信頼を積み重ね、事業を着実に推進
NEXCO東日本 創立18周年記念行事を開催
公開日:2023.10.02
東日本高速道路(由木文彦社長 右肩写真)は2日、本社で創立18周年記念行事を開催した。約100人が参加し、全社にオンラインでも配信された。
由木社長は挨拶で、「頻発化、激甚化する自然災害に対して、さらなる対策を適切に講じることで災害により強く、より安全な高速道路づくりを進めていく必要がある。また、事業に関わり発生する事故については徹底した検証を行い、安全第一を旨として万全の対策を行わなければならない。今後も緊張感をもって日々の業務に取り組みたい」と決意を示した。
この1年間の最も大きな出来事としては、2115年まで高速道路の有料期間が延長されたことを挙げ、「未来志向で時代の変化に柔軟に対応し、事業を着実に推進していくことで、NEXCO東日本グループが期待される高速道路サービスを着実に提供できる主体であることを示し、国民の皆様から高速道路を安心して任せられるという信頼を積み重ねていくことが必要」と述べた。
2021~2025年度中期経営計画の見直しについても触れ、「ミッシングリンクや渋滞の解消、4車線化、さらなる耐震、リニューアル工事、スマートIC、新たな更新工事など各種事業を計画的に確実に行っていくことが必要である」とした上で、「今後の事業について、施工能力や体制など、実現可能性を吟味して実施の見通しを明らかにすること、科学的な知見を活かした優先順位を明確にすること、事業の必要性や合理性を広く理解いただけるように説明責任を果たすこと、などを基本的な方針として、日本高速道路保有・債務返済機構との協定についても年度末を目標に見直していく」とした。
挨拶をする由木社長/本社では約100人が参加した