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鋼橋塗替えへの認知拡大へ共同で当たる

塗膜除去・素地調整有志14者が一同に会し勉強会を開催

 有害物質を含む鋼橋の既設塗膜を安全に除去する工法、塗膜品質確保のための素地調整工法・材料を有する塗膜除去、塗膜剝離、素地調整工法有志会社が集まった「塗膜剝離•素地調整勉強会」の第2回会合が11月9日、東京•八重洲のアットビジネスセンター東京駅で開催された。勉強会にはブラスト、塗膜剝離工法を提供している協会、会社など14者が集まり技術的な情報交換を行った。

 同勉強会の呼びかけ人の一人である極東メタリコンの小寺健史専務取締役は、冒頭のあいさつで「既設塗膜の剥離や素地調整の重要性については、発注機関をはじめとした皆様に認識されてきているが、未だ全面的に浸透しているとはいいがたい、塗膜剥離(IHや塗膜剥離剤、WJ、ケレン工法など)と素地調整(ブラスト)が補完しあうことが、皆様の理解を得るという意味で大事ではないかということから勉強会を呼びかけた。今回もできる範囲で活発に情報を出していただき、議論していただきたい。また来春には、関西と関東で、関係各社が保有する材料や工法を一斉に発表する展示会を開催し、一挙に認知度を高めたい」と述べた。


勉強会に参加したメンバー 

 勉強会には、極東メタリコンのほか、三彩化工乾式ブラスト協会山一化学工業好川産業ほか2社、ティー・アイ・トレーディングJFEエンジニアリングイーエナジー池田工業トヨコーG-TOOL吉原鉄工所などが参加。塗膜剥離剤、IH、ブラスト、各種ケレン工具からウォータージェットによる塗膜剥離、最新鋭のレーザーブラストによる塗膜および錆の除去に至るまで、各社の工法の現状や適用現場で生じた課題、実際に塗膜剥離工法同士、あるいは塗膜剥離+素地調整の組み合わせを用いた現場例などについて詳しく報告していた。

 今後は勉強会を定期的に開いていくとともに、発注機関やコンサルタント施工業者へ認知を図るためのイベント開催を行うこと、防食便覧および各高速道路会社の設計施工要領への反映について議論を重ねていくことなどについて共通認識とした。(井手迫瑞樹、2016年11月11日)