道路構造物ジャーナルNET

『国土交通省』

コンクリートの品質管理には「山口方式」を導入インタビュー

復興道路を1日も早く供用したい

 南三陸国道事務所は宮城・岩手県境から山田町までの三陸沿岸道路と釜石市内の横断道合わせて50㌔の道路建設を所管しており、急ピッチで復興道路の建設を進めている。構造物は東日本大震災級の津波が襲来しても被害を受けないよう「水平的かつ垂直的に津波の浸水域を避ける」べく設計している。一方で同地は寒冷地であり凍害や凍結防止剤散布による塩害などによる構造物の劣化が懸念される。そのため状態の良…

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非鉄金属系で表面錆も生じず、粉じん量も抑制現場を巡る

6000回再利用可能な研削材で鋼製歩道橋を1種ケレン

 国土交通省中部地方整備局浜松河川国道事務所が所管する掛川、磐田、島田各市内の国道1号線上を跨ぐ横断歩道橋16橋の塗替えの1種ケレンの際に使う素地調整工に山田塗装(愛知県東海市、山田博文社長)が開発した、非鉄金属系研削材「エコクリーンショット」が採用された。エコクリーンショットエコクリーンブラスト現場への配置エコクリーンショットは、東海・東北地方を中心に約40万平方㍍の施工実績がある循…

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鋼床版厚が12㍉の既設橋部現場を巡る

新利根川橋でSFRCを用いて鋼床版を補強

 国土交通省宇都宮国道事務所は、新4号国道の茨城県古河市・五霞町の市町境の利根川渡河部にある新利根川橋既設橋部の鋼床版補修補強対策を進めている。同橋は1981年4月に当時の日本道路公団(JH)が建設、供用した橋長751.1㍍の鋼3径間連続鋼床版箱桁橋×3連の橋梁。2001年には無料化し、国土交通省に管理が移り、その時期から爆発的に交通量が増加(JH管理時には1日当たり10,000台前後だったが、現在は26,000…

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時代に合わせた「5つ」の道路インタビュー

道路はあくまでも「舞台」

 現在、道路行政を取り巻く状況は大きな岐路を迎えている。人口減少、道路インフラの老朽化、災害発生時の危機管理対策など対応しなければいけない課題は多くある。そうした中、今夏新しく道路局長に就任した深澤淳志局長がどのような方針をもって、課題に対処しようとしているのか、メンテナンス、安全・安心などに重点をおいて、詳細に聞いた。(井手迫瑞樹)――局長就任に当たっての抱負からお願いします。…

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循環式エコクリーンブラスト工法で塗膜剥離現場を巡る

国内初 潮見橋でフッ素樹脂系塗装を塗り替え

 国土交通省浜松河川国道事務所が所管する国道1号潮見バイパスの白須賀高架橋で塗装塗り替えおよびコンクリート劣化部の断面修復、剥落防止工事などを施工している。既存塗装はフッ素樹脂をトップコートに採用した重防食塗装(C系)で、元請の山田塗装によると「同系塗装の塗り替えは国内で初めて」という。また、同塗装は塗膜に微量の鉛を含んでおり安全かつ廃棄物量を減らす手段が必要となる。全国的に課題…

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