道路構造物ジャーナルNET

協会財政は健全化達成 単年度1,000万円の黒字 正味財産残高は約1億円に

橋塗協 奈良間力会長が再任 次世代への事業承継が課題

公開日:2021.06.12

 (一社)日本橋梁・鋼構造物塗装技術協会は5月21日、東京・アルカディア市ヶ谷で第10回定期総会を開いた。新型コロナの影響を避けるため出席は最小限の開催とした。同総会では役員改選の結果、奈良間力会長(右肩写真)が再任され、引き続き会長として同会を牽引していくことになった。
 奈良間会長は、ZOOMによるメッセージの中で「8年目に引き継いだ時は、一般社団法人化する段階であり、会員数の深刻な減少という課題があった。引き受けるにあたりコンプライアンスの厳格な順守と会員の増強による会財政の健全化が大きなミッションであったが、幸いに昨年度においては1,000万円の単年度黒字を達成し、正味財産残高は約1億円と財政再建を達成し、健全な協会運営も図ることができた」と語った。
 一方で積み残した課題として次世代への事業承継を挙げ、「5期目となる会長職をゆだねられた限りは、次世代へつなぐ仕事をしっかりと果たさねばならない」と述べた。

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