道路構造物ジャーナルNET

日東建設のあと施工アンカーおよびナットの健全性診断装置
「BOLT-Tester」~ハンマー打撃で簡単・迅速に健全性診断~

BOLT-Tester

KeyPoint

  • ハンマーで打撃するだけであと施工アンカーの固着不足やナットの緩みを検出
  • 打音検査と同程度の手軽さで検査結果を客観性のあるデータとして記録
  • 測定結果はCSVファイルで保存され、表計算ソフトで簡単にデータ集計
カテゴリー
NETIS登録番号HK-180001-A
商品リンクhttps://nittokensetsu.co.jp/technology/bts.html
公開日:2020.06.19

 日東建設のBOLT-Testerは、ハンマー打撃によってあと施工アンカーの固着不足や、ナットの緩みを検出する装置である。測定のために特別な治具を測定対象物に取り付けるといった準備は不要で、ハンマーで測定対象を打撃することで打撃力の時間波形を測定・解析し健全性の確認を行う。打撃に使用するハンマーは、対象物の重量によって大・中・小の異なったサイズのハンマーを使い分ける。(測定対象の目安:M8~M24)

① あと施工アンカーの施工管理と維持管理
 あと施工アンカーの検査手法として、一般的に目視・触診・打音検査などが行われているが、「目視確認では物理的な締結力の確認が難しい」、「打音検査では判断が点検者の主観に頼るため客観性がない」、「測定データが残らない」といった課題がある。また、引張試験は試験にかかる時間と費用、あるいは対象物への負荷が大きいなどの問題点を抱えている。BOLT-Testerは、ハンマーで打撃を行うだけで客観的な測定データを記録し、対象物に与えるダメージを抑えて健全性の確認を行う事が可能であり、測定も打音検査と同程度の手軽さで行えるため、あと施工アンカーの施工管理から維持管理まで幅広く活用することができる。

② ナットの緩み確認
 BOLT-Testerは、標識・照明柱などの道路附属物や橋梁・トンネルの付帯設備等様々な構造物で使用されているナットの緩み検査に使用することができる。定量的な測定結果が得られるため、交通騒音の影響や点検者の主観による検査結果のバラつきをなくし、締め付け不足や締め忘れ、構造物の振動などによって生じたナットの緩みを検出することができる。

施工実績

国土交通省・地方自治体 3台
建設会社・建設コンサル 23台
その他、鉄道・電力会社・広告/看板業者など多数納入実績あり

画像ギャラリー

担当者連絡先

日東建設株式会社 札幌支店 技術開発部 岡本 真

〒003-0833 北海道札幌市白石区北郷3条4丁目9-8

電話:011-874-6200 FAX:011-874-6245

okamoto@nittokensetsu.co.jp

【ホームページ】 https://nittokensetsu.co.jp/

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