工法・材料ライブラリー
発注機関の皆様やコンサルタント、施工元請の皆様が必要な「一芸に秀でた」工法・材料を集めたライブラリーです。
企業名

「側方充填型桁端部防水」~全て桁下からの施工が可能~
中井商工は、RC桁やPC桁の比較的遊間が狭い個所(遊間量50~75mm)に適用できる新しい桁端部止水工法「側方充填型桁端防水」を開発した。簡易鋼製ジョイントの下に2液混合型のポリブタジエン樹脂を現場で側面から型枠を使って流し込み硬化させるもので最下部は充填用スティックバルーンを配置する機構。遊間部の清掃も含めて全て桁下で施工できるため交通規制の必要がないのが特徴だ。また洗浄用の高圧洗浄機…
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「セラマックス♯1000AL」~亜鉛めっき面ワンコート仕上げ可能で長期耐久性も有する~
無機質コーティング協会は、亜鉛めっき面や既設・新設の鋼構造物の重防食用の無溶剤・無機質のコーティング材「セラマックス♯1000AL」、上塗材「セラマックス#2000」の工法展開している。亜鉛めっき面を塗り替える場合はワンコート(1回塗り)仕上げが可能である。新設・既設鋼構造物の重防食塗装においても塗り重ね時間が2時間であり、1日2回塗りが可能。「ワンコート仕上げは10から15年、2回塗りは30年…
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「パワーダンパー」~従来比コストを45%縮減、工期を3分の1程度短縮~
横河ブリッジは支承部周辺に設置する耐震性能に優れた粘性型ダンパー「パワーダンパー」を展開している。地震時には内部の粘性オイルにより振動エネルギーを吸収し,上部構造の揺れを抑制できる。従来技術では地震時水平力が大きいため基礎補強と橋脚の補強が必要となるが、パワーダンパーは必要な個所に自由に減衰力を付加することにより、地震時水平力を低減させることができるため、基礎の補強を省略する…
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「パワーチェーン」~優れた衝撃力緩衝機能を有するチェーン型落橋防止構造~
横河ブリッジは、従来のPCケーブル式落橋防止装置に代わるものとして、チェーン間に緩衝機能部を配置した鋼製チェーン型落橋防止装置「パワーチェーン」を開発、展開している。パワーチェーンは許容荷重・地震時許容荷重に応じて10のタイプ(最小タイプのC150がそれぞれ150kN・225kN、最大のC1050が同1050kN・1575kN)を用意しており要求性能に応じて提供することが可能。従来工法に比べてブラケットをコン…
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「パワーストッパー」~1基で2方向の変位を制限できるコンパクトな装置~
横河ブリッジは、1基の装置で2方向(橋軸・橋軸直角)の変位制限機能を持つ「パワーストッパー」を開発、展開している。落橋防止システムとして変位制限構造、横変位拘束構造のほか、桁の浮き上がり防止、支承水平方向補強などを目的に幅広く適用可能な耐震装置であり、従来の変位制限装置のように橋軸、橋軸直角方向2個所に付けずに済むため、コストは6%程度縮減、工期を4割程度短縮できる。パワーストッ…
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「摩擦素子コート工法」~摩耗しても新たな摩擦素子が下層から浮き上がる~
中井商工は伸縮装置上面の鋼材部分の滑り止めおよび防錆効果向上を目的として、アルミナ結晶粒子を積層する滑り止め機構『摩擦素子コート工法』の営業を展開している。従来の溶射などの工法以上の高性能を有する上に、施工時間の短縮や施工機材の簡素化により、従来よりコストが削減できることが特徴。基本構造は高硬度アルミナ結晶粒子(モース硬度9以上、粒子径180?425μ)を転圧する事で高密度状態…
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「SRS工法」~巻立て厚が1/5に~
RC構造物のポリマーセメントモルタル吹付け協会(吹付け協会)のSRS工法は橋脚耐震補強時の巻立て厚をRC巻立て工法の1/5程度に薄くできる工法だ。モルタル薄層巻立てにしたことにより、建築限界・河積阻害率および基礎負担が問題となる橋脚への適用が可能になる。また型枠の設置解体が不要なため工期を4割弱短縮でき、省人化も10?20%縮減可能だ。2007年の初適用以来、関係官庁を中心に160橋と多くの橋梁で…
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「TSクラックフィラー」~微細なひび割れにも確実に施工~
ティ・エス・プランニングの無機系高性能ひび割れ注入材「TSクラックフィラー」は、ポリマー樹脂を含まない平均粒径3μmに調整された微粒子セメントだ。超高圧(30MPa)による注入施工も可能で、コンクリート内部の微細なひび割れ(0.05mm幅程度)にまで確実に施工できる。練り上がりから3時間程度使用可能。材齢28日で45N以上の高強度を発現する。長期的にはポゾラン反応によりコンクリートと一体化する…
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「HBコート」~一液タイプで施工が簡単~
ビービーエムは大気中のオゾンに起因するクラックなどゴム支承の経年劣化の予防および劣化進行の抑制を目的として、ゴム支承用耐候性表面保護材「HBコート」を展開している。クロロプレンゴム系の一液型コート剤で、これをゴム支承本体の側面被覆ゴムに生じた傷や劣化に伴うクラックへ塗布することで劣化の予防、もしくは進行を抑制できる。ゴム支承のオゾンクラックは近年損傷事例が多く報告されている。そ…
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「Facet」~6時間程度で圧縮強度24N/平方㍉の強度が発現~
太平洋マテリアルは特殊機械を用いず生コンプラントのアジテータに添加するだけで使用可能で、6時間程度で圧縮強度24N/平方㍉の強度発現が期待できる混和材「Facet」を展開している。普通セメントを使用したJISコンクリート(30-12-20N)に添加することで、6~12時間で24N/mm2の強度発現が可能。特殊な機械や装置を使用せずにアジテータ車へ添加することで製造ができ、可使時間を1時間~2時間確保で…
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「クラックセイバー」~コンクリート圧縮強度が最大20%増加~
太平洋マテリアルはコンクリート表面に塗布することを目的に、適切な塗布量と作業性を改善した塗布型高性能収縮低減剤「クラックセイバー」を展開している。従来の収縮低減剤としての効果のほかに水分の逸散を抑える養生剤としての効果も併せ持つもの。塗膜形成しない為、コンクリート・モルタルの外観に影響を与えない。コンクリートを打設し、脱型した後、できる限り早めに塗布することで、内部の水分の逸…
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「太平洋ハイパーネット60」
太平洋マテリアルのコンクリート構造物ひび割れ低減用耐アルカリ性ガラス繊維ネット「太平洋ハイパーネット60」が橋梁下部工や地覆・高欄、伸縮継手部を中心に実績を伸ばしている。平成18年に販売開始以来、採用案件は3000件を超えた(平成26年7月現在)。耐アルカリ性ガラス繊維を網状に織り上げ、アクリル樹脂を塗布し固化させているひび割れ防止ネット。新設マスコンクリート工事などのひび割れが予想され…
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「プロポキシファイバー工法」~独自のエポキシ樹脂プロポキシで安定品質を確保~
アオイ化学工業の「プロポキシファイバー工法」は、エポキシ系接着剤『プロポキシ』を用いて補修・補強工法に用いられる軽くて強靭な炭素繊維シートを貼り付ける工法。炭素繊維シートと構造物をプロポキシで一体化させることにより、劣化したコンクリート構造物を長期的に補強できる。プロポキシは手作業で施工できるので、安全性、施工性に優れ、また、鋼板巻き立てなどの補強工法と比較しても短期間で施工…
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「アンカープロチェッカー」~あと施工アンカーボルトの引張荷重を1本あたり10秒で手軽に検査~
トラストは、あと施工アンカーボルトの引張荷重を1本当たり10秒で手軽に検査できる「アンカープロチェッカー」を開発、展開している。従来こうしたボルトの調査は、1本当たり5分程度の時間を要し、現場での書き込みなども必要だった。その時間を大きく短縮できる機器として提案していく方針だ。全長1mのスティックの先端に釘抜き状の機構が付いており、これをアンカーボルトに引っ掛け、専用カプラを軸に釘抜…
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「SLJスラブ」~床版厚の低減と施工性の向上を図る~
オリエンタル白石は,床版厚の低減と施工性の向上が図れる床版取替え工法「SLJスラブ」を積極的に展開している。「SLJスラブ」は,PCaPC床版の橋軸方向の接合部にエンドバンド継手を用いた鋼橋RC床版の取替え工法である。一般的なループ継手を用いたPCaPC床版に比べて,床版厚を薄くすることが可能で,かつ施工性に優れた工法である。エンドバンド継手とは,鉄筋の端部に鋼管を圧着したエンドバンド鉄筋を用…
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「スーパーブラスター工法」~道路に特化したブラスト技術~
フタミのスーパーブラスター工法は、鋼床版やRC床版の下地処理、半たわみ性舗装・アスファルト舗装の洗い出し等で日本一の実績を有するスチールショットブラスト工法だ。同工法は①インペラーの遠心力から生じる大きなエネルギーでショット玉を処理面に打ちつけ②ショット玉を打ちつけることにより、表面を剥離・研掃③強力な吸引力の集塵機の使用によって、床面の研掃くず・ショット玉も完全に回収し④回収さ…
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「アクテスワン」~1台に超高圧ポンプと全ての機材を積載~
フタミはウォータージェット(WJ)の超高圧ポンプを車両のエンジンで駆動させることで軽量化を測り、他機材(ハイウォッシャーや水タンク、はつり装置など)まで1台で積載可能とし、車両と一体のシステム化を可能にしたWJのはつり・表面処理専用車両「アクテスワン」を開発、既に現場で使用している。WJの少量のはつり作業ならアクテスワンだけで施工可能だ。WJの一作業である劣化コンクリートなど…
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「BRB-4500」「BRB-2800」~床版上の舗装、防水層を効率よくはがすことが可能な大型剥がし機械~
フタミは、床版防水層や樹脂舗装などを効率よく剥がすことのできる乗用タイプの大型剥がし機械(BRB-4500(重量約2㌧)、BRB-2800(重量1㌧強))を米国から導入し、名古屋高速道路公社などで実績をあげている。高速道路における高機能防水(グレードⅡ)の下地処理で、既設舗装切削時に床版上に残す厚さ1㌢程度の切削残留層を効率よく、また床板を傷つけずに除去可能なことが特徴だ。従来は…
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「RTワンガード」〜ポリウレタン樹脂刷毛・ローラー塗り工法〜
ダイフレックスは、コンクリート構造物のコンクリート片剥落防止工法として、1成分型高強度ウレタン樹脂を塗布することによりコンクリートの表面保護とコンクリート片剥落防止の機能を付与する「RTワンガード」工法を展開している。同社の「レジテクトRT」工法は速硬化性に優れた吹付け工法だが、立体交差部など、スプレーの少しの飛散も許されない箇所があることから刷毛やローラー塗りでも施工可能なよう…
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「コンフィックス」シリーズ~シラン系化合物とシリコーン樹脂のハイブリッド~
ダイフレックスは、コンクリート構造物の塩害や中性化防止用途に「コンフィックスSM-AA」工法を展開している。特殊シラン系化合物とシリコーン樹脂をハイブリッド化した撥水系表面含浸材で、コンクリート面やモルタル面に塗布、含浸させることにより耐吸水性を発揮し、従来のシラン系材料が持っていた撥水機能に加え、シリコーン樹脂による劣化抑制機能を併せ持つ。同工法は土木学会の「表面保護工設計施工指…
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