職種別では事務52名、土木70名、施設31名
東日本高速道路 2022年度入社式を挙行 新入社員は153名
東日本高速道路(NEXCO東日本、小畠徹社長(右肩写真))は1日、新霞が関ビルディングの灘尾ホールで2022年度入社式を挙行した。昨年度は新型コロナウイルスの影響により各支社で入社式を行っており、新入社員が一堂に会するのは2年ぶりとなる。今年度は153名が入社し、職種は事務52名、土木70名、施設31名で、土木が昨年度よりも15名増となった。
小畠社長は挨拶で新入社員に期待することとして、「良い社会人になること」「国際的視野を持つこと」「早く戦力になること」の3点を挙げた。1点目では、「社内外から正しく幅広い情報を得て、自ら考え判断していく努力を積み重ねて欲しい」と述べ、自らの仕事と社会の関係を考え、「自分の仕事が社会からどのように見られているのか、外から客観的に見る習慣を身に付ける」ことを期待した。2点目では、「土木技術・通信技術など我々が使う、あるいは開発する技術について常に海外動向をみておかなければならない」必要性をあげ、「10年後20年後には当社の事業環境は間違いなく、今以上に国際化が進んでいく時代になる」との見解を示した。さらに3点目では、「災害復旧にあたって高速道路の期待が高まっている。高速道路を繋げること、機能を向上させることは、その地域に新たな価値を創造する基盤になると言われている」と説明したうえで、「新設工事のほか、4車線化や老朽化対策としてのリニューアル工事、利便性向上のためのインターチェンジの増設など、長期にわたって事業が増え続けることが目に見えている」ことから、「いち早く戦力となり、一緒に仕事をすることを大いに期待している」と述べた。
小畠社長の挨拶後には、新入社員代表として北海道支社道路事業部施設課に配属された山本健太氏が決意表明を行った。
新入社員は15日まで東京で集合研修を行い、18日から28日までの各配属先でのオンライン研修を経て、各配属先での業務に従事する。
153名が新たな門出を迎えた