クリテック工業の道路橋用伸縮装置
「ハイブリッドジョイント3LⅡAタイプ」~50年相当の止水性・耐久性を実現~
KeyPoint
- 伸縮量 200~600mm。最大遊間 1,230mm まで対応可能
- 接続容易なファスナー式ジャバラ状ゴムシートに変更
- 止水性能試験・実物大疲労試験により、50年相当の止水性・疲労耐久性の確保を確認
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NETIS登録番号 | KT-210067-A |
商品リンク | https://cretec.jp/products/3l/ |
橋梁用伸縮装置の総合メーカーであるクリテック工業は、従来品と比べて止水性能を大きく向上させ、かつ耐荷能力に優れた道路橋用伸縮装置を開発。
新技術① 道路橋の伸縮量が200~600mmまでの、新設・補修工に使用可能な鋼製伸縮継手装置。適用最大床版遊間は1,230mmまで対応可能。
新技術② 止水材を弾性シールからジャバラゴム状シートへ変更。接続方法もファスナー式に変えたことにより、任意の箇所での接続が可能になった。
新技術③ 製品の高さ・長さを荷重支持板の耐力計算に基づき算出する方法に変更。結果、鋼重軽減となった。
上記の新技術による改善点により、
・経済性の向上: 鋼重軽減等により従来品に比べて約20%の節減。
・品質の向上: 止水材の伸縮装置外への逸散なし。止水性能試験・実物大疲労試験にて50年相当の止水性と疲労耐久性を確認。メンテナンスフリーを実現。
・工期の短縮: 施工性の向上(新技術によりクレーン車の能力に合わせた製品分割が可能となり、接続作業の時間短縮や施工スペースの縮小対応)と、鋼重軽減により、従来品に比べて約30%ほどの短縮が図れる。
・周辺環境への影響抑制の向上: 工期の短縮や、作業スペースの縮小対応が可能なことにより、交通規制への影響の抑制が図れる。
※寒冷地においてはアイスバーン(圧雪)対策及び除雪車への配慮として、荷重支持板の背面部に除雪グレーダー対策タイプの誘導板を取付。
施工実績
<R4年度からの実績>
・道長第5号の4他 (主)西条久万線 橋りょう補修工事(竹谷橋)新設 3LⅡA-250 17.869m
・令和4年度 道路更新防災等対策事業ゆうゆう橋橋梁補修工事 補修 3LⅡA-400DG 7.262m
・飛越大橋伸縮装置取替工 補修 3LⅡ-350DG 14.527m
・市川大橋5・6(上・下) 床版取替・耐震補強工事(市川大橋 P17下り線) 新設 3LⅡ-200 8.941m
画像ギャラリー
担当者連絡先
株式会社クリテック工業 工務部 石戸
〒105-0004 東京都港区新橋5-27-1 パークプレイス6F
電話:03-5403-7373 FAX:03-5403-1400
【メールアドレス】 cretec@fancy.ocn.ne.jp
【ホームページ:クリテック工業】 https://cretec.jp/
【伸縮装置Navi】 https://jointnavi.net/