道路構造物ジャーナルNET

『既設塗膜除去』

凍結防止剤・飛来塩分、富山ではASRインタビュー

NEXCO中日本金沢支社 北陸道の塩害・ASRへの対応に苦慮

 中日本高速道路金沢支社が管理する高速道路、とりわけ北陸自動車道は、北陸ならではの厳しい環境にさらされている。海岸縁を走る区間は冬季を中心に厳しい飛来塩分にさらされ、その他の区間は凍結防止剤に含まれる塩分に起因した塩害の影響を受ける。また、富山管内においては骨材起因によるASRが発生し、今なお劣化が進むコンクリート構造物も有している。そうした話題を中心に、大規模更新・大規模修繕、耐…

詳細ページへ

特定の技術に拘らず全てのレーザー施工技術の包含めざすインタビュー

レーザー施工研究会 橋梁の1~2割20~30万㎡がターゲット

 一般社団法人レーザー施工研究会は、土木・建築分野に新たな市場を作ることを目的に、安全性や施工品質を確保するためのマニュアルや品質上守るべき最低限の基準を設けることなどを目的に設立された研究会である。鋼橋の防食において塗膜の除去や除錆・除塩・素地調整の確保など塗装前の下地処理は古くて新しい課題である。とりわけ耐候性鋼材に生じている課題は、年々その厳しさを増している。レーザー技術…

詳細ページへ

高所であっても、人間が地に足を付けてできるものは何でもできるインタビュー

特殊高所技術 山本正和新社長インタビュー

 橋梁や風力、水力発電設備など通常の手法では近接困難な高所での点検・補修についてロープを用いて近づいて行う『特殊高所技術』を主業務として活動している特殊高所技術の新社長に山本正和氏が就任した。山本社長は、同社を和田前社長(現会長)と2人で創業し、以降、15年半の間専務として支え続けてきた。現在は44歳と社長としては若い部類に入るが、経験は深く、見識もある同氏に抱負などを聞いた。(井手…

詳細ページへ

塩害の影響大きく、鋼・コンクリートとも対策必要インタビュー

愛媛県 1巡目の修繕は橋梁・トンネルとも着実に進捗

 愛媛県は2,672橋、172トンネルを管理している。橋梁は約4割、トンネルは約2割が50年を経過しており、塩害による損傷が起きている構造物も少なからずあり、その維持管理に努めている。また、先の西日本豪雨では大きな被害を受け、橋梁も大成橋が流され、このほど架け替えが完了した。さらに同橋が架かる肱川においては4橋の架け替えが計画されている。そうした課題や耐震補強の進捗状況、歴史的鋼橋である長浜…

詳細ページへ

小型IH式塗膜剥離工法「エレクトロリムーバー」も中小鋼橋の塗替え市場で需要インタビュー

ビルドメンテック バキュームブラストを水平展開しジョイント補修で市場を作る 

 ビルドメンテックは、来年に創業25周年を迎える。当初は建築物の外観改修などをメインに行っていたものの、創業年の終わりごろから阪神淡路大震災後、各地で行われる平成8年道路橋示方書対応の耐震補強工事に携わるようになり、自前で有していたオープンブラスト設備を用いて表面処理および耐震補強を行う下請け業者として頭角を現した。その後、無機系コンクリート保護工の施工、JR九州の維持管理などにも携…

詳細ページへ
お問い合わせ
当サイト・弊社に関するお問い合わせ、
また更新メール登録会員のお申し込みも下記フォームよりお願い致します
お問い合わせフォーム