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「首都高点検・補修デモ2019」を開催

首都高速道路 点検・補修技術を学生など48人が体感

 首都高速道路は24日、高速湾岸線高架下の辰巳補修基地内で「首都高点検・補修デモ2019」を開催した。同デモは、「首都高安全月間」(5月13日~6月11日)の活動の一環として実施され、点検・補修の現場で活用されている安全・安心のための技術や車両を体感してもらうもの。12回目となる今回は、首都圏10大学(東京大学・東京工業大学・筑波大学・横浜国立大学・埼玉大学・首都大学東京・芝浦工業大学・日本大学・関東学院大学・法政大学)の土木工学専攻の学生33人と、「首都高講座」で募集した一般15人の合計48人が参加した。

 電磁波レーダーによる鉄筋探査法や蛍光X線によるコンクリート構造物点検などの非破壊検査技術、ストップホールによるき裂補修、磁石式鋼橋点検装置「やもりん」やドローンでの点検困難箇所の点検方法などの実演と説明が行われたほか、高所作業車に参加者が搭乗して近接点検を体験した。



非破壊検査技術のデモとストップホールによるき裂補修の実演


点検困難箇所で活用する磁石式鋼橋点検装置「やもりん」とドローンの説明が行われた


高所作業車に乗って近接点検を体験


 GISと3次元点群データを活用した維持理システム「インフラドクター」では、路面性状調査での路面のひび割れ検出が開発段階であるとの説明がされた。計測車両「MMS」の後部に設置されたラインセンサカメラで画像を取得し、AI技術によりひび割れを自動検出するもので、今年度中に実用化の予定という。



インフラドクターの説明を聞く参加者/MMSに設置されたラインセンサカメラ


 保全・交通部点検・補修推進室点検推進課の臼井恒夫課長は、「労働人口が減少していくなかで効率的な点検をしていかなければならない。河川上をはじめアクセスしにくい点検困難箇所についても、(本日のような)技術を活用して効率的、かつ確実に行っていきたい」と語った。

(2019年5月27日掲載)