道路構造物ジャーナルNET

工法・材料ライブラリー

発注機関の皆様やコンサルタント、施工元請の皆様が必要な「一芸に秀でた」工法・材料を集めたライブラリーです。

橋梁

「レジテクトRT」~ポリウレタン樹脂吹付け工法~

 ダイフレックスは、コンクリート構造物にポリウレタン樹脂を吹付け、樹脂膜を形成させるだけでコンクリート表面保護、剥落防止性能を獲得できる「レジテクトRT」工法を展開している。2004年に営業を開始して以来、既に220件約16万平方㍍の実績を有している。RT工法は、高強度なスプレーウレタンをコンクリートに塗布することで、水、塩素、炭酸ガスを遮断し、コンクリート片の剥落を防止するもの。超速硬化…

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「機能内蔵型SNゴム支承」を高面圧化~荷重支持性能が面積当たり1.5倍に向上~

 ショーボンド建設は、「機能内蔵型SNゴム支承」のバージョンアップである高面圧タイプを開発、営業を進めている。ゴム支承の単位面積当たりの荷重支持力を従来の18Nmm2/から25N/mm2に向上させ、より荷重支持性能を高めた。「機能内蔵型SNゴム支承」は、本体の上沓と下沓の鋼部材に凹凸をつけて、その間にゴムを挟み込む構造を採用。上下部材の噛み合わせにより水平力支持機能を持たせ、密閉されたゴムの効果…

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「摩擦素子コート工法」~摩耗しても新たな摩擦素子が下層から浮き上がる~

 中井商工は伸縮装置上面の鋼材部分の滑り止めおよび防錆効果向上を目的として、アルミナ結晶粒子を積層する滑り止め機構『摩擦素子コート工法』の営業を展開している。従来の溶射などの工法以上の高性能を有する上に、施工時間の短縮や施工機材の簡素化により、従来よりコストが削減できることが特徴。基本構造は高硬度アルミナ結晶粒子(モース硬度9以上、粒子径180?425μ)を転圧する事で高密度状態…

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「レジテクトWG」~シームレスで耐久性の高い高性能床版防水~

 ダイフレックスは、速硬化性ポリウレタン樹脂を防水層に用いた高性能床版防水工法「レジテクトWG」工法を展開している。30年間の耐久性能を要求するNEXCO3社の構造物施工管理要領床版防水(グレードⅡ)に適応した工法で、既に50万平方㍍弱の実績を有している。同工法の特徴は①特殊機械での吹き付け施工のため、シームレスな防水膜の形成、塗膜厚を下地の形状に合わせて確保できる②防水材は吹き付け後約…

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「クリアクロス」~施工後も変状を確認できる~

 ショーボンド建設は、橋梁などにおけるコンクリート片の剥落防止工事用途に、接着剤を含浸させると透明になる特殊ビニロンクロスを無色透明の接着剤で表面に貼り付けることで従来工法と同様の剥落防止性能を有しつつ、施工後に生じる可能性がある経年劣化などの変状も目視確認できる「クリアクロス工法」について営業を進めている。剥落防止性能は、押抜き試験において、変位10mm以上の範囲で最大荷重1.5kN…

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「SRS工法」~巻立て厚が1/5に~

 RC構造物のポリマーセメントモルタル吹付け協会(吹付け協会)のSRS工法は橋脚耐震補強時の巻立て厚をRC巻立て工法の1/5程度に薄くできる工法だ。モルタル薄層巻立てにしたことにより、建築限界・河積阻害率および基礎負担が問題となる橋脚への適用が可能になる。また型枠の設置解体が不要なため工期を4割弱短縮でき、省人化も10?20%縮減可能だ。2007年の初適用以来、関係官庁を中心に160橋と多くの橋梁で…

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「SCB工法」~PC橋の新設やRC橋の架替えでのコスト縮減、耐久性向上、工期短縮を図る~

 オリエンタル白石は,PC橋の新設やRC橋の架替えでのコスト縮減,耐久性向上,工期短縮が図れるプレテンション方式PC連続桁橋「SCB工法」を展開している。従来のプレテンション方式PC連続桁橋は,プレキャスト主桁を単純桁として架設した後に,中間支点上で主桁をRC構造で連結する構造である。したがって,中間支点上では,プレキャスト主桁の本数の2倍の支承数が必要となる。これに対し,SCB(SmartConnected…

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「ハイブリッドシート」~工期が半分に~

 ショーボンド建設のハイブリッドシートは、工場製作の特殊ラミネートシート(ショーボンドHBシート)一層をエポキシ樹脂系接着剤でコンクリート構造物に貼り付け一体化し、コンクリート片のはく落を防止する工期短縮型のコンクリートはく落対策工法。シートの構造は右図のとおりで、あらかじめ剥落防止性能を担保するビニロン3軸メッシュとトップコート(高耐候性フッ素樹脂フィルム)が一体化した特殊ラミ…

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「TSクラックフィラー」~微細なひび割れにも確実に施工~

 ティ・エス・プランニングの無機系高性能ひび割れ注入材「TSクラックフィラー」は、ポリマー樹脂を含まない平均粒径3μmに調整された微粒子セメントだ。超高圧(30MPa)による注入施工も可能で、コンクリート内部の微細なひび割れ(0.05mm幅程度)にまで確実に施工できる。練り上がりから3時間程度使用可能。材齢28日で45N以上の高強度を発現する。長期的にはポゾラン反応によりコンクリートと一体化する…

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「緩衝ベルト」~重量を2割低減し、コンパクト化、経済性を向上~

 ショーボンド建設の落橋防止用桁連結装置「緩衝ベルト」は、引張材としてアラミド繊維を使用することで従来品(PCケーブル)に比べ、重量を20%強軽量化、衝撃吸収性能を4倍以上向上させたもの。定着部の構造もアラミド繊維のフレキシブル性を生かしてPCケーブルとブラケットの半ヒンジ構造(ヒンジ構造よりも回転・変形能力が小さい)から、アラミドベルトとブラケットのヒンジ構造に変えたことで素材そのも…

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「HBコート」~一液タイプで施工が簡単~

 ビービーエムは大気中のオゾンに起因するクラックなどゴム支承の経年劣化の予防および劣化進行の抑制を目的として、ゴム支承用耐候性表面保護材「HBコート」を展開している。クロロプレンゴム系の一液型コート剤で、これをゴム支承本体の側面被覆ゴムに生じた傷や劣化に伴うクラックへ塗布することで劣化の予防、もしくは進行を抑制できる。ゴム支承のオゾンクラックは近年損傷事例が多く報告されている。そ…

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「リフレドライショット工法」~画期的な乾式吹付け断面修復工法~

 ケミカル工事、住友大阪セメント、エステックなど7社は、水平200m程度の長距離圧送と1層200mm程度の厚付けが可能な乾式吹付け工法「リフレドライショット工法」を開発し、橋梁や桟橋、トンネルといった構造物の補修用途に展開している。リフレドライショット工法は、乾式吹付け専用のロータリーガンが脈動なく粉体の安定供給を行い、最適設計されたプレミックス材料『リフレドライショット』(粉体)とポリ…

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「Facet」~6時間程度で圧縮強度24N/平方㍉の強度が発現~

 太平洋マテリアルは特殊機械を用いず生コンプラントのアジテータに添加するだけで使用可能で、6時間程度で圧縮強度24N/平方㍉の強度発現が期待できる混和材「Facet」を展開している。普通セメントを使用したJISコンクリート(30-12-20N)に添加することで、6~12時間で24N/mm2の強度発現が可能。特殊な機械や装置を使用せずにアジテータ車へ添加することで製造ができ、可使時間を1時間~2時間確保で…

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「橋梁プロテクト技術」~FRPグリッドとジェットコンクリートの採用により、素早く施工でき、長期耐久性能も向上~

 ケミカル工事は、床版増厚やジョイント部の連結工において、鉄筋の代わりにFRPグリッドを用いて施工する「橋梁プロテクト工法」を展開している。耐荷性、耐震性、走行性の向上など床版増厚やジョイント連結における所定の性能に加えて、鉄筋に比べて非常に軽く、かつ錆びないFRPグリッドを使うことで工期の短縮、竣工後の鉄筋腐食による再劣化がない、などの効果を有している。ジョイント連結工の施工手順は…

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「クラックセイバー」~コンクリート圧縮強度が最大20%増加~

 太平洋マテリアルはコンクリート表面に塗布することを目的に、適切な塗布量と作業性を改善した塗布型高性能収縮低減剤「クラックセイバー」を展開している。従来の収縮低減剤としての効果のほかに水分の逸散を抑える養生剤としての効果も併せ持つもの。塗膜形成しない為、コンクリート・モルタルの外観に影響を与えない。コンクリートを打設し、脱型した後、できる限り早めに塗布することで、内部の水分の逸…

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「上面増厚床版剥離部補修システム」~下面から増厚再劣化部を補修~

 ケミカル工事は西日本高速道路、西日本高速道路エンジニアリング関西と共同で、RC床版における増厚部と既設床版との界面に生じている水平剥離をWJできれいに洗浄した後に、床版下面から樹脂を低圧注入し、水平剥離部を充填する『上面増厚床版剥離部補修システム』を開発した。全て桁下で施工するため交通規制を必要としないことが大きなメリットだ。また、高速道路リフレッシュ工事期間外に施工が可能な…

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「太平洋ハイパーネット60」

 太平洋マテリアルのコンクリート構造物ひび割れ低減用耐アルカリ性ガラス繊維ネット「太平洋ハイパーネット60」が橋梁下部工や地覆・高欄、伸縮継手部を中心に実績を伸ばしている。平成18年に販売開始以来、採用案件は3000件を超えた(平成26年7月現在)。耐アルカリ性ガラス繊維を網状に織り上げ、アクリル樹脂を塗布し固化させているひび割れ防止ネット。新設マスコンクリート工事などのひび割れが予想され…

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「床版補修急速施工システム」~WJ+超速硬コンクリートを採用~

 ケミカル工事は、ウォータージェット(WJ)+超速硬コンクリート打設による大規模かつ養生期間の短い『床版補修急速施工システム』を開発した。従来の人力はつり+早強コンクリート打設に比べ8分の1の期間で施工できる。亀甲状のひび割れが生じたアスファルト舗装を取り壊すと、施工目地から流入した雨水による繰り返し水圧作用や凍害により、床版が土砂化しているケースが散見される。このような損傷した床版を…

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「プロポキシファイバー工法」~独自のエポキシ樹脂プロポキシで安定品質を確保~

 アオイ化学工業の「プロポキシファイバー工法」は、エポキシ系接着剤『プロポキシ』を用いて補修・補強工法に用いられる軽くて強靭な炭素繊維シートを貼り付ける工法。炭素繊維シートと構造物をプロポキシで一体化させることにより、劣化したコンクリート構造物を長期的に補強できる。プロポキシは手作業で施工できるので、安全性、施工性に優れ、また、鋼板巻き立てなどの補強工法と比較しても短期間で施工…

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「DNT水性重防食システム」~VOCを大幅に削減することにより、地球環境および人への負荷を低減できる環境配慮形の塗装工法~

 大日本塗料は、鋼橋など鋼構造物の塗装において環境負荷を大きく低減できる「DNT水性重防食システム」を開発、営業を進めている。従来同様の防食性能を有しつつ、有機溶剤系の重防食塗料と比較してVOC量を新設で90%、既設でも85%程度削減できることが特徴だ。DNT水性重防食システムは、重防食塗装が下地のジンクリッチペイントから変性エポキシ、トップコートのポリウレタンまたはふっ素まですべて水性であ…

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