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受注金額における保全工事の割合は45・5%に

日本橋梁建設協会 2020年度第3四半期までの国内鋼道路橋の受注量は11万9612t

公開日:2021.03.04

 日本橋梁建設協会(満岡次郎会長)はこのほど、2020年度第3四半期までの国内鋼道路橋の受注実績を明らかにした。会員31社の受注量は119,612tで、前年同期と比べて27,451t増(29.8%増)となった。道路橋以外では、鉄道橋が5,177t(前年同期比46.4%減)、その他の鋼橋が729t(同8.6%減)、ロック・スノーシェッドがゼロ、海外橋梁がマイナス136tで、合計は125,383t(同20.4%増)だった。
 鋼道路橋の発注者別では、国土交通省33,568t(同10.2%減)、都道府県29,065t(同15.5%増)、市町村6,629t(同15.3%増)、NEXCO東日本6,383t(同325.2%増)、NEXCO中日本4,938t(同49.4%増)、NEXCO西日本31,292t(同272%増)、首都高速道路150t(同95.4%減)、阪神高速道路901t(同62.6%減)などとなり、NEXCO各社の大幅な増加が目立った。


国内鋼道路橋 発注先別受注量と受注金額(R02は第3四半期までの集計)(橋建協提供、以下同)

 受注金額ベースでみると、2,525億で同57.3%増となっている。このうち、新設工事が1,377億円(同29.5%増)、保全工事が1,147億円(同111.6%増)で、全体に占める保全工事の割合は45.5%で上昇傾向が続いている。


鋼道路橋受注金額の推移(新設・保全)(R02は第3四半期までの集計)
(2021年3月4日掲載)

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