道路構造物ジャーナルNET

国交省 モニタリング技術

橋梁6件、法面・斜面分野2件を採択  

公開日:2014.12.09

 国土交通省は、社会インフラへのモニタリング技術の活用推進に関する技術に関する技術研究開発にかかわる公募について、橋梁分野について6件、法面・斜面分野について2件を採択した。採択された技術は、今後現場実証を行う。
 採択技術は橋梁分野がALB(航空レーザ測探機)による洗掘状況の把握(パスコ)、振動モード解析に基づく橋梁の性能評価システムの開発(大阪市立大学・IMV)、橋梁点検ロボットカメラ等機器を用いたモニタリングシステムの創生(三井住友建設・日立産業制御ソリューションズ)、画像解析技術を用いた遠方からの床版ひび割れ定量評価システムの構築(大成建設)、省電力化を図ったワイアレスセンサによる橋梁の継続的遠隔モニタリングシステムの現場実証(オムロンソーシアルソリューションズ・東京工業大学)、高精度かつ高効率で人工構造物の経年変位をモニタリングする技術(日本電気・大林組)。
 法面・斜面分野は傾斜センサー付き打込み式水位計による表層崩壊の予測・検地方法の実証試験(応用地質)、多点傾斜変位と土壌水分の常時監視による斜面崩壊早期警報システム(中央開発)。(詳細は上表)
 また、採択技術以外でも実証現場の提供を受けられる技術として、橋梁分野で7件、法面・斜面分野で7件が選ばれている。

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