阪神高速道路　2021年度工事安全管理優秀受注者を表彰

　阪神高速道路（吉田光市社長）は3月1日、大阪市内の本社で2021年度の工事安全管理優秀受注者表彰式を開催し、7工事9社を表彰した。同表彰は同年度に発注した工事を対象に、安全管理の取り組みが著しく良好な工事・企業を表彰するもの。作業環境改善への細やかな配慮、基本に立ち返った安全管理の徹底、そして安全管理重点項目に対する着実な対応などの点を踏まえ、選定した。
　表彰にあたって吉田社長は「老朽化に伴う大規模修繕事業が増えており、都市構造の複雑化によって、工事の難易度が上がっている。このため、施工時の安全性の確保は今後一層重要となってくるだろう。事故ゼロを目指し、工事の安全管理のレベルアップへの協力を引き続きお願いしたい」とあいさつした。
　工事安全管理優秀受注者は以下の通り。

▽淀川左岸線工業用水導水施設等撤去工事／受注者：奥村組
▽常磐工区西除川河川構造物等復旧工事／同：鹿島・飛島特定建設工事共同企業体【鹿島建設】【飛島建設】
▽PC桁等大規模修繕工事（2019-1-大管）／同：ショーボンド建設
▽新泉大津パーキング新築工事（2020-湾）／同：コーナン建設
▽東大阪線鋼桁大規模修繕工事（その1）／同：IHIインフラシステム
▽塗装改良工事（2020-2-湾岸）／同：東海・昭和特定建設工事共同企業体【東海塗装】【昭和塗工社】
▽鳴尾浜料金所新築その他工事（2020-湾岸・岸）／同：中林建設

工事安全管理優秀受注者の記念撮影