【訃報】日綜産業代表取締役会長 小野辰雄氏が逝去

　日綜産業代表取締役会長の小野辰雄氏が、かねてより病気療養中のところ5月6日に逝去した。83歳だった。
　1968年に同社を設立し、安全てすり「スタンション」やシステム足場支保工「3Sシステム」など、数多くの足場を開発して世に送り出した。その後、足場に起因する事故を撲滅するため、全国仮設安全事業協同組合を設立し理事長に就任。手すり先行工法や足場安全点検の普及、建設職人基本法制定など、さまざまな活動に尽力し、建設職人の地位向上と安全な足場環境の普及定着に心血を注いだ。全国仮設安全事業協同組合名誉会長、日本建設職人社会振興連盟会長。
　葬儀は近親者のみにて執り行い、6月21日にお別れの会を行う予定（会場等は未定）。