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受注金額ベースでは新設が前年同期比45.6%増で更新・保全割合は46.5%に

橋建協 2021年度上半期の国内鋼道路橋の受注量は80,627t

公開日:2021.10.27

 日本橋梁建設協会(髙田和彦会長)はこのほど、2021年度上半期の国内鋼道路橋の受注実績を明らかにした。会員31社の受注量は80,627tで、前年同期と比べて3,334t増(4.3%増)となった。国内道路橋以外では、鉄道橋が3,263t(前年同期比17.2%減)、その他の鋼橋が3,186t(同1,942.3%増)、海外橋梁とロック・スノーシェッドがゼロで、合計は87,075t(同7.2%増)だった。
 鋼道路橋の発注者別では、国土交通省29,591t(同30.8%増)、都道府県7,110t(同33.8%減)、市町村3,642t(同36.4%減)、NEXCO東日本4,051t(同25.3%減)、NEXCO中日本9,145t(同894%増)、NEXCO西日本18,029t(同39.2%減)、首都高速道路743t(同395.3%増)、阪神高速道路1,676t(同149.4%増)などとなった。
 受注金額ベースでみると、2,269億で同24.1%増となっている。このうち、新設工事が1,213億円(同45.6%増)、更新・保全工事が1,056億円(同6.0%増)で、全体に占める更新・保全工事の割合は46.5%となった。首都高速道路では保全工事の割合が100%、阪神高速道路では更新・保全工事の割合が99.9%、NEXCO中日本では同割合が87.3%に達している。

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