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名古屋高速道路公社 RC床版には複合床版防水工などを活用

小牧線の北行7・7㌔をリフレッシュ 8万1970平方㍍の舗装を打替え

公開日:2014.12.16

高欄内部に凍結防止剤散布の影響
(1㎡あたり3㌔の内在塩分)

 前述のように名古屋高速道路でも北部は凍結防止剤の散布量が多く、高欄内側にコンクリートのひび割れや錆汁などの劣化が散見されている。


コンクリート高欄の損傷

 高欄の断面修復工

 そのため、今回、試験的に一部で亜硝酸リチウム水溶液の塗布とけい酸リチウム系表面含浸材の塗布により、鉄筋防錆および表面改質による劣化の防止を図った。来年以降もリフレッシュ工事の際には、今回の材料に拘らず短時間施工ができ鉄筋防錆効果とコンクリート表面保護性能を有する補修材を高欄内側部の対象個所に施工していく方針で、同社ではそうした補修材料の情報を収集したい考えだ。


亜硝酸リチウム水溶液の塗布

 元請は舗装工がNIPPO、中部土木、大有建設、前田道路、日本道路。コンクリート高欄塗装工が磯部塗装、三好塗装工業。

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