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4日まで意見聴取した上で正式なルート提示へ

国道57号北側復旧ルート 概ねのルートを公表

 国土交通省は28日、熊本地震による大規模な斜面崩壊で通行不能となっている国道57号阿蘇大橋地区の災害復旧事業である北側復旧ルートについて、幅1㌔ほどの概ねのルートを設定し、公表した。大津町引水からミルクロードに沿って現道57号の北側をショートカットし、阿蘇市赤水に至る線形。ルート設定上の考え方として、①安全性確保のため、斜面崩壊箇所および正気な斜面崩壊が発生したエリアを極力回避、②最短で57号を繋ぐ、③施工に時間を要する外輪山を通過するトンネル延長が最短になるようにする――ことを基本としている。該当地域の住民に7月4日17時まで意見募集した上で、速やかに正式なルートを提示する予定だ。


提示された概ねルート


現道は2車線での復旧を慎重に検討

 崩落した阿蘇大橋の再架橋は57号の復旧方針次第

 一方で、現道57号の大津町引水~阿蘇市赤水に至る箇所は山および河川側の斜面ともに大規模な崩壊が起きている。当該区間は「暫定2車線と4車線が混在した区間」(国土交通省)であったが、4車線での復旧は難しく、2車線での復旧も斜面の安全化工事を進めながらボーリング調査などを行いつつ、復旧の可能性を判断していく。

 また、阿蘇大橋を含めた国道325号の復旧についても現道57号の復旧方針をにらみつつ、架橋箇所や復旧ルートを慎重に選定していく方針だ。


大きく西側に位置している南阿蘇鉄道の第一白川橋梁も少なからず損傷している
阿蘇大橋の代替橋の架橋地探しは難航が予想される。