道路構造物ジャーナルNET

『東日本高速道路 維持管理リレー連載』

東日本高速道路 維持管理リレー連載⑥連載

NEXCO東日本の橋梁に関する更新事業の概要 

 東日本高速道路は、今年度(平成27年度から)、管理下の高速道路の大規模更新・大規模修繕事業をスタートさせます。具体的には約8,700億円の事業費を投入する予定で、その多くを橋梁が占めます。その具体的な内容について、更新・修繕の技術的詳細について本間淳史本社構造技術課長に執筆していただきました。(井手迫瑞樹) 約8,700億円の事業費を投入桁は1㌔、床版は52㌔を更新1.更新事業に関する経緯…

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東日本高速道路 維持管理リレー連載⑤連載

関東支社管内の高速道路における橋梁の劣化と維持管理

 1.関東支社管内の概要関東支社は、現在、20路線1,305㎞の道路管理と144㎞の道路建設を担当している(H27.2.1現在)。道路管理延長に対する橋梁の比率は約16%であり、橋梁種別は鋼橋が55%、PC橋が30%、RC橋が15%を占めている。関東支社管内の交通状況(H26年データ)は、全体日平均交通量が約42,400台/日で、最大区間交通量は約126,000台/日である。また、大型車混入率は、高速全体平均で約25%で…

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東日本高速道路 維持管理リレー連載④連載

新潟支社管内の高速道路における橋梁の劣化と維持管理

 1.新潟支社管内の概要新潟支社は、429.9㌔の道路管理と上信越道(信濃町IC~上越JCT)37.5㌔の4車線化事業を担当している。供用区間の内、上信越道、磐越道の全区間と日東道の新潟空港ICから荒川胎内IC間合計121.4㌔(管理延長の28%)が暫定2車線となっている。図-1に路線図、路線別の供用延長を示す。供用区間の橋梁延長は、53.9㌔(下り線)で、管理延長に対する橋梁比率は12.5%となっている。図-2に橋…

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東日本高速道路 維持管理リレー連載③連載

東北地方の高速道路における橋梁の劣化と維持管理

 1.東北支社管内の概要昨年12月6日に常磐道の浪江IC~南相馬IC間と相馬IC~山元IC間が無事に開通した。これによって、1973年(昭和48年)11月に東北道の白河IC~郡山IC間と白石IC~仙台南間が開通して以来、NEXCO東日本東北支社が管理する高速道路(一般有料道路を含む)延長は、約1,360㌔(約2,000橋)になった。(図‐1)橋梁の比率は約10%であり、最も経過年数の多いものは40年を超えており、30年を超え…

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東日本高速道路 維持管理リレー連載② 連載

北海道の高速道路における橋梁の劣化と維持管理

 1.北海道支社管内の概要北海道支社は、北海道縦貫自動車道(道央自動車道士別剣淵IC~大沼公園IC)443.5㌔、北海道横断自動車道(札樽自動車道小樽IC~札幌JCT38.3㌔、道東自動車道千歳恵庭JCT~本別IC・足寄IC206.1㌔)244.4㌔の高速自動車国道687.9㌔と、一般有料道路(日高自動車道苫小牧東IC~沼ノ端IC4.0㌔、深川自動車道深川JCT~深川西IC4.4㌔)8.4㌔、計696.3㌔の供用区間の管理と…

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東日本高速道路 維持管理リレー連載①連載

高速道路における橋梁の劣化と維持管理の課題を考える

 国内の道路インフラは今後急速に維持管理への対応を迫られる状況にある。特に高速道路、とりわけNEXCO3社の管理する高速道路は大型車交通台数も多く、塩害、凍害など自然条件的にも過酷な状況下にある。そうした状況にどのように対応しているのかその現状を、今月から毎月15日に東日本高速道路の本社および各支社の構造物専門役、上席構造物指導役、構造物指導役にリレー連載してもらう。今回はその初回…

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