西川和廣氏（前土木研究所理事長）が瑞宝中綬章を受章

　西川和廣氏（元国土技術政策総合研究所長・前土木研究所理事長）が、令和5年秋の叙勲で、国土交通行政事務功労により瑞宝中綬章を受章した。13日には、東京プリンスホテルで伝達式が行われた。
　西川氏は、1978年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程（土木学科専攻）修了後、建設省に入省。土木研究所橋梁研究室において研究員（1978～87年）、室長（1991～2001年）、道路局課長補佐、工事事務所長、土木研究所企画部長等を歴任の後、国土交通省国土技術政策総合研究所長（2009～12年）を最後に退官。
　2013年一般財団法人橋梁調査会専務理事等を経て、2017年から5年間、国立研究開発法人土木研究所理事長を務める。この間、土木学会鋼構造委員会委員長（2007～09年）を歴任している。2023年には、土木学会インフラメンテナンス マイスター賞を受賞。
　現在は、株式会社トヨコー顧問（2023年3月～）、一般社団法人レーザー施工研究会専門家理事（2023年6月～）、株式会社復建技術コンサルタント技術顧問（2022年9月～）、一般財団法人高専インフラメンテナンス人材育成推進機構理事長（2023年7月～）を務めている。