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縦目地部に超高強度コンクリートを使用した床版 対策追記

NEXCO中日本 主桁による拘束の影響を考慮した上で、超高強度コンクリートの打設後に縦目地部の接合部付近にひび割れが生じないことを立証へ

公開日:2021.11.15

 NEXCO中日本は5日、新設や大規模更新などで用いられているプレキャストPC床版の橋軸直角方向接合部に超高強度コンクリートを使用した床版において、同接合部付近にひび割れが確認された事案に関して、さらに15日に対策を追記した。
 縦目地部に超高強度コンクリートを打設しプレストレスを導入しない構造を全断面プレキャスト PC 床版と同等とみなす例として、NEXCO 試験方法試験法 442「プレキャスト PC 床版接合部の疲労耐久性試験方法」により耐用年数 100 年相当の載荷荷重及び載荷回数に対して漏水がないことを確認することに加えて、「主桁による拘束の影響を考慮した上で、超高強度コンクリートの打設後に縦目地部の接合部付近にひび割れが生じないこと」を満足することを適切な方法で立証する方針だ。

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