三菱樹脂インフラテックのCFRPロッド(炭素繊維をロッド状に加工した補強材)埋設による道路橋床版上面補強工法
「リードライン工法」~荷重増を抑制しつつ補強効果を発揮~

KeyPoint
- 補強に用いるロッドは軽量かつ腐食の心配がない
- コスト縮減・工期短縮が可能
- 荷重増を極力抑制しつつ補強効果を発揮できるため橋梁全体への影響を軽減
カテゴリー | |
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NETIS登録番号 | KT-060064-V |
商品リンク | http://www.mp-infratec.co.jp/products/civil_engineering_materials/carbon_fiber-reinforced_repair/cfrr003.html |
三菱樹脂インフラテックは道路橋コンクリート床版上面の張出部や支点部に適用が可能なCFRPロッド(炭素繊維をロッド状に加工した補強材)埋設による道路橋床版上面補強工法「リードライン工法」を橋梁床版のB活荷重対応、車線拡幅、高欄更新工事等による荷重増を極力抑制しつつ補強効果を発揮する工法として展開している。
樹脂モルタルの中に軽量かつ腐食の心配がないCFRPロッドを配するだけの簡便な工法で、他工法である炭素繊維シート、CFRPプレート工法と比較してもコスト縮減・工期短縮が可能。鉄筋よりも軽量なCFRPロッドを補強材として用いるため、補強工実施後の荷重増も抑制でき、下部工や基礎工など橋梁全体への影響を軽減できる。また、(軽量な部材であるため)現場での作業量も少なくできる。長期的には(従来の鉄筋と異なり)腐食の心配もない。
設計単価はCFRPロッドが、リードライン 8φ:5,000円/㍍、リードライン10φ:7,200円/㍍、リードライン12φ:10,000円/㍍。
プライマー(PS-370H)が2,600円/㌔、樹脂モルタル用タックコート(C-270H)が 2,600円/㌔。
施工手順は以下の通り。
①施工範囲の舗装、防水層の撤去
②コンクリート表面の汚れおよび脆弱部を撤去する為、下地処理(ショットブラスト研掃等)を行う
③プライマー塗布
④ベースレジン(タックコート)を塗布後、樹脂モルタル下塗り
⑤CFRPロッド(リードライン)の設置
⑥樹脂モルタル上塗り
⑦橋面防水および舗装復旧
施工実績
蛍見橋(I期工事) 張出床版部(B活荷重対応および拡幅工事対応) HM12φ×2,300m
源太橋 張出床版部(B活荷重対応および拡幅工事対応) HM12φ×13,000m
柳元橋 張出床版部 HM10φ×1,350m
糸郷谷橋 張出床版部 HM12φ×1,500m
画像ギャラリー
担当者連絡先
三菱樹脂インフラテック株式会社 防水補強部 三橋 悠三
〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町1-2-2三菱樹脂ビル
電話03-3279-3089 FAX:03-3279-6638
mitsuhashi.yuuzou@ms.mpi.co.jp
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