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道路橋が前年比11.3%減

16年度鋼橋受注実績20万トン 日本橋梁建設協会

 日本橋梁建設協会(会長=石井孝・JFEエンジニアリング副社長)はこのほど、16年度の会員会社31社の鋼橋受注実績を明らかにした。それによると、16年度の鋼橋受注実績は対前年度比14.8%減の20万170トンとなり、再び減少となった。道路橋の低迷や期ずれなどにより、4年連続の25万トン割れとなった。今年度は、目立つ大型プロジェクトがないことから20万トン前後の横ばいと予測する。

 品目別では、鉄道橋が同50.7%減の7416トン、その他の鋼橋が同42.5%減の1020トン、輸出橋梁が同89.7%減の230トン、道路橋が同11.7%減の19万1504トンとなった。

 道路橋の発注機関別内訳では、市町村が同7.9%増の1万5806トン、その他官庁が同381.6%増の366トン、民間が同189.5%増の9307トンと増加した。

 一方、国土交通省が同6.1%減の7万6443トン、旧公社公団が同27.5%減の5万5663トン、都道府県が同14.45%減の3万3919トンと前年を下回った。

 旧公社公団では大規模更新事業が始動したが、受注に寄与する案件が少なく、昨年度大幅な増加をみせた首都高速道路が同82.6%減と反動減となっている。

 今年度の新設橋梁に関しては、東日本大震災関連の復興案件はほぼ始動しており、目立つ大型プロジェクトがないことから、16年度同様の20万トン前後の横ばいと見込んでいる。当面は厳しい環境が続くとみている。同協会では、鋼橋の魅了を伝える活動の中で、具体的なデータに基づいた比較検討活動を展開し、鋼橋の良さをアピールしながら、受注につなげていきたいとしている。

(「週刊鋼構造ジャーナル」2017.5/15号より)