道路構造物ジャーナルNET

北海道初の大規模更新工事

NEXCO東日本 札樽道 大野橋上り線の床版取替工現場ルポ

公開日:2017.10.23

DAK式プレキャスト壁高欄で設置工期を10日間短縮

高欄工
 高欄は両側ともDAK式プレキャストRC壁高欄を採用した。今回は延長4㍍のものを使用している。「同社は元々DAK式プレキャスト壁高欄工法の確立に当初から参画しており、製品自体は他社に納めてきたが、今回初めて架設まで施工した。一般にプレキャスト壁高欄は縦横断勾配に配慮した精度の点で課題があり、中間に場所打部を設けて調整するが、ここでは出来上がりの床版の高さを抑えておいて、調整ボルトの高さをきちんと計画すれば精度的に問題は生じないと考え、場所打部を設けないで施工するよう計画した。結果的に壁高欄の設置期間を従来の30日間から20日間に短縮することができた。

DAK式壁高欄の設置

床版防水はHQハイブレンAU

高性能床版防水
 床版防水はグレードⅡ相当の高性能床版防水(ここではHQハイブレンAU工法)を全面1,525㎡に機械吹付にて施工した。養生後、基層(FB13)、表層(高機能舗装Ⅱ型)舗装を敷設し、完成させた。防水工は2昼夜、舗装工は1昼夜で完了している。


床版防水工の施工①

床版防水工の施工②/橋面舗装

 NEXCO東日本北海道支社では、今後、大野橋上り線に加え、来年春から平成31年にかけて、同橋下り線、島松川橋上り線、勇払川橋上下線および、高丘橋下り線、千歳川大橋下り線などの床版取替工事を実施する予定。今回の工事はその重要な試金石となる。ここで得た知見を今後の床版取替工事に生かしていく方針だ。

 元請はドーピー建設工業。一次下請は高橋重機興業(クレーン)、源架設(床版取替工)、第一建興江島(床版切断)、日本道路(舗装工、床版防水工)、二次下請はフジコウ、プラント機工、笹浪興業(床版取替工)、ポリシスジャパン、ユウキ、凌霄(床版切断工)、みかみ建設(舗装工)、ニチレキ(床版防水工)。

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