道路構造物ジャーナルNET

会員受注総額は5期連続3000億円を突破

PC建協 新会長に大野達也氏を選出

公開日:2020.05.22

 プレストレスト・コンクリート建設業協会(PC建協)は21日、同協会会議室で第8回定時総会を開催し、新会長に大野達也氏(オリエンタル白石代表取締役社長、右肩写真)を選出した。役員では、副会長に森拓也氏(ピーエス三菱)、理事に亀澤靖氏(大成建設)、亀山誠人氏(三井住友建設)、樋口靖明氏(日本高圧コンクリート)、森内昭氏(IHIインフラ建設)、監事に出口稔氏(コーアツ工業)が新たに就任した。
 2019年度の会員受注総額は3,209億円(対前年度比92%)で、5期連続で3,000億円を超えた。受注額の工事種別内訳は、新設が対前年度比81%の2,102億円に留まる一方、補修・補強は同126%の1,107億円に増加した。施主別の内訳では、中央官庁が620億円(対前年度比100%)、地方自治体が748億円(同104%)、高速道路会社が1,455億円(同83%)、鉄道会社が288億円(同101%)となった。
 高速道路会社は新設が2018年度の962億円から461億円へと減少したことが対前年度割れの要因となったが、補修・補強では886億円と2018年度から120億円増加しており、高速道路会社全体の約6割を占め、施主別全体でも約8割となっている。
 2020年度の発注見通しは、前年度を上回る予測としている。工事種別では、新設は前年度並み、補修・補強が増加、施主別では、高速道路会社が新設、補修・補強ともに増加、鉄道会社がほぼ前年並み、中央官庁と地方自治体が前年度を下回る見通しとなっている。


会員受注額の推移

(2020年5月22日掲載)

お問い合わせ
当サイト・弊社に関するお問い合わせ、
また更新メール登録会員のお申し込みも下記フォームよりお願い致します
お問い合わせフォーム