道路構造物ジャーナルNET

受注金額は3,353億円、更新・保全工事の割合は16.5%

橋建協 2022年度の国内鋼道路橋の受注量は15万4,366t

公開日:2023.05.10

 日本橋梁建設協会(髙田和彦会長)は、2022年度の国内鋼道路橋の受注実績を明らかにした。会員31社の受注量は154,366tで、前年度と比べて33,821t減(18%減)となった。国内道路橋以外では、鉄道橋が10,327t(前年度比162.2%)、その他の鋼橋が1,548t(同38.7%)、海外橋梁が4,123t(前年度はゼロ)、ロック・スノーシェッドがゼロで、合計は170,364t(同85.8%)だった。
 国内鋼道路橋の発注者別では、直轄(国土交通省と沖縄総合事務局)66,523t(同80.2%)、都道府県21,217t(同92.6%)、市町村8,947t(同155.2%)、NEXCO東日本13,139t(同80.8%)、NEXCO中日本2,666t(同9.8%)、NEXCO西日本31,674t(同135.1%)、首都高速道路1,460t(同172%)、阪神高速道路3,953t(同228.8%)などとなった。
 受注金額ベースでみると、3,354億円で同85.6%となっている。このうち、新設工事が2,800億円、更新工事が172億円、保全工事が381億円で、全体に占める更新・保全工事の割合は16.5%となり、前年度の34.8%から減少した。発注者別では、直轄1,164億円(同96.3%)、都道府県365億円(同104.8%)、市町村123億円(同167.7%)、NEXCO東日本344億円(同127.7%)、NEXCO中日本230億円(同27.2%)、NEXCO西日本816億円(同103.3%)、首都高速道路132億円(同59.7%)、阪神高速道路88億円(同81.7%)などとなった。

お問い合わせ
当サイト・弊社に関するお問い合わせ、
また更新メール登録会員のお申し込みも下記フォームよりお願い致します
お問い合わせフォーム