道路構造物ジャーナルNET

高性能で、より効果的な補修、補強ができる

繊維補強コンクリートを活用するための性能照査や施工時の配慮事項などを示した指針を作る

土木学会
コンクリート委員会
⾼強度繊維補強セメント系複合材料の構造利⽤研究⼩委員会
委員長

内田 裕市 氏

公開日:2022.05.26

設計検討、材料施工、試験方法の3つのWGで作成進める
 発注者は確認事項が明確化、受注者はプロポーザルしやすくなる

 ――WGの構成などは
 内田 設計検討WG、材料施工WG、試験方法WGの3つのワーキンググループで作成作業を進めます。   
 ――予定成果物は
 内田 設計施工指針案が最終成果物ですが、加えて設計者に理解していただけるように、解説や参考資料もできるだけ多く示していきたいと思います。指針本体が200ページ、参考資料を入れると400ページくらいになると予想しています。

 ――発注者も委員として多数参画されているのはなぜですか
 内田 今回参加していただいた発注者の方々は、建設会社やメーカーが開発した材料を採用し、場合によっては自分たちで設計施工マニュアルを作る程度の技術力があります。そこで、今回の指針が対象とする材料が今後広く普及するためにも、指針の作成段階から発注者の立場からの要求事項や知見を十分に取り入れておきたいと考えたからです。
 一方、例えば地方自治体は確立された技術を使いこなす立場になる場合が多いことから、施工者側の提案が妥当なものかを判断する基準が求められます。その場合、こういう指針があると、施工者にとってはプロポーザルしやすい環境が整い、発注者にとっては確認すべき事項が明確となります。両者のコミュニケーションが図られることで、技術が展開しやすくなります。

 ――施工試験などは行っていきますか
 内田 はい、とくに試験法を確認するための試験は必要と考えています。また、場合によっては部材の載荷試験も必要になるかもしれません。

 ――ありがとうございました

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