約2年をかけて延長220m、幅16mを施工
NEXCO東日本 東京外環 地盤補修工事で対象家屋の解体に着手
公開日:2023.01.25
東日本高速道路(由木文彦社長 右肩写真)は25日、本社で定例会見を開催した。冒頭、由木社長は東京外かく環状道路工事での地表面陥没空洞事故にともなう地盤補修工事について、昨年12月21日からヤード整備を開始し、1月17日には対象家屋の解体に着手したことを報告し、「住民の皆様の不安解消を最優先に、補修工事の早期完了に向けて社をあげて取り組む」と述べた。
施工範囲はシールド工事で地盤が緩んだトンネル上の延長220m、幅16mで、セメント系固化材料を土中に噴射しながら土と混合撹拌して、円柱状の改良体を造成する「高圧噴射攪拌工法」を用いて地盤補修を進めていく。工事期間は約2年の予定。東名側の本線シールド工事の再開については、「現段階では何も見通せていない」(同)とした。