道路構造物ジャーナルNET

工法・材料ライブラリー

発注機関の皆様やコンサルタント、施工元請の皆様が必要な「一芸に秀でた」工法・材料を集めたライブラリーです。

橋梁

「クールネスコート」~蓄熱性の低い特殊顔料および塗料中に含まれる2種類の特殊高分子カプセルから構成~

 中井商工はパーキングエリアのヒートアイランド現象の緩和やプラントなど建屋の熱冷暖房用の電量削減、作業環境改善を目的とした熱抑制塗料「クールネスコート」を開発、営業展開している。蓄熱性の低い特殊顔料および塗料中に含まれる2種類の特殊高分子カプセルから構成されているもので、特殊顔料は今までの高反射塗料と違い、濃色系でも蓄熱性の低い遮断熱性能を有しているため、表面の汚れや摩耗・傷等が…

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「トウシート工法」

 日鉄ケミカル&マテリアル(株)は、連続繊維シートによる鋼構造物・コンクリート構造物の補修・補強工法である「トウシート工法」を展開している。これまでに、床版補強、橋脚補強、剥落対策、トンネル覆工補強・剥落対策、建築構造物など数多くの実績があり、今後も老朽化による補修対応、耐震性能向上のための補強対策として広く需要が見込まれる。「トウシート工法」は、カーボン、アラミドなどの高性能…

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「FRPグリッド増厚・巻立て工法」〜FRP格子筋とポリマーセメントモルタルを用いた耐久性の高い補強工法〜

 日鉄ケミカル&マテリアル(株)は、FRPグリッドとポリマーセメントモルタルを用いる補修・補強工法である「FRPグリッド増厚・巻立て工法」を展開している。これまでに、床版、トンネル(道路、水路)、下水処理施設、建築構造物などの補修・補強で実績を重ねており、今後も老朽化による補修対応、耐震性能向上のための補強対策として広く需要が見込まれる。「FRPグリッド増厚・巻立て工法」は、既設コンクリ…

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「テナクソンT555CS」~コンクリート防食・鋼構造物の防食塗料~

 リ・プロスト株式会社は、ヨーロッパの厳しい気象条件のもとで長年の実績、歴史的建造物で実証された高度の機能性、そして環境への配慮を兼ね備えた製品をドイツ・ベルゴリン社より独占輸入し、日本国内で販売・施工を積極的に進めている。エポキシ炭化水素樹脂「テナクソンT555CS」は、タール・溶剤を全く含まないため、施工面に塗布後の塗膜厚の減少が非常に少なく、1回の塗装で250μmまでの厚塗…

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「ハイフレックス」~コンクリート防食・鋼構造物の防食塗料~

 リ・プロスト株式会社は、ヨーロッパの厳しい気象条件のもとで長年の実績、歴史的建造物で実証された高度の機能性、そして環境への配慮を兼ね備えた製品をドイツ・ベルゴリン社より独占輸入し、日本国内で販売・施工を積極的に進めている。無溶剤型超速乾性ウレタン樹脂「ハイフレックス」は、タール・溶剤を全く含まない純度100%のポリウレタン樹脂からつくられた製品である。施工中に有機溶剤中毒やV…

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「ストランドシート工法」〜樹脂含浸、脱泡作業が不要なFRP補強工法〜

 日鉄ケミカル&マテリアル(株)は、特殊加工した連続繊維シートによる鋼・コンクリート構造物の補修・補強工法である「ストランドシート工法」を展開している。これまでに、床版補強、橋脚補強、建築構造物、橋梁鋼部材など数多くの実績があり、今後も老朽化による補修対応、耐震性能向上のための補強対策として広く需要が見込まれる。「ストランドシート工法」は、炭素繊維などをエポキシ樹脂で棒状に硬化…

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「トウメッシュ工法」〜耐久性に優れた FRP メッシュ(トウメッシュ)をコンクリートアンカーで固定〜

 日鉄ケミカル&マテリアル(株)は、ガラスクロス付き連続繊維FRP格子筋(トウメッシュ)を用いたコンクリートの剥落防止工法である「トウメッシュ工法」を展開している。これまでに、床版、トンネル(道路、水路)、下水処理施設、建築構造物などの補修・補強で実績を重ねており、今後も老朽化によるコンクリートの剥落防止、補修対策として需要が見込んでいる。「トウメッシュ工法」は、耐久性に優れたFRPメ…

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「シガムコート」~床版のひび割れを補修しつつ防水性能を満たす

 シガムコート工法は、橋梁のコンクリート床版の耐久性向上を目的とし、MMA樹脂防水層「シガムプライマー」と改質アスファルト防水層を組み合わせた複合型防水工法だ。床版上面を清掃後、塗布するシガムプライマーはコンクリート床版のひび割れに浸透して閉塞効果により補修するとともに上部のアスファルト防水層のプライマーとして機能する。複合防水構造の上面である改質アスファルト系防水層を形成する「シ…

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「デッキコート複合防水工法」~アクリル樹脂が床版のクラックに浸透して補修し、アスファルト加熱型塗膜系防水材料の複合により床版を防水~

 電気化学工業は、橋梁のコンクリート床版防水分野にアクリル樹脂系浸透型防水材料とアスファルト加熱型塗膜系防水材料を組み合わせた「デッキコート複合防水工法」を展開している。アクリル樹脂系浸透型防水材料(「デッキコートN」)が床版のクラックに浸透して補修を行い、防水機能・耐久性能を向上させるとともに珪砂と共にアスファルト加熱型塗膜塗膜系防水材料の付着強度を向上させるプライマーとして機…

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「リハビリボンド工法」~亜硝酸リチウム注入+エポキシ樹脂充填~

 リハビリボンド工法は、コンクリート構造物のクラックに対して亜硝酸リチウム『PSL-40』とひび割れ3種エポキシ注入剤『リハビリボンド』を専用注入器『CRBインジェクター』にて充填し、補修する工法。先行注入する亜硝酸リチウム『PSL-40』がASR・鉄筋腐食に作用しコンクリート構造物の劣化状況を改善し、その後注入するエポキシ充填材『リハビリボンド』の充填により劣化因子の浸入を確実に遮断する。詳細に…

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「セラマックス3000」~2回塗りで30年以上の長期耐候性~

 無機質コーティング協会は、トンネル内装(視線誘導)やコンクリート橋脚や壁高欄などの保護・防食を対象とした無溶剤・無機質のコーティング材「セラマックス♯3000」の工法展開している。建築基準法の不燃材料適合品であり、2回塗りで中性化抑止や遮塩性などコンクリート保護・防食機能および30年以上の超長期耐候性能を有し、景観維持に寄与することが可能である。セラマックス♯3000は無機化合物(アルコキ…

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「ロングビットドリルシステム」~極小径の専用ビットを採用~

 ティ・エス・プランニングは、橋梁や風車の基礎や原発施設などコンクリート構造物の調査・補修用途に水循環式無振動ドリル「ロングビットドリル」を展開している。9㍉または15.5㍉径の極小径の専用ビットを先端に装着した穿孔機で、5㍍以上の深さまで穿孔可能。小型のモーターと特殊ダイヤモンドビットによって施工しているため、「従来のコアドリルのように誤って鉄筋を切断してしまうことはない」(同社)…

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「GECS工法」~12cmの隙間があれば恒久的なコンクリート桁端部防食が可能~

 ケミカル工事、ネクスコ・メンテナンス東北、住友大阪セメント、エステックの4社は、共同で塩害などにより傷んだコンクリート橋の桁端部を対象とした電気防食工法「GECS工法」を展開している。桁と橋台との隙間が12cm以上あれば特殊機械を用いて防食電流を流すのに必要な陽極材を設置できるもの。鋼材の電位をマイナスに保ち続けることで恒久的に腐食を防止するため、補修後塩分が再供給されても、再劣化を防…

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「アクアシール1400」~高い有効成分率により、天井面、垂直面でもダレによるロスがない~

 大同塗料は、橋梁・トンネルなどのコンクリート表面保護用途にシラン・シロキサン系表面含浸材『アクアシール1400』を展開している。平成13年の販売開始以来、国土交通省、自治体、NEXCO各社などを中心に1000件、約100万平方㍍以上の実績を有している。アクアシール1400はシラン・シロキサン系シリコーン類を有効成分率90%以上とし、無機特殊添加材をプレミックスしたことでジェル状にしたことで天…

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「アクアシール2000」~従来品の3分の1の塗布量で要求性能を発揮~

 大同塗料は、コンクリート構造物の断面修復の際に新旧打ち継ぎ面に生じることがあるマクロセル腐食を抑制できるシランシロキサン系表面含浸材「アクアシール2000」を展開している。従来品の3分の1の塗布量(0.2kg/m2)で遮蔽型マクロセル腐食対策工設計・施工マニュアル(案)(平成19年3月、遮蔽型マクロセル腐食対策工研究会)が求める性能を発揮できる。塩分を多量に含むコンクリートを完全に取り除かずに断…

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「マジカルリペラー・マジカルリペラーHV」~高濃度の材料で高い性能を確保~

 カジマ・リノベイトは、コンクリート構造物の劣化抑制を目的としたシラン・シロキサン系表面含浸材「マジカルリペラー」「マジカルリペラーHV」を展開している。マジカルリペラー・マジカルリペラーHVを塗布するとコンクリート表面に含浸し、表層に水分や塩分の浸入を抑制する吸水防止層を形成する。従来の製品は低粘度の液体であるため、何度も材料を塗布していたが、マジカルリペラー・マジカルリペラーHV…

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「AT-エポキシバー」~安治川鉄工の品質と拓南工業の現地生産がコラボ~

 沖縄県で初めてエポキシ樹脂塗装鉄筋を現地生産できる設備を持った沖縄コーテック(中城村)は、塩害に厳しい腐食環境下である沖縄県で県唯一の鉄筋メーカー拓南製鐵とエポキシ樹脂塗装鉄筋のパイオニア安治川鉄工の技術(「AG-エポキシバー」)を結集して生まれた沖縄県内工場生産のエポキシ樹脂塗装鉄筋「AT-エポキシバー」を展開している。同社は安治川鉄工、拓南製鐵など4社によって設立された。工場・…

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「AG-エポキシバー」~30年で30万㌧の実績~

 安治川鉄工のエポキシ樹脂塗装鉄筋「AG-エポキシバー」は、1984年の発売以来30年間で5,000件30万㌧の納入実績を誇るコンクリート構造物の塩害対策用防食鉄筋だ。土木用途の主な実績としては本四架橋の瀬戸大橋、明石海峡大橋、北陸自動車道の親不知高架橋、北海道開発局の大森大橋、沖縄の古宇利大橋など日本全国に跨っている。エポキシ樹脂塗装鉄筋は通常の構造用鉄筋に対し、粉体塗装によってエポキシ樹脂…

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「CS‐21」〜コンクリート構造物の長寿命化に寄与〜

 アストンで開発された「CS‐21」は、コンクリート構造物の表面保護・躯体防水・打継ぎ部処理・ひび割れ補修・漏水補修・断面修復用途に展開されているけい酸塩系表面含浸材だ。硬化したコンクリートに浸透させ、コンクリート中の未水和セメントやカルシウムなどと反応して安定したCSH系結晶を生成させ、目視では発見し難い微細ひび割れ深部を含むコンクリート躯体表層部を緻密化(空隙充填)することで、水…

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「RCガーデックス」~分子構造のサイズを小さくすることでけい酸ナトリウムのコンクリート改質作用を効果的に発現~

 日本躯体処理は、新設コンクリート構造物の長寿命化・インフラの老朽化対策にけい酸塩系コンクリート改質材「RCガーデックス」を展開している。RCガーデックスをコンクリートの表面に施工する事で、セメント由来のカルシウムイオンと反応して、内在する毛細管空隙や微細なひび割れ内に不溶性の結晶物を生成して、コンクリートを緻密化するもの。コンクリートが緻密化する事から、劣化因子である水や炭酸ガス…

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