道路構造物ジャーナルNET

『鋼橋の補修補強』

歩道部拡幅はFRP床版を採用、車道部の既設RC床版も打替え現場を巡る

国道33号ケヤキ谷橋 鋼単純合成箱桁にアーチ形状の補剛桁を設置して2径間化する補強を採用

 国土交通省四国地方整備局土佐国道事務所は、国道33号の高知県高岡郡越知町越知丙~同町越知乙の仁淀川支流青潰谷川を渡河する箇所に架かるケヤキ谷橋について既設橋の補強および拡幅を行う事業を進めている。橋桁の補強に当たっては、同橋の桁下クリアランスの高さや地盤条件などを考慮して、アーチ形状の補剛桁(鋼製)を設置し、現在単純構造である同橋を2径間化する補強を施す予定だ。その設計及び施工方…

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リベット橋の技術伝承と効率的な補修補強の両立を図る現場を巡る

川田工業・MKエンジニアリング 高周波誘導加熱法を用いたリベット打設の新工法『KMリベット工法』を開発

 川田工業はMKエンジニアリングと共同で、高周波誘導加熱法を用いたリベット打設の新工法『KMリベット工法』を開発した。リベットによる継手工法は歴史的価値を含む古い橋梁で多く使われているが、現代では技術の伝承が極めて困難で、今や施工の担い手がない状態である。文化的価値の高い歴史的橋梁ではリベットを高力ボルトなどに置き換えると文化財から外されるケースもあるため、補修には苦慮している。ま…

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