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横河ブリッジ保有の「PABRIS」を購入、自社商品化

ジェコス 仮設橋梁の名称を「EGスパンTM」に変更

公開日:2023.04.28

 ジェコスは26日、鈑桁タイプの仮設橋梁の名称を「EGスパン™」に変更すると発表した。同社は、2012年に横河工事(現 横河ブリッジ)と仮設橋梁に関する事業提携を締結し、横河ブリッジが保有する鈑桁タイプの仮設橋梁「PABRIS」を仮設橋梁事業の商品として事業推進してきた。そのPABRISを購入して自社商品化することにともない、名称変更を行った。
 名称には、鈑桁タイプの仮設橋梁が鋼材のリユースの観点から「Eco」な「Gecoss」の橋であり、「イージー=簡易(EG)」に架設可能であるという意味が込められている。
 EGスパン™は、道路橋、工事用桟橋、応急橋、歩道橋など、さまざまな用途に適用可能な簡易組立式橋梁。橋長は14mから2mピッチで最大40mまで実績があり、A活荷重、B活荷重に加え、重機荷重にも対応している。施工では上フランジに添接板を使用しない独自の桁連結方式を採用して、短工期化を実現している。
 同社では、引き続き上部工から下部工までワンパッケージでサービスを提供することで、さらなる事業拡大を図るとともに、仮設橋梁の分野で安心・安全な社会の建設に貢献していくとしている。

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