ橋長52mのPC斜πラーメン橋を3夜間で撤去
中日本高速道路は、東名高速道路の裾野IC~沼津IC間にある静岡県裾野市が管理する跨道橋である千福橋の撤去工事を2月1~3日の3日間、夜間全面通行止めを行うと共に、昼間部も上下線とも1車線規制し、360tトラッククレーン2台を用いて桁中間部の切断中は相吊りしつつ、切断後は個別撤去した。本工事は、国土交通省が進める老朽化した高速道路跨道橋の撤去支援の取り組みの一環として行われ、撤去事業費を中日…
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LCCを3分の1に縮減 RC中空床版桁ボイド上の薄い部分でも増厚せずに適用可能現場を巡る
NEXCO中日本と鹿島建設 床版補修・補強用途に現場打ちUHPFRCを用いる工法を開発
NEXCO中日本と鹿島建設は、鋼床版やRC床版、RC中空床版桁の補修・補強用途に現場打ちタイプのUHPFRC(超高性能繊維補強セメント系複合材料)を用いる工法を開発した。UHPFRCは圧縮強度150N/mm2であり、比較的薄い打設厚でも通常のSFRC増厚や補修と同等以上の効果をもたらすことができ、なおかつ発生ひび割れ幅を0.2mm幅未満に小さく抑制できるため床版のライフサイクルコストを約1/3に縮減できると期待してい…
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門型油圧リフターで床版を上下に移動現場を巡る
NEXCO中日本 東名高速富沢第二橋更新工事で全断面床版架設機を採用
中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社は、東名高速道路の裾野IC~沼津IC間の大規模更新事業を進めており、昨秋に富沢第二橋(下り線)床版取替工事を実施した。同工事では一部施工区間が高圧線下となり、クレーンでの施工が不可能だったため、全断面での床版取替が可能な床版架設機を採用したことが特徴だ。また、床版間の接合には天候による工程遅延リスク低減と疲労耐久性向上を図るために2方向PC構造を…
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長大特殊橋の耐震補強対象は25橋で対策完了は5橋インタビュー
2021年新春インタビュー② NEXCO中日本名古屋支社 ネットワーク活用と新工法採用で大規模更新を展開
中日本高速道路名古屋支社は、東名、名神、伊勢湾岸道などの重交通路線と中央道などの環境条件が厳しい路線を含む合計約936kmを管理している。大規模更新事業ではこれまでに中央道や東名などの14橋で床版取替工事を完了しており、2021年度からは東名阪道・弥富高架橋や名神・長良川橋といった重交通かつ施工延長が長い橋梁での床版取替工事を展開していく。そのような厳しい条件下での施工上の工夫をはじめ、…
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東名高速道路 上長窪橋(上下線)更新工事現場を巡る
NEXCO中日本 鋼桁の疲労き裂予防対策でショットピーニング処理を採用
中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社は、東名高速道路の裾野IC~沼津IC間の桃沢川に架かる上長窪橋(上下線)の更新工事を実施している。工事内容は、鋼桁の疲労き裂対策、塗替え塗装、支承取替えなどで、疲労き裂予防対策ではエコクリーンハイブリッド工法(NETIS:CB-180024-A)を用いて施工している。同工法は、これまで国土交通省の工事などでの採用実績はあるが、高速道路リニューアル工事では初採用…
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床版取替工事で渋滞抑制の取り組みを実施インタビュー
NEXCO中日本八王子支社 中央道の2区間で付加車線設置事業に着手
中日本高速道路八王子支社は、中央道小仏トンネル付近での別線トンネルの新設を含む付加車線設置事業などの建設事業を進めている。高速道路リニューアルプロジェクトの床版取替工事では工事渋滞を抑制するために、新工法の採用や仮橋架設による4車線確保といった取り組みを行う。重交通路線である都市部と急峻な山岳地帯の路線を管理する八王子支社の現状について、湯川保之支社長に聞いた。中央道、圏央道な…
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合成桁の切断に「スラブキラー」を試験採用 シースは蛇腹機構を有する現場を巡る
NEXCO中日本 北陸道布施川橋・神谷川橋 合成桁の切断および架設でひと工夫
中日本高速道路金沢支社が、北陸自動車道で進める大規模リニューアル事業について、これまで4箇所に渡って現場の詳細を紹介してきた。そのトリとなるのが、今回紹介する布施川橋と神谷川(こんたにがわ)橋の床版取替である。とりわけ神谷川橋は合成桁であり、切断・撤去時には慎重な施工が要求された。(井手迫瑞樹)神谷川橋の方が損傷が進んでいる状況布施川橋は橋長58.2mの鋼単純非合成箱桁、幅員は11.65…
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追越車線規制期間も撤去 壁高欄一体で撤去および架設現場を巡る
NEXCO中日本 北陸道常願寺川橋 橋長400m超の床版を取替え
中日本高速道路金沢支社は、北陸自動車道の富山IC~立山IC間の常願寺川渡河部に架かる常願寺川橋(下り線)の更新工事を進めている。同橋は1980年12月に供用された。今回対象となるA1~P9間の上部工形式は鋼4+2+3径間連続非合成鈑桁橋で、各連続部の長さは127.25+116.2+173.75m、総幅員は11.15m(有効幅員10.26m)だ。支間長はA1~P4までは30mピッチで、P4~P9の河川内は50mピッチとなっている。1日交通量…
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人力で動かせる仮設屋根、クレーン・撤去・運搬・架設業者を統一化現場を巡る
NEXCO中日本 北陸道庄川橋 床版取替現場を効率化
中日本高速道路金沢支社は、北陸自動車道の砺波IC~小杉IC間の庄川渡河部に架かる庄川橋(上り線)の更新工事を進めている。同橋は1973年10月に供用された。今回対象となるP5~A2間の橋長は275m、総幅員は11.45m(有効幅員10.51m)の鋼3+2径間連続非合成鈑桁橋だ。1日交通量は約31,000台で大型車混入率は26.9%となっている。床版上面の土砂化など塩害を起因とする損傷が生じており、抜本的な対策として、床…
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上フランジ厚12mmの薄い個所も 地組して壁高欄を打設現場を巡る
NEXCO中日本 北陸道清水谷橋 鋼トラス橋の床版取替
中日本高速道路金沢支社は、北陸自動車道の金沢市清水谷町に架かる清水谷橋(上り線)の更新工事を進めている。同橋は1974年10月に供用され、橋長は158.38m、総幅員は11.4m(有効幅員10.51m)の鋼2径間連続トラス+PCI桁橋だ。1日交通量は約33,000台で大型車混入率は約25%となっている。北陸道全般に言えることであるが、特に本現場は山間部にあり、谷間に架かっている橋梁であるため凍結防止剤を多量に散布す…
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手取川橋の架替えにも着手インタビュー
NEXCO中日本金沢支社 大規模更新が大幅に進む
中日本高速道路金沢支社が管理する高速道路は北陸自動車道を中心に厳しい環境にさらされている。海岸区間は厳しい飛来塩分、その他の路線は凍結防止剤に含まれる塩分に起因して、それぞれ塩害の影響を受ける。さらに富山管内では骨材起因によるASRが発生し、劣化が進む橋梁も有している。大規模更新・大規模修繕、耐震補強、手取川橋の架替えなども含め伊藤公一保全・サービス事業部長(2020年6月取材当時)…
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縦締めPC、乾式ワイヤーソーなどを採用現場を巡る
NEXCO中日本金沢 九頭竜川橋で大規模リニューアル
中日本高速道路金沢支社は、北陸自動車道の福井北JCTから約1km北にある、福井市北野上町の九頭竜川渡河部に架かる九頭竜川橋上り線の更新工事を進めている。昨年度までにA1-P5の床版取替を完了し、現在はP5-A2間の取替(1,773m2)を進めている。現場へは3月中旬に入り、足場養生を実施した後、5月21日から7月28日までの68日間、下り線を対面通行規制にして、上り線床版の取替など行っている。同現場を取材し…
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JR中央本線を横架する神領橋 合成鈑桁の庄内川橋現場を巡る
NEXCO中日本 東名道 庄内川橋・神領橋(下り線)の床版を取替
中日本高速道路名古屋支社は、東名高速道路の春日井市・名古屋市境に架かる庄内川橋とJR中央本線と引き込み線を跨ぐ個所にある神領橋(両橋とも下り線)の更新工事を進めている。現場へは7月中旬に入り、足場を設置した後、1月24日から3月12日までの50日間、上り線を対面通行規制にして、下り線床版の取替など行っている。両橋はいずれも1969年に供用されたのであるが、重交通(2018年の名古屋IC~春日井ICは…
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耐震性能2(b)、フレックス工期、若手育成型プロポーザルなど導入現場を巡る
NEXCO中日本名古屋支社 対象橋梁の耐震補強2021年度完成に向け耐震補強設計業務を大幅に簡素化
NEXCO中日本名古屋支社は、1月16日に耐震補強設計業務に関する事業者向け説明会を開催した。同社は、政府の地震調査研究推進本部が公表している「全国地震動予測地図」に基づき、今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率が26%以上の地域にある橋梁について、2021年度までの早期の耐震補強完了を目指しているが、同支社内では工事着手前に行わなければならない耐震補強設計業務が、2018年度で27件中11…
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合成鈑桁やPC合成桁の施工に新工法・材料を積極適用現場を巡る
NEXCO中日本名古屋支社 中央道中津川IC~園原IC間の3橋を70日弱で床版取替
中日本高速道路名古屋支社は、昨年10月15日から12月20日にかけて、中津川IC~園原IC間で昼夜連続対面通行規制による床版取替を主としたリニューアル工事を行った。同工事では、サブマリンスライサーやキャップスラブ、クロスリンクステージ、スリムクリート、スリムファスナー、フルプレキャスト壁高欄といった新技術を活用し、工期短縮と品質向上を両立させるべく工夫が施された。今工期内の工事対象は、落…
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160t吊仕様クレーンで1日3~4枚の床版を撤去・架設現場を巡る
NEXCO中日本 酒匂川橋で同社初となるトラス橋での床版取替を実施
中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社は、東名高速道路の大井松田IC~御殿場IC間に架かる酒匂川橋床版取替工事を実施した。同工事は、9月9日から12月20日まで行われた「2019年東名リニューアル工事」の一環として、9月30日から下り線(左ルート)を閉鎖して施工されたもので、NEXCO中日本ではトラス橋での初めての床版取替工事となる。床版取替延長は226.3mで、工程遅延リスク回避のためにプレキャスト壁高…
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ロッキングピア対策は今年度に概成インタビュー
2020年新春インタビュー NEXCO中日本 大規模更新・長大橋耐震が進む
中日本高速道路は、東名、新東名、中央道、北陸道などといった、東西の大動脈を所管している。特に東名、名神、中央道は供用年次が古く、疲労、飛来塩分あるいは凍結防止剤による塩害、北陸道でも飛来塩分、凍結防止剤による塩害、骨材由来によるASR損傷など、様々な劣化が顕在化している。そうした状況に対し、大規模更新・大規模修繕によってどのように手当てしていくのかを聞いた。さらには熊本地震を受け…
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避難坑の背面空洞量は調査時の6倍。空洞には発泡ウレタンを注入現場を巡る
NEXCO中日本 安房トンネル本坑・避難坑の補修工事を進める
中日本高速道路(NEXCO中日本)八王子支社は、中部縦貫自動車道(安房峠道路)の安房トンネル補修工事を進めている。2018年5月17日からの工事では、避難坑の在来工法区間での6倍発泡ウレタンによる覆工背面空洞充填工、本坑の吹付けコンクリート区間での小片はく落対策工、上り線土工部での自然のり面からの落石を防止するための落石防護柵設置工などに着手した(工事完了予定は2020年6月4日)。安房トンネル…
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舗装面積は約13万m2、床版防水工の面積は約11万m2現場を巡る
NEXCO中日本 12月14日供用予定の東海環状道大野神戸IC~大垣西IC 工事現場を公開
中日本高速道路は12日、12月14日に供用予定の東海環状自動車道(西回り)の大野神戸IC~大垣西ICにおいて、大詰めを迎えている舗装工事現場を報道公開した。同区間は延長7.6kmで全線橋梁・高架構造であり、暫定2車線での供用となる。同区間が開通すれば、東海環状自動車道の開通延長は100.4kmと3桁を超え、全体延長(約153km)に占める割合も7割近くに達する。大野神戸IC~大垣西ICの工事進捗率は8割弱に達す…
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ダイヤモンドバーおよびハック高力ワンサイドボルトを採用現場を巡る
NEXCO中日本 横浜町田IC「第二跨道橋」のロッキングピア耐震補強現場レポート
国道16号と東名高速道路が連結する交通の要所NEXCO各社ではロッキングピアを有する橋梁の耐震補強を早期に完了すべく対策を進めている。同ピアを有する橋梁は熊本地震において落橋する災害に見舞われ、その補強が急務であるが、高速道路、交通量の多い国・県道を跨ぐ古い本線・ランプ橋に採用されており、実際の工事において厳しい条件が課されている。今回はその一例として、NEXCO中日本横浜保全・サービス…
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事業区間の構造物比率は60%、工事の進捗率は61%インタビュー
NEXCO中日本沼津工事事務所 5連の連続高架橋のうち3連にUコンポ橋を採用
中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社沼津工事事務所は、新東名高速道の御殿場JCTから神奈川・静岡県境間の18.1kmの事業と駒門スマートIC(SIC)の整備を担当している。御殿場JCTから御殿場IC(仮)までの7.1kmは主に連続高架橋となっており、御殿場IC側の高架橋のうち3連では工程短縮と省力化のために、Uコンポ橋を採用している。御殿場JCTから県境までの18.1kmは丘陵地帯から山岳部へと変化し、山岳部で…
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事業区間の構造物比率は約8割インタビュー
NEXCO中日本秦野工事事務所 山岳工事では現場アクセスに苦心、各現場で工期短縮策を採用
中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社秦野工事事務所は、新東名高速道路の神奈川県伊勢原・秦野市境から神奈川・静岡県境間の23.9kmの事業を担当している。区間西側は丹沢山麓を通過し急峻で狭隘な地形となっているため、現場へのアクセスとして工事用道路の新設やインクラインなどの建設が求められた。橋梁やトンネルの建設にあたっても現場での制約や工期短縮の点からさまざまな工夫を行っている。実際に…
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桁および梁の仕口合わせに万全を期す現場を巡る
NEXCO中日本 名古屋西JCTのランプ橋桁と門型橋脚を架設
中日本高速道路(NEXCO中日本)名古屋工事事務所は、名古屋第二環状自動車道(名二環)名古屋西JCTで、5月21日夜間にC-2ランプ橋の東名阪道本線上を跨ぐ桁の架設、6月13日夜間にJCT南側に位置するP15およびP28の門型橋脚の架設を行った。桁の架設では、狭隘なヤードでの施工と桁の遊間調整に苦慮し、P15の橋脚架設では下柱との調整代がないことが課題となった。21日の架設桁は桁長約19m、鋼重約73.6t、13日…
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クレーンとの2箇所同時施工で工期短縮図る現場を巡る
NEXCO中日本 風祭高架橋床版取替工事で床版取替機を初採用
中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社は、小田原厚木道路の風祭高架橋床版取替工事を実施した。同橋は1969年の開通から50年が経過し、既設RC床版に損傷が発生していることから、高速道路リニューアルプロジェクトとしてP4~P4-6間の床版取替(面積920.7m2)を行った。床版取替機とクレーンを用いて床版の撤去・架設を2箇所同時に行い、工期短縮を図った同工事をレポートする。橋梁概要と損傷状況施工対象区…
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