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PCBや鉛など有害物質含む既存塗膜の剥離工法分野に参入

ネオス 水系塗膜剥離剤工法「ネオハクリ工法」がNETIST登録完了

 ネオス(本社:神戸市)は、鋼橋のPCBや鉛を含んだ既設塗膜除去用途に用いる塗膜剥離剤工法「ネオハクリ工法」を開発、このほどNETIS登録を完了した。番号はCG-170006-A。

 同工法の1回塗布(0.5~1.0kg/㎡)当たりの標準性能は500µm、標準養生時間は24時間。塗布の際の気温条件は5℃以上を推奨している。5℃未満でも施工できないことはないが、養生時間を延長する必要がある。養生後、軟化膨潤した塗膜をスクレーパーなどでかき落とし、塗膜を除去する。後工程として素地調整が必要になるが、従来のブラスト工と比べて大幅に廃棄物量を削減できる。


荷姿/ネオハクリ工法概要図


ネオハクリ工法施工状況写真(左)塗布完了状況、(右)膨潤剥離状況、(右)塗膜除去状況

 適用できる塗膜の種類は鉛系錆止めペイント、フェノール樹脂MIO塗料、長油性フタル酸樹脂塗料、塩化ゴム系塗料、タールエポキシ樹脂塗料、有機ジンクリッチペイント、編成エポキシ樹脂塗料など、適用可能だが養生や塗布回数を多くしなければならない塗料として、鉛丹錆止めペイントなどを挙げている。一方で適用できない塗料は、無機ジンクリッチプライマー、無機ジンクリッチペイント、無溶剤型エポキシ樹脂塗料、ガラスフレーク塗料としている。

 同工法は、いわゆる「水系」のカテゴリーに属する塗膜剥離剤であり、引火性は低く消防法上の非危険物に該当し密閉空間でも高い安全性を有する、としている。