道路構造物ジャーナルNET

2023年4月1日に協会名称を「日本建設あと施工アンカー協会」に変更

日本建築あと施工アンカー協会 新代表理事に安永裕信氏を選出

公開日:2022.06.14

 日本建築あと施工アンカー協会は9日、東京・品川プリンスホテルで第29回通常総会を開催した。任期満了による役員改選で新理事に安永裕信氏(サンコーテクノ株式会社執行役員エンジニアリング本部長、右肩写真)、阿久津雅矢氏(株式会社京葉ファスナー代表取締役)、新監事に山口悟氏(デンカ株式会社特殊混和材課長)を選出し、安永氏が新代表理事に就任した。
 安永新代表理事は就任の挨拶で、「今年度は2020年度に山本忠男前会長が発表された中期計画の最終年度にあたり、活動方針として、①安心と安全の供給、②信頼性の向上、③広報活動の充実、を掲げて行動していく。また、今期の重要課題として、国土交通省の告示対応製品認証への対応、あと施工アンカーの研究助成金制度のスタート、さらには注入式施工士資格および点検士資格の全国展開、診断士資格の創設、昨年度実施した施工総研でのデータをもとに施工歩掛の完成、西日本での研修センターの開設準備などがある。山本前会長の方針に則った形でしっかりとこれらの事業を進めていきたい」と述べた。
 総会では、協会名称変更についても決議され、会員企業の業務が建設分野全般に及んでいることから、2023年4月1日から「日本建設あと施工アンカー協会」(「建築」を「建設」に変更)とすることが承認された。また、2023年12月に協会設立30周年を迎えるため、同年に技術講演会の開催や記念誌発行などの記念事業を行うことも決定した。
 2022年3月末現在の有効資格保有者(重複合格者、失効者を除く)は、第2種あと施工アンカー施工士37,388人、特2種あと施工アンカー施工士1,906人、第1種あと施工アンカー施工士11,021人、あと施工アンカー技術管理士6,820人、あと施工アンカー主任技士3,205人、2021年度に新設されたあと施工アンカー注入式施工士40人、あと施工アンカー点検士194人で、合計60,398人となり、昨年度より3,158人増加した。

お問い合わせ
当サイト・弊社に関するお問い合わせ、
また更新メール登録会員のお申し込みも下記フォームよりお願い致します
お問い合わせフォーム