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受注金額における更新・保全工事の割合は34.8%

橋建協 2021年度の国内鋼道路橋の受注量は18万8,187t

公開日:2022.05.10

 日本橋梁建設協会(髙田和彦会長)は、2021年度の国内鋼道路橋の受注実績を明らかにした。会員31社の受注量は188,187tで、前年度と比べて4,930t増(2.7%増)となった。国内道路橋以外では、鉄道橋が6,368t(前年度比48.3%)、その他の鋼橋が4,003t(同543.1%)、海外橋梁とロック・スノーシェッドがゼロで、合計は198,559t(同100.6%)だった。
 鋼道路橋の発注者別では、直轄(国土交通省と沖縄総合事務局)82,966t(同146.2%)、都道府県22,910t(同63.6%)、市町村5,763t(同66.5%)、NEXCO東日本16,263t(同115.8%)、NEXCO中日本27,203t(同322.6%)、NEXCO西日本23,444t(同59.5%)、首都高速道路849t(同551.3%)、阪神高速道路1,728t(同14.5%)などとなった。
 受注金額ベースでみると、3,916億円で同89.8%となっている。このうち、新設工事が2,554億円(同110.6%)、更新・保全工事が1,361億円(同66.3%)で、全体に占める更新・保全工事の割合は34.8%で、前年度の47.0%から減少した。発注者別の更新・保全工事の割合では、阪神高速道路が99.8%、首都高速道路が95.4%に達しており、NEXCO中日本61.5%、NEXCO西日本51.6%、NEXCO東日本7.9%だった。

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