道路構造物ジャーナルNET

鋼橋を中心とした鋼構造物の施工において大きな技術的アドバンテージ狙う

瀧上工業 現場溶接大手の東京フラッグを子会社化へ

公開日:2022.03.04

 瀧上工業は、鋼橋など鋼構造物工事における現場溶接を専門とする東京フラッグを完全子会社化するため、株主との間で「株式譲渡契約」を締結することを決議した、と発表した。東京フラッグは、1988年11月の創業以来、多くの鋼構造物工事の現場溶接を手掛けている。最近でも有明筑後川大橋やかなえ大橋(気仙沼湾横断橋)など施工が難しい長大鋼橋の溶接にも携わっている。
 瀧上工業は東京フラッグを子会社化することで現場溶接の機械化など溶接に関する技術開発を進めると共に、鋼橋やその他の鋼構物における技術的アドバンテージを拡大し、さらには現場溶接工を安定的に確保できるなどの相乗効果を見込み、グループ全体の収益拡大を図っていく。また、東京フラッグの会長である浪花俊勝氏には引き続いて経営や技術面で関わってもらう方針だ。


東京フラッグの施工例(弊サイト掲載済み)

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